junjunのはなまる日和&ときどきネパール

日々の暮らしとネパールのことなど・・・。

世界遺産三つ目 バクタプール ④

2010-09-13 16:31:07 | ネパール
 ②のタチュパル広場から③のトウマンディ広場までがメインの観光通りのようです。 お土産やさんもたくさんありますのでのぞきながら歩くのも楽しいです。

 突然聞こえてきた音楽を聴いて「このCDほしい」と言うと ディネシュさんは「これはお経ですよ」というのです。 「何でもいいけど、こんなに心地よい音楽はない・・」といって2枚買い求めました。 

 聞こえる言葉は最初から最後まで「オン、マニ、ぺ、メ、フォー」の5つだけです。 ですがエンヤのような心地よい響きです。

 正確には「オーン、マーニ、パドゥ、メー、フン」ということで、5つの世界(人間、動物、神、鬼、お化け(地獄))全部が平和になるように・・とのことです。

 その後、カトマンドゥのあちこちで耳にするようになりました。



 話がそれましたが、いよいよ最後のトウマンディ広場に着きました。




 ③ トウマンディ広場

 ニャタポラ寺院 (ニャタ=五重 ポラ=屋根)

この広場で一番目立つのがこの五重の塔です。

17世紀~18世紀、マッラ王朝、ブパティンドラ・マッラ王が建てたもの。 5段の台座の上に立っています。 全体の高さは30m。この寺だけは1934年の大地震でも倒れなかったそうです。 

 ニャタポラ寺院正面の階段には五対の石造が並んでいます。
下から順に 戦士(地) 象(水) 獅子(火) グリフィン(風) 女神(空)です。
 
 戦士は人間の10倍の力を持ち、それぞれ下の像の10倍の力を持つといわれ、「宇宙の五大エネルギー」を表しています。

 建物の中には、さらに10倍の力をもつ、マハー・ラクシュミーという女神が祀られています。 マハー・ラクシュミーは「天国」を表します。


 台座の一番上まであがることができます。 空気が澄んで晴れた日には寺院のうしろ、北の方にヒマラヤが見えるようですが、この時は疲れてしまって上がる元気がなくパスしてしまいました。

 2008年12月、4回目の訪問でようやく上ることができました。いい眺めです。



 バイラヴナート寺院 (バイラヴ=シヴァの化身 ナート=神さま)

17世紀の起源ですが1934年の大地震のあと建て替えられています。




 これで一応一まわりとなりました。
 

お腹もすいたので「カフェニャタポラ」でランチといたします。
右にみえるのはバイラヴナート寺院、ニャタポラ寺院はカフェニャタポラの陰です。

 ネパールは日差しが強くて長く外に立っていられません。 ・・が、日陰に入ればとても涼しくさわやかです。 
私は時間が許す限りここでゆっくりして人の流れなどをぼんやり眺めて過ごすのが好きです。


 ネパールでの日傘事情

 ネパールでは何年か前までは、日傘をさしていると 「あの人頭おかしい」 と笑われたそうです。 ですが最近ではかなりたくさんの人(女性)が日傘をさして歩いています。 日傘をさしてもおかしいといわれなくなってからの訪問で私は大助かりです。



 これは、同じ2007年の12月に訪問したときの帰り道で遠くに見えたヒマラヤです。 頭だけでしたが見えた時は感激したのを覚えています。 左のとんがった山がカンチェンジュンガ(8586m)?


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