今日も床を拭こうとしますが、さっと屈んだり足の移動が思うように行きません。
恰好よく≪老人力≫がついたなんて言いますが、金沢弁では【ドショマナー】と申します。
“ショマナー”は”下手”とか“何をさせても恰好よく出来ない”事を言いますし、それの最上級に”弩(ド)”がつきます。
バランス良く歩くのが出来なくて、自分の足や杖に躓きますと自分でも笑ってしまいます。「ドショマナー」
いつものように孫息子から「家にいるならご飯食べさせて」と急に電話が入ります。
ジイチャンはもうご飯がすんでいますから、冷凍庫をのぞいて鶏肉やひき肉で野菜スープというよりも野菜ごったスープとハンバーグを作りあさりの味噌汁とジャガイモサラダを汗をかきかき作ります。
ご飯が炊けたころにやってきます。
来るたんびに新しい病気にかかっているようで、いわゆる保育園でうつってくる子供の感染症をさんざんやって、リンゴ病やとびひ手足口病なんて一通り”王子クン”の身体を通過して行ったようです。
「おいしいね」と言いながら有り合わせのサンチュをちぎりながら「マ※◎§・・・ジュチョウダイ」すかさず「マヨネーズ今日は無いの!」と母親がけん制します。
『下痢ギミなんです』だそうで、『おにぎりまだチョウダイ』というのに『お野菜食べなさい』と言われて≪キャベツ・レタス。≫
お豆腐を食べながら“おとーフ”というと「違う」「あれー冷ややっこ?」というと”ウン”とうなずく。
録画してあった”おかあさんといっしょ”を見ながらびっくりするほど難しい歌を一緒に唄っている。
『じゃぁ帰るか』とトートがいうと「かえろかえろ」
『またおいでね』というと『アント』とこくり。しっかり対話している。二歳一か月ビックリするほどしっかりして来た。