昨夜のつづきです(原発抗議行動の)。
官邸前【4万人のひとり】、7歳と5歳の子どもを連れてきた東京三鷹市の
相川郁子さん(36)さんは、「初めて来ました。来月3人目の子がうまれるの
で、その前になんとか参加したくて。3・11以降、受け身じゃなくて、自分で
声をあげなきゃって。原発はすぐになくなってほしい」。
滋賀県大津市関西電力滋賀支店前、約100人のうちの一人、夫とともに
福島県南相馬市から大津市に避難している青田恵子さん(62)は、胸に
「福島を殺すな!ふるさとを返せ!」、背中に「東電、国あやまれ!」と書いた
プラカードを掲げて参加しました。青田さんは「今の気持ちです。福島には一
度も帰っていません。避難が徐々に解除されていますが、人の命を守る基準
が明確ではありません」と話しました。
京都市関電京都支店前で、英国出身のアンドリューさん(38)=京都市=は、
「ジャパンは地震国だし、原発は危ない。ドイツに続いて早くなくしてほしい」と。
大阪市北区関西電力本店前2000人以上のなかで、俳優の山本太郎さんも
あいさつ「すごいエネルギーですよ。官邸前にも負けていない。ここが“本場”で
すもんね。電気が足りているのに許すわけにはいかない」と訴え、拍手と声援。
神戸市の関電支店前、同市須磨区の女性(59)=医療事務=は「大飯原発
が動かなくても電気は足りていたんですね。それなのに『足りない』と世論を誘
導して再稼働させた。関電のウソの体質ですね。ただちに大飯を止め、関電の
責任追及が必要です」と語りました。6月に東京から神戸に引っ越してきた女性
(67)は「私たちは結局、原発行政を許してきました。それが3・11でああなって、
せめてできることをやろうと、ここにきています」と話していました。
和歌山県では和歌山市関電和歌山支店前と神宮市の同新宮営業所前で取り
組まれました。
名古屋市関電東海支社前、400人ほど。この場での行動が始まってから3カ月。
新たな参加者が増え続けています。4歳と6歳の子ども連れた市内在住の女性(40)
もこの日が初参加。「すごい熱気。来週は仕事で東京にいるので官邸前に参加しま
す。子どもが大事でない親などいない。母親をなめるなといいたい」と話します。
以上、今朝の「しんぶん赤旗」の紙面からの声の紹介です。
赤旗読者の方に今朝配達してきました。「見知らぬ」kaeru読者の方にお届けしたく
長くなりました。赤旗のHPは8日の「紙面」になっていません(8:59現)。kaeru報が
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