kaeruのつぶやき

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金沢着の手前、倶利伽羅峠。

2014-04-25 19:53:51 | kaeruの「おくのほそ道」

■奥の細道の旅 (4/23日着信)

○現在地  倶利伽羅峠に到着しました。

○次の目的地  金沢

○次の目的地までの距離  45.9km

○次の目的地までの歩数  61,496歩で達成です。

また到着の知らせの着信を見落とすところでした。

「おくのおそ道」の「金沢の段」冒頭に

≪卯の花山 ・ 倶利伽羅が谷を越えて、金沢は七月中の五日なり。≫

とあります。七月中の五日とは、十五日のことです。

 

「おくのほそ道」文中には触れられていませんが、倶利伽羅が谷は倶利

伽羅峠の谷で、寿永二年(1183年)木曽義仲はここで平氏の軍七万と

対峙しこれを破ります。数百頭の牛の角に松明をつけ突進させ、この勝

利によって義仲は一気に京都へ攻め上るとことになります。

 芭蕉は義仲びいきで、後に自分の墓を義仲の墓と並べてほしいとし、

大垣市の義仲寺境内で義仲の墓の近くに作られているそうです。

木曽義仲は長野県の歌「信濃の国」 のなかで 「朝日将軍義仲も」 と歌わ

れていますが、その義仲をなぜ芭蕉がひいきにしたのか興味のあるところ

です。