今日、このブログでお馴染みの「てんがらもんラジオ」が今までの1時間
枠が2時間番組になりました。その中心になっているブログ「70歳ー旅の
途中」のブロガー村永チトセさんとはブログを通じてですが、この間の取り
組みの状況を伺うことができました。
今日の状況はこのURLで見れます、2時間ですが時間を区切ってでも
ご覧いただけたらと思います。
http://www.ustream.tv/recorded/45696735
このなかでも読み上げられましたが、kaeruとしてのメッセージに 「今ま
での2倍の楽しみを聴く人に届けられる」と書きました。2時間を視聴して、
2倍では足りない、何倍という数字よりその内容が質的に豊かになった、
ということに気付きました。それは中心になっている数人の御婦人方の
年齢が70歳前後であることと関係しているのではないかということです。
例えば、三姉妹によるミニコンサートが行なわれましたが、この若い音
楽家たちは村永さんが経営していた保育園のかっての園児たちでした。
あるいは地域住民の交流を目的にした「触れあい会」に責任を負ってい
る方はこのグループでの最高齢者とのことです。
こうした一人ひとりの結ぶつきが、ここに結集されてとき、2倍という量的
な増加は、地域の過去現在が持ち込まれ、その魅力が次の魅力をここに
あつめてくるという予感がしました。
これをひとり一人の高齢期の生活に替えて考えると、かって多くの人は
労働の場から定年という区切りを経て、10年間位の「自由時間」しか持つ
ことができませんでした。それが現在、2倍3倍の時間をもつ時代です。
ただその中身の豊かさの質が問われているのです。この課題は「kaeru
のつぶやき」が80歳代のブロガーの紹介などを通じて問題意識として感
じている課題でもあります。
地域で、自分の人生の経緯にたって自分らしさを発揮し、他者との協力
の関係をどうつくるか、その関係づくりにツールとしてのインターネットをど
う活用するか、一歩進めていえばこうして発信している現在のブログから
そういう役割を果たせるブログへとどう発展させるか、が課題になっている
と感じました。
薩摩おこじょの活動に刺激されての生煮えのままの感想です。