てんがらもんラジオ116回目
http://www.ustream.tv/recorded/47572308
今日の「てんがらもん」では、ゲストの井上透さんの「花光会」の話を印象
深く聞きました。ひと言でいうと「老益世代」の姿を見せてもらったことです。
「老害」という言葉はかなり流行っていますが、これからは「老益」という言葉
が流行ることでしょう。どういうことかを教えてくれているのが今日の井上さん
のお話です。
10時にはじまった「てんがらもんラジオ」、10時30分から井上さんの話に
なりますから、その内容はぜひ視聴してもらいたいのですが、ここでも少し
呼び水として紹介してみます。
「花光会」とは地域の老人会の名称ですが、総数104名の平均年齢が78
歳で最高は90歳だそうです。井上さんからこの会は高齢者の同好会ではな
く、老人福祉法の理念にもとづく活動をすすめている、との発言に私は「老人
福祉法」を開いてみました。
「老人福祉法」の「基本的理念」は(と条文を引用すると長くなりますので略)。
要するにこの「基本理念」にもとづいて日常の活動をすすめているのです。
その日常活動の内容も視聴してもらえれば分かりますので略します。
さて、今夜も今日の終わりが近づいてきまし
あと残された30分間に言うべきことを言わなければ終われません。
人生も同じことだと、井上さんたちの活動は示しています。
平均年齢78歳の諸活動は「人生の残された期間も自分らしさ」を発信続け
たい、という「輝き」の日々でしょう。「花光会」の活動とは別だとしても「てんが
らもん」に携わる人々の姿も同じ「輝き」です。そういう光と花の世代を「老益世
代」と呼んでみます。
「花光会」の会員の最高年齢はこの3月までは96歳だったとのこと、入院さ
れたので自主退会されたとのことです。さて、もしこの方が何らかの形で自分
を発信し続けたいと思い、また仲間の姿を身近に感じたいと思ったらどうした
らいいのでしょう。例えば、その方が井上さんの「てんがらもん」ゲスト姿を見
ることができたら、心に大きな励みになり体をも元気づけることでしょう。
そういう環境・条件があればできたこと、できることです。
ブログはそのひとつだと思います、扱いやすいタブレットなど身近にあれば。
そんなことを気付かせてくれた「てんがらもんラジオ」に、そして
ブログよ、今夜もありがとう!