冷えます、背中がぞっくとして厚いものを着こみました。
桜は満開で少しの風でも散りそうです。
まるでその盛り上がり、重ね合った花のかたまりから冷えた空気が漂って
くるようです、花冷えでしょう。
花冷えや日暮は外を見たくなる 池田澄子
特に見たくなりませんので、kaeruの冷えは風邪かも。
すぐれぬといふはこのこと春の風邪 今井つる女
歳時記の解説に「暖かくなったからと油断をしてひくのが春の風邪。
冬に猛威をふるうインフルエンザなどと比べ、どこかのどかなか感じ
がある。誰も風邪などひいていないのに自分だけがという間の抜けた
雰囲気も漂う。」 とあります。
わが身にしては、 喉がえがらぽくなりとてものどかとは言っていられぬ有り
様なのです。こうしてつぶやきがぼやきに近づいてきますと、額が熱っぽくなり
もうこの辺でよして寝たら、と体内から声がかかります。
そうします、早めのお休みなさい。