夕食後視聴はじめてゲストの池田さんの顔と話にひきつけられて、今夜中にまとめたいと思っていた矢先、急に画面が止まってしまいました。
スマホの小さな画面でしたので指がどこかに触れたためのようです。全体の視聴を終えてあらためてまとめるとして聞いていて思い出したことについてだけ触れておきます。
フルート演奏家として21歳で留学、30歳を過ぎて帰国、当時余り知られていなかったフルートについての理解を広げたいと地元鹿児島で「下駄履きコンサート」をはじめたり離島や僻地に出かける演奏活動について話されました。
その時、映画「シベリア物語」を思い出したのです。音楽については根深い劣等感を持つ私ですが、この映画の印象は深く残っています。歌声運動にも関係することですが、教室のなかの音楽だけでなく、文字通り音を楽しむ音楽に触れる喜びを感じました。そういう音楽を地域の人たちに伝えてくれる音楽の専門家に憧憬の念を感じます。
最初に池田さんの顔にひきつけられた、と言ったのですが、それはこの憧憬の念に通じます。多分話の前半にありました田んぼの泥に命の原点がある、との発言に共感したことと繋がっていると思うのですが、その辺りは全体を視聴したらまとまると思います。