一昨日のタイトルを「春の嵐」としたのはそれを季語とした俳句を紹介しようとしていたからでした。訃報が入って他の話に回ってしまいましたので今日は続として、
にはとりは春の嵐の下くぐる 岩淵喜代子
から始めてみます。
歳時記では、春疾風(はるはやて)が季語で春嵐は傍題のひとつ、他に春荒、春はやちがあります。
春疾風屍は敢て出でゆくも 石田波郷
春嵐足ゆびをみなひらくマリヤ 飯島晴子
春嵐われに未還のひと一人 平間真木子
春嵐に帽子ころびて聖母訪ふ 平畑静搭
一昨日のタイトルを「春の嵐」としたのはそれを季語とした俳句を紹介しようとしていたからでした。訃報が入って他の話に回ってしまいましたので今日は続として、
にはとりは春の嵐の下くぐる 岩淵喜代子
から始めてみます。
歳時記では、春疾風(はるはやて)が季語で春嵐は傍題のひとつ、他に春荒、春はやちがあります。
春疾風屍は敢て出でゆくも 石田波郷
春嵐足ゆびをみなひらくマリヤ 飯島晴子
春嵐われに未還のひと一人 平間真木子
春嵐に帽子ころびて聖母訪ふ 平畑静搭