kaeruのつぶやき

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皮膚に包まれた内臓=からだ。

2016-10-03 22:31:35 | どこまで続くかこのブログ

   健康診断に行ったのは4月でした、その報告を聞きに行った時胃カメラをのむことになっていてそれが今日、モニターに映る我が内臓・胃袋を見ながら人間の面白さを感じていました。

   もう10数年前、小腸を30センチ程切り取る手術をしたとき、我が身というものが分かりかけてきました。小腸とか大腸も確かに腹の皮に直ぐそこにあるのです。確かその時医者が自分の小腸、切りとったものを見ますかと聞かれたような気がします。麻酔の覚めたばかりの頭でしたから、見てみたいという気持ちだけだったのかも知れません。

   今回、昨日夜からなにも食べず水を飲んでいたばかりの胃袋はきれいに映っていました。胃カメラと小腸手術のことを考えていると次の言葉が理解できます。

【 生きている人間のからだは、皮膚という生きた袋の中に、液体的なものがいっぱい入っていて、その中に骨も内臓も浮かんでいるのだ 】。野口体操の野口三千三さんの言葉です。人体模型などはこの液体的なものが無い「乾いたもの」です。切っても血の出ない「ニセモノ」で、これを以って人体だと思わせられているのです。

   現物にもとづいて自分の理解を正していかねばと野口さんの言葉から思うのです。

   胃袋の次は心臓です、前回撮った心電図を前に医者が、今日も撮ってみましょう、というので撮りました。そして、なにやら心電図のマニュアルを開いて、詳しくみておいた方がいいでしょう、と大きな病院への紹介状を書いてくれました。

   心臓には自信があったのに! なにやら気になる波状があり、見ておいた方がいいでしょう、ということでした。心臓カメラというものはないでしょうから、内部は見れないがそこから発信される情報が内部の様子を知らせてくれるのでしょう。

   ここで思い出しました、以前健康診断で心電図ではなかったのですが、心臓に関してのデータを見て、再検査をされたことがありました。医者に普段の心臓の動きについて聞かれ異常は感じません、と答えたことを。我が心臓には普通でないが自分にとっては当たり前のことがあるのかも知れません。何れにしても我が身という袋と内部臓物とは一体の物ですから、よく調べてよく知っておくべきです。