花耀亭日記

何でもありの気まぐれ日記

「カラヴァッジョ展」に《法悦のマグダラのマリア》が!!

2016-02-22 11:36:19 | 展覧会

いやぁ、驚きました!! 今朝のNHKニュースで「カラヴァッジョの真筆 東京で世界初公開へ」という報道がされたようです。 

2014年の拙ブログ(←リンク)でも取り上げた《法悦のマグダラのマリア(Maddalena in estasi)》です。ロベルト・ロンギ財団のミーナ・グレゴーリが真作と判定し、2014年10月24日付「レプブリカ紙」で発表されました。(「レプブリカWeb」リンク→ここ

当時のブログ「カラヴァッジョ《恍惚のマグダラのマリア》の真作発見?!」に、「真作発表展覧会はいつになるのだろうか?」と書いたのですが、まさか東京の「カラヴァッジョ展」が世界初公開になるとは思いもよりませんでした(・・;)

ということで、今回の「カラヴァッジョ展」への来日カラヴァッジョ作品は11点になるということなのでしょうかね?


「ウンブリア国立考古学博物館」のガラスボウル。

2016-02-22 00:44:54 | 美術館

エトルリア繋がりになる。2014年秋にペルージャの「ウンブリア国立考古学博物館」を訪れた。エトルリア時代の出土品も多く展示されており、興味深く眺めてしまった。

「ウンブリア国立考古学博物館」(ペルージャ) 元ドメニコ会修道院だった中庭

宮城県美術館「黄金伝説展」では黄金の装飾品が紹介されていたが、ペルージャでもエトルリア婦人がどのように首飾りや腕輪を身に着けていたかを知ることのできる墓石像を見ていた。 

当時のエトルリア美人♪ 髪色やアクセサリー(首飾りや腕輪)の黄金色が褪せずに残っている。

ついでに、エトルリアのイケメン青年♪ 手に酒杯を持つ。

展示物の中でも、特に気に入ったガラスボウルがある。淡い水色を基調に、青と金の渦巻き模様が印象的で、ガラスの中にどのようにして埋め込むことができたのだろうと、当時の技術とその美意識に驚嘆してしまった。

「ガラスボウル」紀元前3~2世紀

青に金の渦巻きが美しい。

エトルリア時代末期頃の「ガラスボウル」だと思う。私的には渦巻き模様と言うとケルトを想起するが、もしかして、エトルリア文化とケルト文化って近しいのかな?? 古代文化についての知識の無い私の眼は、ただただそのガラスの映す美しい色彩のハーモニーを愛でるしかなかった。できたら持ち帰りたかったなぁ(^^ゞ

【おまけ画像】ウンブリア国立考古学博物館の猫さんたち♪