ゲストのむろさんさん情報によると、大阪「カラヴァッジョ展」サイトから《ホロフェルネスの首を斬るユディット》の画像が消えている!とのこと。確かに、消えていた!!
https://www.aham.jp/exhibition/future/caravaggio/
カラヴァッジョ《ホロフェルネスの首を斬るユディット》バルベリーニ古典絵画館
杞憂に終われば良いのだが、北海道の遅延8作品とともに、大阪展の目玉《ユディット》も来日しない可能性がありそうだ(-_-;)
今回の件は、実は私的にもなんとなく予想していたことではあった...。以前、拙ブログの「ロンドン「マンテーニャとベッリーニ展」展評を読むのも大変(^^;」で、キース・クリスチャンセンの展評に触れ、下記のように書いたことがある。
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ちなみに、この展評の中に「展覧会」について結構醒めた見方をしている興味深い一説があった。
「By their nature, exhibitions are artificial constructs defined by practical limitations. Some are self-imposed to underscore specific objectives. Others are the result of the realities of what can or cannot be lent or displayed.」(P.1040)
なんかだか、8月から始まる日本での「カラヴァッジョ展」に想いを馳せてしまった...
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結局のところ、今回の「カラヴァッジョ展」も「the result of the realities of what can or cannot be lent or displayed.」なのだと思う。