宮城野萩(ミヤギノハギ Lespedeza thunbergii)は宮城県の県花である。古今和歌集や源氏物語などでも歌枕として歌われている。
「宮城野の 露吹き結ぶ 風の音に 小萩がもとを 思ひこそやれ」 (源氏物語・桐壺院)
まぁ、そういうことで、宮城県知事公館の前の生け垣に宮城野萩が植えてあるのだと思う。先月末に宮城県美術館に行きすがら眺めたら、紅白の小さな花々が今年も生け垣を彩っていた。(多分、もう散ったかな?)
それにしても、宮城県美術館移転案に私は未だ怒っている。移転予定先の住民から移転要望書が出たらしいけど、それだけ辺鄙な所だからでしょ。川内の文教地区からそんな不便な所に引っ越すなんて。彼らは自分たちの利害だけで言っているのだと思う。宮城県美術館を愛する者(身銭を切って観ている者)は、移転なんぞ断固反対です。