「ティツィアーノ1508年」展の会場を出た後は、アカデミア美術館の地階(1階)展示室をサクッと眺めたのだが、バロック絵画が並んでいた。ヴァレンタイン・ド・ブーローニュ、カルロ・サラチェーニ、ドメニコ・フェッティ、ルカ・ジョルダーノ等々...まぁ、カラヴァッジェスキ作品と言ってよいのかもしれないけどね。
一応観終えた後はすっかり疲れ果て、アカデミア美術館の中庭↓を眺めなら、しばしぼーっとしてしまった。
実は、アカデミアのあまりにも充実し過ぎの常設展で疲れた後、集中力が落ちた状態で展覧会を観ていまい、これは失敗だったなぁと反省してしまった。トーハクだって平成館の後に本館を観るのが普通だしね。
アカデミア美術館を出た後はヴァポレットに乗り、荷物をピックアップするためにホテルに戻った。快晴の「セレニッシマ」。
ホテル近くのジャルディネッティから2番のヴァポレットでサンタ・ルチア駅へ。そして、ローカル線でヴィチェンツァに向かった。
ヴィチェンツァのホテルは駅からも市内へのポルタからもほど近い便利な立地で、さらに嬉しかったのは、フロントのおじさんが部屋をグレードアップしてくれ、広いお部屋に泊まることができたのだ。
旅先のホテルで良い部屋に当たると本当にほっとするものだ。