自然教育園を散歩したあと、金田中で昼食後
白金を歩いて松岡美術館までやってきました。
としちゃんのブログで紹介のエコールドパリ展をまだやっているので
久々にフランス絵画を見たくなりました。
写真OKですが、フラッシュと電子音がNGでシャッター音を気にしながらも
結構撮ってしまいました。
中央のホールには彫刻があり、ギリシア彫刻がまず目に入ってきました。
他にグレコやブールデルもありましたが・・
ジャコメッティのネコがいらっしゃいませ・・
気持ちのいい美術館です。
まずは1階の常設展から・・・
古代文明の部屋に入るとシュメールとかアッシリア、メソポタミア・・
まるでマチスの絵のような彫刻
アレクサンダー大王
永遠の謎の空間・・・エジプト文明
この静かな表情は何を語っているのでしょうか?
ガンダーラの部屋に入る前に・・
これはムーアだったかしら?
音楽を演奏する人たち
ガンダーラの仏様たちは何か現実的で
日本の仏像とはかなり趣が違います。
朝鮮の仏像に近いですね。
何か静かな気持ちになれそうです。
東洋陶器の部屋へ
コレクションの質がすごく高いような気がします。
量もほどよいです。
いよいよエコールドパリ展
意外と好きなマルケ
ユトリロの白の世界にはすごく惹かれます。
すごく寂しい絵なのに透明感があって好きです。
佐伯祐三の絵は葛藤の後が見えるようで苦しいのですが、ユトリロの絵には
静けさがあります。
最後に彫刻をもう1点。
確かジャコモ・マンズーでしたよね。
K建設の美術のクラブで彫金や油絵を習っていた時
彫刻は芸大の伊東傀先生がいらしていた。
いろいろな彫刻の話をスライドを見ながらしていただいたことを想い出し
ました。マリノ・マリーニやファッツィーニ等。先生の作品はどことなく
マンズーに似ていました。
インターネットで先生のことを調べたら今年亡くなられていたことを知りました。
古茂田守介・美津子先生等すばらしい先生をお迎えしたアトリエでした。
伊東先生の好きなマンズーを見ていっきに想い出しました。
おまけ)
帰り道のウィンドウです。
September 21, Shirogane
9月21日 自然教育園-プラチナ通り-松岡美術館 の1日分 おしまい