Reflections

時のかけらたち

さざんかの咲きはじめる頃・・・Season of Camellia Sasannqua

2009-10-25 09:32:15 | nature
10月12日新宿御苑のレヴューの続きです。

ゆったり歩いて今度は日本庭園にあるどんぐりを見ようとその方向に歩いて
行きました。







お茶目なダイバー、カイツブリ君










キラキラ紅葉



























いつの間にか・・こんな季節になって





砂糖菓子のようなさざんかが咲く・・































October 12, Shinjuku Gyoen National Garden





さざんかメモ

椿(つばき)科。
・学名 Camellia sasanqua
Camellia : ツバキ(カメリア)属
sasanqua : サザンカ(日本名)

・開花時期は、10/10頃~翌2/10頃。
・花の少ない晩秋から初冬にかけて咲き出す。
長い間咲き、正月を過ぎても楽しめる。
・椿(つばき)の漢名(中国名)「山茶花」が、
いつの頃からかこのサザンカの名前として
間違って定着した。
読みは「山茶花(さんさか)」
→「茶山花(ささんか)」
→「さざんか」というぐあいに変化したらしい。
上記から、「山茶花」の漢字名も本当は誤用。
(どこかで椿とサザンカが混同されたのでしょう。
さざんかと椿の区別が最初付かなかったわたしです。)

・日本が原産地。江戸時代に長崎の出島の
オランダ商館に来ていた医師ツンベルクさんが
ヨーロッパに持ち帰り、西欧で広まった。
学名も英名もサザンカ(Sasanqua)。

・1枚ずつ散る。(薮椿は花ごと散る)。
開花時期は、薮椿は春になってから、
山茶花は秋から冬咲き、と異なる。
また、寒椿とは、葉っぱも花も開花時期もほぼ同じで
なかなか見分けがつかないが、
背丈でおおよそ区別できる。

・花言葉は「困難に打ち勝つ、ひたむきさ」(山茶花)

・「山茶花を 雀のこぼす 日和かな」 正岡子規

「山茶花の 花や葉の上に 散り映えり」高浜虚子



コメント (8)
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