Reflections

時のかけらたち

時の流れに ・・・ as time goes by

2016-11-21 23:53:33 | music
Jessye Norman




"When I am laid in earth", from the opera, Dido and Aeneas, by Henry Purcell

片田さんお薦めのジェシー・ノーマン ダイドーのラメントを聴いている。
ジェシーノーマンはあまりにも有名な人だけど、ちゃんと聴いたことがなかった。
小澤征爾とよく一緒にやっているのをトピックスのようなもので見ていたり・・

スケールの大きさに驚かされる。静かな感動が広がっていく。

今年も町ではクリスマスソングが聴かれるようになり、また一年があっという間に
過ぎていく。もう去年の倍くらいの速さ。毎年そんなようになっていくのかしら。

最近は子供が社会人になって、そして大人になって行って
巣立つ時期が早いのではないかと思うと嬉しいような、寂しいような。
夕食も友達と食べることが増えていって、いろいろな世界を知って行くことは
いいことだと思う。

家では家族そろって食事することが当たり前のことだったので
主人が亡くなって一人欠け、今では娘は仕事の関係で全く遅いので
一人の食事がほとんどになり、おいしく感じなかったり、感じだり。

生きているということは同じ状態は続かないということですよね。
この時を大切にしていかないと。
最近気持ちがいらだつこともあり、こんなことではいけないと
反省しているところ。

ジェシー・ノーマンをYouTubeのミックス・リストで聴けば
次々と素晴らしい曲が続きます。



Hector Berlioz
La damnation de Faust (ファウストの劫罰)
"D'amour l'ardente flamme"








Les Chemins de l'amour (愛の小径)







Jessye Norman sings Gounod's Sanctus from Messe solennelle







Jessye Norman - Amen (D.Fraser)
Jessye Norman at Ely Cathedral
Arranged & Composed by Donald Fraser
American Boychoir · Ely Cathedral Choristers




泣けてきそうになる天上の音楽。


最近は毎晩眠る時にアシュケナージのショパン、ノクターンを聴いているけれど
この頃つくづく思うのはバッハやモーツァルトの時代より後に地球にいて良かったと思う。
その時代より前だと聴けないし、生以外のツールもない時代。

久々に型染に集中して、つくづく人間の他の動物と違うところは道具を使うところだと
思う。そこから物作り、芸術も始まるし。鳥は自分の声だけで表現するけれど
人間はいろいろな楽器を使うことができて。でも声が最高の楽器だとは思うけれどね。
絵を描くにも立体を作るにも道具がいる。生まれながらにして、みんな表現することが
好きなのね。何か本能的なもの?

反面、産業革命をおこし原子力を手に入れ、地球を破壊しかねないところまで
きている人間。知の探究心が強く、芸術を愛し、身体能力も極限まで追求し続ける人間。

コメント
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