Reflections

時のかけらたち

杉田真理子さんとジャズピアノの夕べ ・・・ evening of cinematic piano and Mariko Sugita

2017-06-08 22:55:09 | music






昨日は今の職場の同僚とジェィコブ・コーラーのジャズピアノと映画音楽の夕べ、ゲストヴォーカルに
杉田真理子さんのコンサートを楽しみました。

仕事を終えて、家に帰ってからの家事が多くて、間に合うかと思ってしまったくらい。
洗濯物を干したり、夕食を作ったり。家事のほかにもパリにいる姪と関西にいる義理の姉との
メールやSNSで会話が進んでしまい焦りました。友人も仕事が私より遅いのに、子どもの世話の後は家で
お母様の食事の世話をしてから会場に。

ジェイコブ・コーラーは朝日新聞でいつだったか見たことがあって、こんなジャズピアニストがいるのだと
かすめたことはあります。
今回はシャンソン歌手の杉田真理子さんの歌が聞きたくて、映画音楽もすごく懐かしい観た映画も多く、
楽しめるコンサートを近くで聴くという感じでした。

でも杉田さんのシャンソンをベースにしたドラマティックな歌唱力は魅力的です。
やっぱり枯葉はひとつのドラマを見るようでした。
杉田さん自身もすごく楽しんでいる様子がわかりました。ストリングスをバックにまたピアノを
バックに・・ 

ジェイコブは元気のいいピアニストという感じでした。山下洋輔のお母さんがピアノをたたくようにひくので
鍵をかけたと母が聞いてきたことを思い出すような、女性だと上原ひろみ?

ベースとドラム、それにストリングスが加わってジェイコブのピアノには両方一緒に入るというより
どちらかだけにした方がいいように思いました。





オードリー・ヘプバーンのメドレーは
 映画「昼下がりの情事」 魅惑のワルツ Fascination
 シャレード  ヘンリー・マンシーニ 懐かしい作曲家
 My Fair Lady  I Could Have Danced All Night

 チラシにあったMoon River は残念ながら演奏されませんでした。

チャップリン・メドレーは
 Limelight / Terry's theme
 街の灯
 モダン・タイムス Smile

杉田さんが歌われたのは
 The Way We Are
枯葉
 Smile
 おもいでの夏
 ひまわり

おもいでの夏をいつも英語で聴いていたのでフランス語だったので
ちょっとびっくりしましたがミッシェル・ルグランでフランス映画なので
こちらが本当ですよね。

おもいでの夏もひまわりもScott Walker も歌っているので後からYouTube
で聴いてみました。追憶は大好きな映画だし、曲もバーバラ・ストレイサンドのレコードを
確か持っていたと思う。大好きな曲でした。Smileも大好き。
ひまわりは映画は見ていないけれど、その曲を聴いただけで胸に迫るものがあります。
でも圧巻は枯葉かしら。
お客さんにはジェイコブだけでなく、杉田さんのファンもたくさんいらしていたようで、
ブラボーがかかりました。
杉田さんにはもっと舞台の上で余韻を楽しんでほしかった。結構ひくのが速くて。
彼女だけのコンサートにまた行きたくなりました。でも次はシャンソニエで。


プログラムが終わって、ジェイコブのアンコールはラ・ラ・ランドメドレーでした。
とても素敵な曲で、映画を見ておくべきだったかなと思いました。




音楽の後で生ビールとタイ料理で夕食を取りました。
今までいただいたタイ料理の中で一番おいしかったかしら・・

中野南口のアジアンカフェ ダオタイランドにて









料理は春雨サラダ、魚貝バジル炒めとパッタイ。
パッタイ初めてでとてもおいしかったです。どれも生ビールにぴったりでした。
コメント (2)
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