Reflections

時のかけらたち

藍型染めの魅力 …・ fascinated by Japanese indigo dyeing

2017-09-12 23:46:59 | my favorite


郷土資料室企画展「八十翁松原與七、藍に生きる」

たまたま着付け教室で出会った方が松原工房で型染めを習っているので、お知らせいただいた
工房展に行くようになり、その藍色の涼やかさに魅かれています。

今回は松原與七さんの展覧会が3回の作品の入れ替えがある長期にわたって行われることになりました。
のんびりしていたら毎回作品も違うし、せっかくギャラリートークもあるのならその時にということで
アルバトロスさんと待ち合わせて出かけました。




ビデオでは何度も色を重ねて染める藍染の様子や糊置きして裏表を染める中形染の仕事が映し出されて
そのあとでご本人が作品の前で語られました。

伝統の技法を使いながら、新しいことにチャレンジしていかれているcreativeな姿勢に若さを感じました。
中学の同窓生の工芸家も漆の世界で伝統を踏襲するものと新しいもの、同じものは二度と作らない作品も生み出しています。
松原さんは若者が賞狙いで伝統的なうけやすいものを作るのが残念と話していました。

写真が撮れなくて残念なのですが、コレクションも面白いです。

私の着物を見て、柄が途中で逆さになったりしているのでこれは着尺ですねと話されていました。
100歳で亡くなられたお母様の着物を譲っていただいたものですが、どこでも大変珍しがられます。
今ではこういう仕事をしている人がいないとのことで、大切にしたいと思います。




出かける前に娘に撮ってもらいました。




めくら縞の着物とこの単衣が一番気に入っていて、両方とも私のサイズに作り直しました。
めくら縞の方はそのまま着ていたのですが、最近裄を出すことにしました。


江戸川の資料館に行った後で夕方以前行っていた着付け教室の記念パーティに誘われて
久しぶりに着物友達に会いました。
今度みんなで有松に行ってみたいわねなんて話して・・
そしてみんなで思ったことは和服はもっと自由に着ましょうと。呉服屋さんの陰謀に乗らないで、
あまり細かい規則に縛られないで、気候に合わせて着ていればいいのではと。

電車の中でしゃりっとした夏着物を着ている方がいらしたけどとても素敵でした。




恵比寿のイタリアンでの開催でした。呉服屋さんの親会社が貸衣装屋でなんと今度
このイタリアンレストランも経営しているとのことでした。

Sep.10 2017 Edogawa, Yebis

コメント (6)
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