Reflections

時のかけらたち

息抜き (追記あり)・・・ taking my mind off my work.

2018-03-13 23:35:47 | a day in the life
3月12日




先週、仕事のことですごく落ち込んでいて、ちょうどいとこの方の案内をいただいていた
展覧会にお誘いして、会って話を聞いてもらうことにしました。
唯一今の職場で話しができる方です。

とにかく私語はほとんどない職場。黙々と仕事をして、自分自身を出すことはほとんどありません。
4時間、ノンストップで手を動かして帰るという毎日です。最初仕事を教えてもらったYさんは
以前、一般企業にも努めていたので、お互い分かり合うことができます。




フランスに住んでもう30年以上になるという菊池正志さんの展覧会です。
現在パリ郊外のサン・ドニに住んでいるとのこと。
茅野で育った菊地さんの心の中の風景です。八ヶ岳や霧ヶ峰など・・イメージで描かれています。

お話しているうちに大学で油絵を習ったのに、卒業してから友禅に携わって、京都で7年くらい先生について
いたとのこと。そして再び油絵の世界に。もしかすると和の色合いが出ているかもしれないと話されていました。
私は若い頃大好きだったががボナールを思い出しましたが、ボナールの色合いはあまり好きではなく、他の方の画家の
名前を出していましたが、忘れちゃったので、今聞いてもらっています。
























夕方、月が輝くことがあるそうです。





















どの絵も静かに自然に向かい、とてもきれいでした。
心のあり方が絵に現れているようでした。

しばらく、フランスでのお話しとか聞いてから、歩いてお茶を飲みに行きました。









美味しいコーヒーを飲みながら、話は尽きません。
東中野で上映中のドキュメンタリー映画「人生フルーツ」がとてもよかったという話をお聞きして
見に行きたくなりました。

彼女の息子さんも画家で、来月個展があります。高校の時からアメリカで、その後イタリアにも行ったりして、
今は北海道ニセコに住んでいます。まだ20代なのに頑張っていますね。






お互いあまり知らないようですが、不思議に何か似ているところがありそうです。


追記:菊池さんの好きな画家はボナールと同じナビ派のヴィヤールとヴァロットンということでした。
   ヴァロットンは知りませんでしたが、比較的最近三菱1号館の美術館で紹介されたようですね。
   ヴィヤールの色合いがボナールより好きと話されていました。
コメント (8)
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