Reflections

時のかけらたち

7月の星岡 ・・・ Hoshigaoka in July , 2020

2020-07-19 23:58:41 | dish
7月10日

きもの展に行った前の週に4カ月ぶりの和服で星岡に出かけました。
今思い出したのですが、きもの展に行った時、いつも通る工事現場のガードマンの人にあいさつを
されてしまいました。なんだか着物効果でしょうか・・ 和服を着ると何か気分が上がるのは確かです。
落ちつく、背筋が伸びるという感じもあります。相手に対して敬意を表するみたいな感じもあります。
今は星岡でも普段着物で気楽に行けたらと思っています。

順番が後先になりましたが、7月の星岡です。





















7月の献立

吸 物  利休白玉 海老入り
向 付  鶏塩むし 黄身酢添え
焼 物  鮎魚田
煮 物  柳川仕立焼茄子
強 肴  うなぎ山かけ
ご 飯  あさりご飯
冷 菓  グレープフルーツゼリー



利休むしは黒胡麻を絹豆腐と白玉粉を合わせた中に混ぜ合わせて、塩ゆでした海老を中に入れて
丸めます。ゆがいてから水に落とします。









吸いづまのつらら胡瓜。桂むきにして、立塩水に浸してから、包丁目を入れ、吉野葛粉末をまぶして
熱湯でさっと塩ゆでして水に取ります。









鶏肉の付け合せのよりうど。うどは表面は固いのでむいてから桂むきにして、バイアスに細長く切ります。
水に浸けておくと自然にクルンとなります。



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両面に降り塩をした鶏もも肉の皮の面だけ焼いて焦げ目をつけたものを汁が下に落ちるように割り箸を敷いた
蒸し器で蒸します。



鮎に降り塩。指を濡らして塩をはじくのが難しくて。
魚田は中に味噌をつめて焼くのですが、家では作らないと思い写真はパス。




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鮎魚田



利休白玉 海老添え
食感がなかなかいいです。お客料理のようなおしゃれな料理です。



鶏塩むし 黄身酢添え
さっぱりとおいしくいただけて、これも家で作ってみたくなりました。



柳川仕立焼茄子
茄子が大好きな私にとって、お気に入りの一品となりました。ごぼうと焼き茄子の卵とじですが、
以前生協のレシピで作ったものより数段おいしく、なぜかと思ったらお酒の量がすごく多かったです。
味も濃すぎず、我が家の定番料理になりそうです。その週の日曜にさっそく家でも取り入れました。




うなぎ山かけ



あさりご飯
えのきとご飯をあさりの煮汁を合わせたもので炊いて、あとからあさりを混ぜます。
家ではホタテの缶詰で作ったら最高でした。



グレープフルーツゼリー
降圧剤を飲むようになってからグレープフルーツは食べないので、他の柑橘類でやってみるしかないですね。

今回は家庭でも作れそうなものがいくつかありました。


この空間でいただく和食は最高です。お庭、部屋、料理すべてが季節を感じさせます。












帰り道に咲いていた花




7月のコーディネート

雨が降りそうだったら浴衣か小千谷縮にしようかと思いましたが、何とか天気がもって、Kさん(Tさん)から
お母様の和服を譲っていただいた中から、私にはよくわからないのですが、張があって透明感があるので絽では
ないかと思うお着物にしました。 夏用の帯はあまり持っていないので、麻の帯にクリームと白の帯締め。
帯揚げも夏用が少なく、ブルーと迷いましたが、白に近いベージュのものにしました。茶色の大きめのドットが
ありますが、控えめです。


July 10 2020 Asagaya


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2 コメント

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Unknown (まるたけ)
2020-07-20 08:42:04
久しぶりに星岡さんでの様子を拝見。夏の設えがなんとも涼し気で目が喜んでいます。玄関の花にも目を凝らしました。カンカンさんの装いも涼感たっぷりですね。私自身はまだ心に余裕がありませんが、他の方の着物姿は大好きで、安心感さえ覚えます。
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まるたけさんへ (カンカン)
2020-07-20 17:57:30
遊びにいらしてくれてありがとうございます。
星岡の古い日本家屋は昔習っていたお茶の先生の家によく似ているので、中に入ると何かほっとします。
少しずつ心の余裕が広がって、着物にいい季節になったらまた手を通せるといいですね。
返信する

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