3月7日
もう一つのクリスマスローズも咲きだしました。
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先に咲いた方もいくつもつぼみを持って、咲いています。切り花にしても持つようですが、なかなか切れません。
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他の花もつぼみがいっぱいで嬉しいです。今まで年を越させるのが難しかった私です。
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安土往還記はやっと読み始めたのだけど、もう図書館の期日が来てしまって電話がかかってきてしまいました。 なかなか本を読む時間が持てませんが、久しぶりに本を読んで、エッセイばかり読んでいた私に文学ってこういうものだったのねと思い出させる本です。辻邦生が表現したかったのものが表わせるのが文学だったのですね。また時間をみつけて読んでいかないと・・・
月曜日はヨガを必ず入れることにしていますが、ここ2週間、左の膝が痛くて、ついに先週(3月5日)星岡に行った時にひざを折り曲げて畳に座ることが困難であることを発見しました。小さな椅子のような敷物を借りました。原因がわからないのが嫌なのですが、ヨガのポーズによるのか、歩きすぎたのがいけないのか・・ 坂道を下る時、体重が膝にかかるせいか痛いです。今日は少しは軽くなっていますが・・・ 春になるので早くよくなってほしいです。うたどんさんからも裏高尾や野草園の花の便りが届き、いてもたってもいられません。
星岡には急に結城が着たくなって結城紬で行きました。少し前にミニイッピンという番組で結城紬をやっていて、どの工程も時間がかかりますが、糸を紡ぐだけで1反分で2~3カ月かかるという・・・ 和服はもう値段のつけられない工程の作品です。
この日は男性も参加していて、お茶やお花も習いたいと話していました。他の参加者はいつものお茶の先生と、星岡でお茶を習っている方だったので、他の講習会の話も聞くことができました。ミニ茶事と講習は一日がかりですが、炭をおこすところから消えるまでで、料理の頂き方の作法もわかるのでいいとのことでした。懐石料理も素晴らしくて、講習会の料理とは全然違うらしいです。日本料理講習会はあれでも家庭料理になるものという感じらしいです。
原発事故は、最悪の場合この国にどんな事態をもたらすのか。その時、何をなすべきか―。東京電力福島第一原発事故発生直後から官邸や米軍、自衛隊などが、それぞれ極秘裏に「最悪のシナリオ」の作成に着手していた。番組では、菅元首相、北澤元防衛相など総勢100名以上に独自取材。浮かび上がってきたのは、「誰が命を懸けて原発の暴走を止めるのか」という究極の問いだった。放送枠を30分拡大するスクープ・ドキュメント。
途中で気がついてみたのですが、恐い番組をやっていました。アメリカが作った最悪のシナリオで軍が撤退していく手順を検証していました。アメリカ軍がすべて去ったら、日本の安全保障はどうなるのかと・・ やっぱりアメリカに守られている国なのだろうか・・・
また、当時の自衛隊の上層部の人が出ていて、結局命をかけて救うのが自衛隊と話していました。すべてを自衛隊に押し付けてくると・・ あの時は消防士も命をかけたことが記憶に残っています。ひとつひとつは何とか抑えていけたが、日本には全体を見れる能力がないと話していました。今こそそういうものを作る時なのではないのでしょうか・・
デジタル庁とか作らなければいけないくらいだから日本はすごく遅れているということですよね。男女格差もひどいし、ここにきて日本の後進国状況があからさまになった感じですが、現状認識を皆が持つことができて良かったと思います。オリンピックにしても都と国の連携も取れていなく、いろいろなケースに対してのシミュレーションも行われていなくて、たとえ競技者だけの大会としてもコロナ対策どうするのかと心配になります。
この番組は一部しか見ていなかったので、幸い水曜日の深夜に再放送があるので録画予約しました。
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6日は午前中ベルカント、午後フェアイルのフォロー講座が1年ぶりに開かれました。ベルカントはこの前のサークル公開の効果があって、数名の人が新たに参加して、先生もその時に説明できなかったことを話そうとレッスンに力が入っていました。珍しく少し若そうな男性も入ってきていました。今やっている曲がグラナダだったので良かった。
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フェアアイルでは最終回で仕上がった作品を持ち寄るということになっていましたが、コロナで1年も空いて、参加した生徒は4名だけでした。作品を批評して、私は今後のことの相談で行きました。このコースが終わったのでできなかったところは先生のワークショップに参加して仕上げる道があることを知り、ほっとしました。サロンに予約して行くことにしました。
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たまたま参加者の一人が先生のイギリスで出版した本を持っていたので、それを見ているうちに先生のシェットランド話が止まらなくなり、楽しい時間となりました。昨年行けなかったと思ったら、いらしていたのですね。毎年かなり長く滞在しているとのことです。帰ってからの方が大変で2週間の外出禁止の間、その機会を利用して編み物をどんどん進めていたとのことでした。先生はイギリスでの出版話が出た時、恩返しとして引き受けたと話されていましたが、風景写真と作品が対比されていて素晴らしい本になっています。写真も自分たちで撮って、本作りの思い出を楽しそうに話していました。何もないけど素晴らしいところと話していましたが、ipadの写真を見て、大自然に圧倒されます。
家に帰ってからググっていたら先生がシェットランドでワークショップを開いている記事をみつけました。
シェットランド島のお祭り〜Shetland Wool Week 2019〜
イギリス・シェトランド諸島で10泊!何もないことの素晴らしさ シェットランドに魅了されました。先生はツアーとかしてと頼まれることもあるけど絶対しないとのことで、もしいる間に来てくれたら案内するわと話されていました。
とにかく私のベストの道筋ができて良かったです。
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3月5日
日本のげいのう 中村吉右衛門 須磨浦
歌舞伎の人間国宝・中村吉右衛門がこん身のひとり舞台に挑む!自ら作・演出・主演をした新作「須磨浦」。コロナ禍の中、吉右衛門が当たり役・熊谷直実を新たな角度から見つめなおした必見の作。主君・源義経の命令により我が子を身替わりにした熊谷直実の悲劇に、通常の劇場中継ではない独自の映像作品として肉迫。能楽堂の静謐な空間で初めて演じる吉右衛門の並々ならぬ思い。「熊谷陣屋」の名演もダイジェストで紹介。
吉右衛門の舞台を録画しています。まだ見ていません。明日は歌舞伎座に本物の舞台を見に行きます。
コロナで海外からの演奏家も来れないので、日本の芸能に浸っています。
小三治のドキュメンタリーも教えていただいたので録画しています。やっぱり若かったときに興味があった人から入って行ってしまいます。吉右衛門、玉三郎、そして落語なら小三治。 今たまらなく落語を聴きに行きたくなります。思いっきり笑ってみたい。
2/28
NHKスペシャル 2030 未来への分岐点(3)「プラスチック汚染の脅威」
今、リサイクルされずに放置されたプラスチックごみが、地球全体に拡散。小さく砕けたかけらが脅威となり始めている。生き物が誤飲によって育たないだけでなく、化学物質が食物連鎖の中で、濃縮されていく実態も明らかに。さらに、ナノレベルの粒子となったプラスチックが人体に悪影響を与えるリスクも浮かび上がってきた。プラスチック汚染の脅威、社会システムの模索の最前線から、未来への処方箋を探っていく。#SDGs
これも瞬間見ただけですが、マイクロプラスチックの研究が進み、胎盤に蓄積されることがわかったようです。インドネシアで子供たちが立ち上がったのを以前サタデーステーションで見ましたが、将来のことを大人が考えなくちゃね。
写真はベランダの花、目白庭園、自由学園 明日館