今日は「地上の楽園」から帰ってきてぼーっとしていますが、昨日の東京の桜満開の様子をアップしておくことにしました。桜が霞のように広がっていました。
3月23日
買い物に行くときに、小滝橋近くのスーパーにまわって、バインミーサンドイッチを持って神田川沿いで、桜の花を見ながらお昼を食べました。犬の散歩に来ている人や家族や友達と散歩に来ている人などでいつもよりにぎわっていました。桜の花が満開と聞いたら出てくる人たちが多くなりますね。今日のコロナ感染状況も跳ね上がっていますが・・
我が家のベランダのクリスマスローズ。また花芽が出てきました。とうとう去年から残していた茎を切りました。
神田川(自粛時間の散歩道) 小滝橋付近
にぎやかな水鳥が来ていたけれど、なんという鴨かしら? ヒドリガモかしら?
ファビオ・ルイージ ドレスデン聖母教会復興コンサート
帰ってからは録画してあった、ファビオ・ルイージのベートーヴェンのミサ曲を聴きながら作業をしていました。ずいぶん若いと思ったら2005年11月4-5日に開催されたドレスデンの聖母教会復興コンサートでした。
心から出てー心に至らんことを と楽譜に書き添えたベートーヴェンが私の最大の作品と呼んでいるミサ・ソレムニス。平和への祈りの音楽は宗教音楽の枠を超えスケールの大きな曲となっています。音楽を民衆のものにする革命を起こした作曲家と言われるベートーヴェンの大きな愛に包まれて、ゆっくりと聴いてみたいと思います。
ファビオ・ルイージのミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)▽ベートーベン最大にして最高との呼び名が高い傑作をノーカットで
ミサ・ソレムニス~ベートーベン▽ソプラノ:カミッラ・ニールンド▽メゾ・ソプラノ:ビルギット・レンメルト▽テノール:クリスティアン・エルスナー▽バス:ルネ・パーペ▽合唱:ドレスデン国立歌劇場合唱団▽管弦楽:ドレスデン国立管弦楽団▽指揮:ファビオ・ルイージ
第二次世界大戦中、ドイツ軍の攻撃に対する報復に燃える英軍を中心におこなわれた凄惨きわまりない「ドレスデン爆撃」によって徹底的に破壊され、60年後の2005年、16年をかけてようやく再建されたドレスデンのフラウエン教会(聖母教会、Dresdner Frauenkirche)の再建記念コンサートのライヴ収録。平和への祈願という意味も込めてか、曲目にはベートーヴェン:荘厳ミサ曲が選ばれています。
演奏するのは、やはり爆撃によって壊滅的打撃を受け、40年後の1985年に再建されたゼンパー歌劇場を本拠地とするドレスデン国立歌劇場(ザクセン州立歌劇場)の面々。指揮は、2007年からドレスデン国立歌劇場の音楽総監督に就任が決まっているイタリア人のファビオ・ルイージ。彼にとってはお披露目的な意味合いもある記念演奏会の記録です。 こうした経緯もあってか演奏は素晴らしく熱を帯びたものとなっており、ルイージによる細部まで見通しのよい解釈の中で、感動的な演奏が展開されています。なお、サンクトゥスは合唱ヴァージョンで、ベネディクトゥスではコンマスが起立して美しいソロを演奏しているのが印象的でした。
March 23 2021 Kanda River