9日から18日までの私の夏休みが終わりました。
結局最後の日のボビンレース合宿にも参加してから、家に戻り、昼食、掃除、荷物をしまい、ごみを処理し
ベランダに置いてある自転車をしまって、戸締りを猛スピードして、3時56分のあさまに乗って東京に戻りました。
最後はいとこのベランダにいてまわりの木々を見たら、とても名残惜しかったです。いとこたちと集い、
深い眠りと自然の中で豊かな時間を過ごすことができて幸せでした。
8月9日8時37分に軽井沢駅に着き、いつものようにロッカーに荷物を預け、朝食を食べに行きまた。
水曜日だったので、行ってみたいカフェがお休みで、いつものSAWAMURAで朝食。
へビィなのでスープセットにしました。
娘としばらく街歩きをして、翌日からの朝食用のソーセージを買ったりしていたら、お昼近くになったので
娘が好きな川上庵でお蕎麦を。
雨が急に降り出し、軽井沢らしい天気です。
私が好きなのは胡桃そば。
娘は散々迷った挙句、せいろ。ここでは大きなエビのてんぷらが有名ですが、
一度食べればいいかなと言った感じ。
朝の散歩は楽しみなことのひとつ。
珍しい花をみつけながら・・・
ひたすら無意識に歩いていると,自分が太古からの地球上の生物のDNAを引き継いでいるような
気がしました。たまたまTVでモンゴルの砂漠の恐竜の化石発見の番組を見ていたせいかな・・
また自分が無になり、自然の一部のように感じることもあります。
photo by S
散歩の途中でコーヒー店に立ち寄って、お茶をする一時も楽しい。
キレンゲショウマはこれから咲くところ・・・
離山房ではヤマガラが近くまで来て、今年もレンゲショウマを少し見ることが
できました。
軽井沢植物園は外せません。
結構歩きますが、今は自転車NGにしているので、ウォーキングで行きます。
帰り道に前日予約しておいたラ・ロカンダ・デル・ピットーレでランチ。
隣同士住んでいるいとこたちと持ち寄り夕食も楽しく、子供の頃の話も出て
1年ぶりに話がはずみます。
一人ずつ人が増え、従妹の子供のCちゃんも大阪から駆け付けベランダでホットプレートパーティ。さらにその翌日
からは他の従弟の義理の娘でロシア人のモデルのDちゃんもこれから加わるというので、食料調達やお店を探して
車を走らせた午前中もありました。
探し当てた森の中のピザ屋さん。テイクアウトを考えていたのですが、お盆の期間になるので
難しいことがわかりました。ほとんど売り切れていた残りのピザを買って帰りました。
残っていたのは珍しい細長く巻いたビザとカルツォーネと切ったピザ一切れ、ピザ生地のパンだけでした。
雨が降りそうになったので、洗濯物を干していたのですぐ戻りました。
出直してTenku Terrace にも行ってみましたが、ディナーはやっていないことがわかりました。
偵察して戻っただけ・・遮るものがないので、眺めはいいのですが暑いのです。
朝はできるだけ散歩に。ガガイモなんて咲いていると嬉しくなります。
有名な政治家の別荘の所を曲がってグルグル・・
木陰の読書が気持ちがいいけれどなかなかできませんでした。色彩感あふれるキャサリン・マンスフィールド。
温泉は今回はお盆で込み合っているトンボの湯には行かず、初めて千ヶ滝温泉へ。
お肌すべすべで心身リラックスします。
今回行ってみたかったのがセゾン現代美術館の荒川修作展。
皆でわいわいがやがやして、頭の体操。言葉とリンクしたアート。
アートと言うよりクイズ?
セゾン美術館は庭も楽しい。
カフェ・ヤマアラシのランチがなかなかでした。
夜は外食も、テイクアウトも難しいので結局持ち寄りと言うか・・いとこたちにお世話になって
しまいました。定住したいとこと、リモートワークしているいとこが食材が豊富なので・・
従弟も料理上手でびっくり。
夜ベランダでみんなと食事をしていたら,ムササビが鳴きました。Cちゃんはテグーを飼っていて,Dちゃんはモモンガを
飼っていいて,それぞれ性格も違っておもしろそう。
このベランダからは着いた日にキビタキが水を飲みに来ているところに会い、2羽が追いかけっこをしているのも見ました。
縄張り争いか、子供をひとりだちさせているのかもしれないとのことでした。
新しくできたKaruizawa Common Ground は本屋さんを中心にして周りに
いろいろなお店が展開しています。
おもしろそうな本を取り揃えています。
Dちゃんは帰りに発地市庭で電気自動車を充電。初めて乗せてもらったテスラでした。
夜は1時間かけて電話しても飲食店は予約でいっぱいで見つからず、やっと思いついたピザーラを取ってピザ・パーティ。
なにしろウーバーもない軽井沢です。
娘が東京に仕事のために戻る日は一緒に旧軽井沢のカフェ「涼の音」に行きました。
とても古い別荘で、ショーの別荘とのことです。
隣の補修を重ねた室生犀星の別荘が素晴らしかったです。今は記念館になっています。
コケが美しいお庭でした。
私は軽井沢に残って最後の3日間はボビンレースの合宿に通いました。
ブルージュ・フラワーと言う断続レースを習いましたが、糸が行ったり来たり、待っていたり
頭の中もこんがらがりました。先生や皆様のおかげで何とか仕上げることができました。
難しいテクニックがいっぱいです。
名残惜しい軽井沢、人も自然も。
片付けて戸締りした後、隣の従妹のベランダで一休みさせてもらってから
東京に戻りました。
祖父が残してくれた土地でいとこ同士会うことができて、結び付けてくれることに感謝の気持ちで
いっぱいです。
東京の雑踏に戻ってきたら、なんと最寄り駅に降りて、家に向かう途中、ラフマニノフの音楽が私の中でかかりました。
軽井沢では鳥の声しか聴いていなかったけど、不思議とクラシック音楽が聴きたくならなかった。自然の音楽の中で
過ごして、雨の音を聞いたり・・・
楽しかった夏休みが終わり、猛暑の中でフラフラ・・