世田谷・砧のNHK放送技術研究所へ。
昨日の日曜が、「技研公開2014」の最終日でした。
お目当ては、なんといっても「8Kスーパーハイビジョン」。
「8K」は、今日(2日)から試験放送が始まった「4K」の“その先”にあるものだ。
その映像を、自分の目で確かめること。
8Kスーパーハイビジョンは、NHKの説明によれば「現行のハイビジョン画質の16倍、4K画質の4倍の超高精細映像で、22.2チャンネルの三次元音響と合わせて、臨場感あふれる近未来の放送メディア」です。
で、実際に見てみたわけですが、やはり、かなりなシロモノでありまして(笑)。
85インチや、それ以上の大きさの画面に映し出される映像は、「うーん、リアルだよなあ」とか、「臨場感はハンパないねえ」とか、素直に思えました。
いわゆる「まるで、そこにあるような」「あたかも、そこにいるような」です。
実景、それもかなり遠くから広い範囲をうつした映像で、豆粒のような人の顔が識別できたり、地図に書き込まれた細かな地名がしっかり読める。
オーバーに言えば、目が、ふだんと違った体験をしているんですね。
一般的な「テレビを見る」という体験とは、またちょっと違った「映像体験」です。
アトラクションの体感に近い。
「これ、どう使うんだ!?」(笑)という感じでしたが、きっと2020年の東京オリンピックは、当たり前に8Kだったりするのかも。
まあ、とにかく、「テレビのこれから」をめぐって、色んなことを考えさせてくれた「技研公開」。
百聞は・・・という意味で、足を運んだだけのことはありました。
「うさじい」にも会えた