碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

この「書庫」に行きたい!

2014年06月26日 | メディアでのコメント・論評

「本の雑誌」最新号の特集は、絶景書斎を巡る旅!

巻頭には、何とカラーグラビアで、松原隆一郎さん、京極夏彦さん
などの“絶景書斎”写真が。



いやあ、見事なものです。

で、特集の一環で、読者アンケートのテーマが、この書庫に行き
たい!

「本の雑誌」は、ほぼ創刊の頃からの愛読者ですが、時々、「このテーマいいなあ」と思った際は、アンケートの葉書を出してきました。

今回も、「書庫」に魅かれて、投稿。

無事掲載されておりました(笑)。



この書庫に行きたい!
立花隆の書庫

「書棚」ではなく、「書庫」という言葉に本好きはシットする。うらやま
しい。

しかし、それもある度合いを超せば、もはや素直に感心してしまう。たぶん、立花隆さんの書庫(ネコビル)はそういう存在ではなかろうか。

「立花隆の書棚」(中央公論新社)は何度開いても飽きないが、写真をルーペで見るのも限界がある。やはり、現場で一冊一冊の背中と、そのつながりを実感してみたい。

1本の書棚が「小宇宙」なら、立花さんの書庫はまさに「大宇宙」。
帰還できなくてもいいから、彷徨ってみたいものです。

(本の雑誌 2014年7月号)