碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
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【気まぐれ写真館】 今週の4年生ゼミ

2014年07月03日 | 気まぐれ写真館

サッカーW杯「当事者たちのCM出演」について

2014年07月03日 | メディアでのコメント・論評

発売中の「週刊現代」最新号に、サッカーワールドカップの特集記事が掲載されました。

この中で、「当事者たちのCM出演」について、コメントしています。

以下は、私の部分の抜粋です。

記事全体は、ぜひ本誌をご覧ください・・・・



もっとも、ハーフタイム中にCMに出てきたのは、ザックだけではなかった。

本田も、自らが手がけた日記帳「夢ノート」を販売するイオングループや、「俺は持ってる」のキャッチコピーで話題を呼んだ「ミンティア」のCMに登場した。精彩を欠いたプレーと対照的に、CMでは終始「ドヤ顔」。見事に視聴者をシラけさせた。

上智大学文学部教授で、メディアに詳しい碓井広義氏はこう語る。

「試合の真っ最中に当事者が出演するCMを流すのは、チームが勝っていれば良い効果が期待できる。しかし、負けたときには大きな反感を買ってしまう『諸刃の剣』です。

今回の、ザックや本田のケースは最悪に近く、見る人に不快感を与えました。スポンサーにとっても本人にとっても、完全に『マイナス』にしかなりませんでした」


(週刊現代 2014.07.12号)