碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

5日(日)朝、「TBSレビュー」に出演します

2015年07月04日 | テレビ・ラジオ・メディア


5日(日)朝、
「TBSレビュー」に出演して、
「酒場放浪記」と「ぴったんこカンカン」を例に
“快いテレビ”について話をします。


「TBSレビュー」

この番組は、TBSのみならず、
放送全般が抱える問題について、
幅広く取上げ、
検証していく番組です。


<放送日時>
7月5日 日曜日 午前5時30分~6時

<テーマ>
「ぴったんこカンカン」と「酒場放浪記」 ~快いテレビとは~

<出席者>
碓井広義(上智大学教授)

<進行>
木村郁美(TBSアナウンサー)

<内容>
ひとりの中年男性が、一軒の居酒屋を訪ねて
ただ飲んで食べる。「吉田類の酒場放浪記」は、
12年間も続く人気番組です。

地元で多くの客が集う名店に、
ぶらりと立ち寄った吉田氏は、
常連さんたちに混じり、ただ酒を飲み肴を食する。
カメラはただそれを凝視します。

そこには余計な仕込みや段取りなどはせず
現場をありのまま切り取っていこうとする
テレビドキュメントの原点があるようです。

一方、地上波の食べ歩き番組の王道とも言えるのが
「ぴったんこカンカン」です。
有名人といくつかの店を訪ねて
飲み、食べるだけではなく、
トークあり笑いありのバラエティ番組です。

番組では、このふたつの番組を例に、
テレビにおける快さ、楽しさとはなにか。
またそこで大切にすべきものとはなにか。
そして視聴者は、いまのテレビに何を求めているのか。
多角的に探っていきます。