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『ベストカー』は愛読誌の一つだ。
その最新(11月26日)号に、これまで見たことのない記事が載った。
「取材拒否」を受けたことの報告である。
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相手は日産。
新GT-Rの発表会から閉め出されたが、その理由、記事によれば・・・
「GT-R開発責任者の水野和敏氏による指示で、かねてからベストカーのスクープにより、GT-Rユーザーに迷惑をかけ営業妨害を行ってきたから、ということらしい」。
もしも書かれた通りなら、「へえ~」である。
スクープは、クルマ雑誌の命じゃないですか。
メーカーにとって、時には「やられたなあ」ということはあるだろう。それが迷惑な場面もあるかもしれない。
しかし、基本的にこういう雑誌はクルマ好きが読んでいるのであり、その中には、たとえ高価なGT-Rは無理でも、自分に合った日産車を選んで購入してきた人が結構いるはず。
なんてったって、創刊から33年の老舗クルマ雑誌なのだ。
それを、「スクープが迷惑」で取材拒否というのは、「なんだかなあ~」だと思う。
クルマファンとしても、クルマ雑誌ファンとしても、残念な話であります。