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我が愛しのフォルクスワーゲン・ポロとの、別れの日が来た。
来てしまった。
20年以上前に乗っていた初期のゴルフに似たコンパクトなボディと、キビキビした走りで、よく頑張ってくれた。
ファミリーカーではなく、私専用の、まさにマイカー。
いわば相棒だったポロ君。
特に、北海道の大学から八王子の大学に移ってからは、毎日、往復60キロのクルマ通勤で、本当に世話になった。
登録から13年。走行距離59000キロ。
時々、小さなトラブルはあったけれど、ほとんどはご機嫌で走ってくれた。
しかし、ここしばらく、エンジンが、どうにもならない状態になってしまい、残念ながら、お別れすることになったのだ。
毎日一緒に走った道は、カーブの一つまで覚えている。
晴れた日も、雨の日も、みぞれの日も、元気に走ってくれたポロ君。
ひやっとする瞬間も何度かあったけれど、いつも機敏な動きで危険から守ってくれたポロ君。
大きな事故は一度もない。無事、走り通すことができた。
本当におつかれさま。ゆっくり休んでください。
大好きだったポロ。
さよなら、そして、ありがとう。
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