katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ユニディさんからの依頼作品・・・・いよいよサックス

2011-10-05 21:47:53 | モザイク作家
雨ねぇ・・・久しぶりに合羽通勤。なのでうっとうしさも半減なのね。
そんな中、かぐやが少しだけ持ち直しした感じもあったので、それはラッキ-。

そもそも理由がはっきりしているので、特に気にしてはいないし、こんな事は日常で
むしろ慣れるべきである。

それはそうといよいよサックス・・・引き伸ばしたように時間は掛かった感はあるが、
その割には結構進んだ気がする。



これで目地してしっかり出っ張った所が判れば、特に問題は無いのだけれど・・・・。
そうなるとやっぱり次なる山は・・・・ピアノなはずなんだけれど・・・・

いずれにせよ今日はまずまず・・・・

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かぐやの枠作りの続き

2011-10-05 06:30:14 | モザイク教室
朝、組み立てようとすると・・・・あっ駄目じゃん・・・。
枠を作品に引っ掛けているのだから、ただ後に木を張れば良い訳じゃないじゃん・・・

そもそもそうなると1cm以上の厚みの木をかぐやの作品の大きさ分、彫らないとならない
うぇぇぇ、と言う事は、車を取りに行かなければならなくなった。

それでまた昨日に続きUnidyへ。ちょうどそんな頃にかぐやと繋がって説明をすると、
口での説明では何の事だか伝わらず、ただ何と無く大変な事になっているみたい・・・と

その程度だけが伝わる・・・・それがもどかし過ぎるので、ひとまず合体する前の
画像を送ると、良いです・・・・良くなったと言う・・・・

ん・・・・では本当にそうであるか?の検証をする。そもそもがやる気となって描いた
下絵で相談し、そこから発展させて完成に向かおう・・・・と俺に伝えず決めていた。

そんなかぐや。そしてかぐやと同じように勝手に相談なしで、その下絵を彫った俺。
もうこの時点でかぐやはテンションを下げた。嫌、下げた所かどうでも良い気分にも

思える位になったろう・・・しかしながらそこまでは言えない・・・作ってくれる人に。
そんな中、Unidyにペンキを買いに行く・・・と今度は相談を持ち掛けると、

悪いけど・・・と言いながら比較する為にペンキの画像の送り直しを何度も
要求して来た。しかしながら相談の中ですでに3色に絞った上での事である・・・

そう相談の上に3色に絞った、その3色でしっかり悩んだ末に自分で選んだ色なのだ。
半信半疑の中で・・・・何しろ携帯の画像のみで決めた色なのだから。

ここまでの事で判るのは、ラフな下絵を描いたのはかぐやは彫った木にテンションを下げ
自分で選んだペンキが塗られた画像を見て、良くなった・・・と言った。

つまり良くなったのはあくまで自分の選んだ色が塗られて、まぁまぁ良くなった・・・と
そんな気分です・・・・そう言っているようなもの。

そこできちんと目を覚ますように、えっとあんまり気に入られていないかぐやの下地を
いつものように全力で彫らせて貰いますぅ・・・そんな2日目ですぅ・・・と言うと、

黙っていた・・・すいません・・・・とだけ言い続けていた・・・ばかちん。

それではここでの解説。そもそもきちんと伝えず判って貰おうとしたかぐやのミス。
期限を遅れたかぐやのミス。そしてわざわざかぐやと同じ事をして伝えずに彫った俺の

ミス。今度はペンキの相談を持ち掛けた俺。更に老婆心で3色に絞った俺。
かぐやの考えはシルバ-だのガンメタの紺だの・・・って言うのをすべて却下した上で。

そこからかぐやが選択した色。それは2人共に折り合いが付いた・・・そうこれが事実。
折り合いが付いたのは相談があった事だけ。

ここに見られるのはかぐやの性格。思い通りにならないとどうでも良い・・・と
言わんばかり。つまり0か100しか無い。やったらやり返す的発想。余りに幼稚。

それ所か、色程度の事で一喜一憂してしまう・・・良い意味でも悪い意味でも単純。
ねぇ、もっと一貫性を持って進もうよ・・・・そんな気分である。

そこでもっと追い込んだ・・・・、悪いものが良くなった・・・そんな枠なんだろっ?
どうしてもうひと手間掛けさせても良くしようとは思わないんだっ。

やる方はいかに良く出来るか?と挑んでいるのに、きちんと伝えようとせず思い込み、
自分の思い通りにならないと判ると諦めて、テンションを下げ、色を塗って

持ち直し、また安心をする・・・ばかちん。終わるまで気を抜かず貪欲に向き合う。
どうしてそれが出来ないのか?

じゃあトドメ。お母さんは受験する子が受かるように・・・と替え玉受験こそしないが
何とかならないものか・・・と出来る事を・・・と必死にはならないのかな?

もしかすると本人よりもね。それを涼しい顔でテレビ見てたり、喰った食事の皿も
片付けもせずゲ-ムしてたらムカッと来るじゃん。

勿論この比喩のようにかぐやはここまで酷くは無い。・・・ように見えるが、
目指している事が高みなら、そうとも言えないはず。普通ではいけないのだから。

そんな話をしていると、やらせている側が涼しい顔しているように思えますか?と
食って掛かって来る。良いじゃない・・・・本性むき出しで。そうじゃなきゃ。

やっと本気で向き合っている感あり。じゃもうこんなにならないようにしてくれよっ。
きちんと向き合って、きちんと伝えないと相手は判らないのだから・・・オリジナルは。

かぐやのオリジナルはかぐやにしか判らないのだから・・・・。
しかもそう言う気分なのは100も承知。そうなる事も判っていたから、

そうならないように準備をしていたのだから。けれど辛いのは私もだ・・・と言う。
おいおいこの作品の指揮官はお前だよっ・・・俺はただの下地屋さん。

あっ気の聞くお節介な下地屋さんだった・・・・。指揮官が末端作業員に辛いのは
一緒だ・・・って言う馬鹿いるか?・・・ばかちん。

上に立つのなら責任って重みを一人で感じろ・・・・自分のミスを下のせいにするな。
しかもそのまま垂れ流しのようにやらせるな。それが他に伝わってしまうから・・・

上がそうなら下にも伝染する。そこを何とか立て直すのが上ってもんだろっ?
何とかしてこれ以上下げないように・・・とね。

そんなんじゃ希望校に受からなかったら、滑り止めの学校なんか何処でも良いや・・・
ってそんな子供みたいだなっ・・・親ならそこを立て直しさせて何とか・・・何とか・・

ってするもんじゃないのかな?今の考えは、親がまっ良いかっ・・・それなら何処でも。
そう言っているように俺には聞こえる・・・・もっと、もがけ。最後まで・・・

そんなこんなの1日で、この画像の所までたどり着いたのだけれど、余り本気で
向き合ったので疲れてしまったが、奴も疲れただろう・・・と思って、

ここまで来たけれど、もうひと手間加えたら良くなるんじゃないかな?の考えで言えば
内側に彫った部分を色を変えるって言う事があると思うが・・・と言うと、

悪いし・・・と遠慮するので、遠慮が美徳は他でやってくれっ・・・何をしても手間は
掛かる。ならば全力でやる人に答えるのは、それだけの結果のみ。

結果の良し悪しは仕事で無い以上、本人の満足度。そんな中、枠の外はかすかな希望、
そんなファンタジ-感じだよなっ?・・・って聞くと、師匠とはコンセプトが違う・・・

と言う。おいおいそもそもコンセプトなんて一回も聞いて無いよ・・・だから何度も
こうしてこんな感じか?とこうして公にもしている訳で・・・結局、終わり掛けている

この作品に携わっても何も聞けず終わって行く・・・まっそれもそれ。
かぐやの電話を切って、黒のスプレ-を掛けたのは言うまでも無い・・・・・

1つのものを本気で作ればぶつかり合うのは当たり前。本気で向き合うって言うのは、
一方的に言う事でも無いし、聞いてるフリしている事でも無い。

言った所でって諦めるのも違うし、伝わっていないのに言った・・・の一点張りとも
違う。お互いの意志の疎通・・・・いつかそこまでたどり着きたいものである。

この作品はそれだけの時間を掛けるだけのある作品である。モザイク部分はかぐや1人で
やったかも知れないが、枠は1人じゃ出来ないもの。

かぐやは設計のみとなる。そして相談相手の作家katsuがいて彫るかつ、切るかつ、
組立てるかつ、塗るかつ、と何人もの職工かつがいるのである。

一見、何を言っているか?判らない人もいるだろうが、相談相手の作家katsuには
肩書きも信用も多少ある。次、彫る、切るかつは大工さんである角嶋の親父さんにも

彫るに関してはお褒めの言葉を頂いたし、切る事も真っ直ぐは切れないにしても、
曲線は褒められている。つまりここもそこそこである。

問題は組立てるかつと塗るかつである。この2人は他と見劣りするのである。
同じ人間にこの何通りかの腕が必要となるのに、何かが上手くなれば何かが見劣りする。

こうやって腕の向上って言うのは切磋琢磨なのである。しかしながら今の俺の腕の
組立てるかつ、塗るかつはかぐやの作品にふさわしく無いかも知れない・・・

だからこそ必死だった訳だ・・・何もかも何でもかんでも上手く行っている訳では無い。
ここが大きな勘違い。

じゃ水泳で例える。俺も一通り泳げるが、もしオリンピック代表を狙っていたら?
そりゃ無理だわ。じゃ、オリンピック代表だったら、何の競技でも代表になる?

違うね・・・普通専門分野に絞るよね?普通スペシャリストってのは幅広くやらない。
そう普通ね・・・じゃやる。そもそも俺がやらないと他人に任せると出来ない金額に

なっちゃうからね。この世で一番安いんだから・・・俺が。
今はこうして何度も何度も下地作りをさせて貰ったお陰で、ここまで出来るようになった

そう、お金貰って練習させて貰っているようなもの・・・。言い方悪いがね。
ただ今の俺はいくらか貰える腕になりつつある・・・・それが事実。

そんな事を踏まえて、自分の中にかぐやの作品に応えられる自信のある部分と、
不安な部分があるくらいプレッシャ-が掛かっていたのは事実である。

それ位、凄い作品だと思う。



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