katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

かぐやへの指導と野菜の下絵とご新規さん教室

2012-02-04 00:18:56 | モザイク教室
いきなり何が始まったの?何この画像・・・ここはモザイクの技術指導だから、
興味の無い人は後半まで飛ばしてね・・・。

一応、この説明書きはガラスタイルの目地についてなんだけれど、ガラスタイルは
側面から見ると斜めにカットされている。ここが目地をした時に大きな問題になる。

ガラスタイルの特徴。それは透き通っているような美しさ・・・ここ。
つまり良い事と悪い事は紙一重。透き通っているとは?透けているとも言える・・・

つまりその斜めの部分にすべて目地が埋まった時にその目地の色が影響する・・・って事

こんな事をかぐやが知らないはずは無い。そう判っている・・・なのに何故・・・。
かぐやの作品についてはかぐやのブログを読んで下さいな・・・。

いずれにせよ、目地が上手く行かなかった・・・って話なんだけれど。
大事なのは思った以上に・・・って・・・ここの部分・・・。

通常20mmのガラスタイルの目地は2.3mm程度。しかしさっきの斜めって話を考えると、
目地以外のガラスタイル部分に目地の色が影響する事になる。それが目地の両サイドの

ガラスタイルに2mmづつと考えると・・、恐らく6mm程度にも思えるだろう。
それを20mm分の6mmじゃん・・・って思えるのなら許容範囲は広い人で、えぇぇぇぇっ、

そんなにぃぃぃって思った人には3倍もぉぉぉ・・・になった訳で。と言う事になると、
かぐやは後者になったはず。だから許容範囲を超えたからやり直す・・となったはず。

じゃ何が悪かったか?となる。答えは簡単。ではその前にどんな空だったか?の検証をする
・・・すると、くすんだ青を張ったと言う。まず1つ目の問題点はここ。

例えば青空です・・・晴天です・・・ならみんなが思うあの空よ・・・あの空。
ならばくすんだ青なんて使わないよね・・・だからかぐやの空はどんよりしているよね。

くすんでいる青・・・くすんでいるからどんよりしている・・・どんよりって?
さっきまで晴れていたのに雨が降りそうな空・・・だったり、落雷なんかあるような

そんな空だったり、いずれにせよくすんだ・・・って表現にはこんな事が付きまとう。
さてそろそろ答が見えて来た人もいるだろうね・・・。

晴れ寄りのどんよりならば、ライトグレ-みたいなので明るくしたり、どんより寄りなら
グレ-とかブラウンだったり、色々と方法はあったりする・・・けれど・・・

果たしてそんな事なのだろうか?本当の失敗はそんな事じゃない。
大事なのは、かぐやの空は一体どんな空だったのか?・・・って言う事なのね・・・

それを俺に相談するのなら、いかにイメ-ジするものを伝えようとするか?なのね。
しかも、何色ですか?と答えを聞くって言う質問では無く答えって言うのが間違い。

例えば、今さっきまで嵐だったのに、急に明るくなって来て・・・まるで希望の光でも
射したような・・・そんな感じの空・・・とか、

希望に満ちて何一つ迷いが無かったような青空が一転、嵐でも来るのか・・・と
思われる程、今まで観た事の無いような・・・明日が見えなくなってしまいそうな空・・

とか、かぐやの描きたい空をこうして比喩する事。それを色で決定しようとか、
説明になってしまっては、別にかぐやが決めなくても無難な色でも入れとけば良いじゃん

ってな事にもなる。絶対にかぐやが作るモノはかぐやでなきゃね・・・って作らないと
かぐやである必要が無い。

では更に厳しい言い方をすれば、ペンキ屋さんでは無いって事。
指定された色をムラ無くきちんと塗る・・・それでは芸術にはならない。

かぐやが作りたいのは、人の心を揺さぶるようなものであり、綺麗に塗った・・・では
無いはず。しかもオリジナルなのだから、代わりがいるようでは意味が無い。

いかに指導が必要ならば、自分の表現を具体的に比喩するか?であって説明するか?
では無いって事。その位、かぐやに限らず常連も相当な難易度を目指しているような

そんな事を作ろうとしているのに、そこがまだ難しいようで、中々このやり取りが
スム-ズには出来ない・・・。具体的に比喩と具体的に説明とは違うのね・・・。

いかに思い描く頭の中をいかに伝わるように・・・と言うのは、中々上手くは行かない。
しかもそれは成長の止まったもの同士なら昨日のままで良いだろうが、

常に成長しよう・・・と努力を惜しまない者であったとしたら・・・お互いの成長が
同じで無いと、ラリ-をする事は出来ない。それではいつまでも本気になれない。

しかしいつも俺が上とも限らない。人の成長とは油断など出来ないものだ。常にね。
もしかぐやのサ-ブにいつも以上の威力があったとしたら?どうなる?

俺は必死に返すだろう。するとその威力をそのままの威力で返してしまう事になる。
場合に寄っては打ちやすい場所では無く、とてつもなく厳しいリタ-ンにもなる。

だからこそ常に準備が必要となる。常に上にいる者であるのなら、どんな球でも
きちんと打たせたり、打たせなかったり、さじ加減の出来る者で無いとならない。

しかし中々かぐやほどになると、楽には加減させては貰えないのね・・・・
しかもかぐやとは電話とネット画像のやり取りでの指導。

今までならまだしも、自分の成長も考えて伝え方も勉強して貰わないと、
流石に俺も今のままでは中々厳しいのね・・・。いずれにせよ、説明じゃなく、比喩。

随分と長くなっちゃったけど、お待たせぇぇぇ。ここからはお楽しみコ-ナ-。


ジャン。ベジタボ-達。ひとまずこれは完結。後は下地作り。

そして夜の部。ご新規さん教室。


通常、初回って言うのは体験教室となる。それは、こんな感じでもあったりする。
えっとぉぉぉ、何かやって見たくて・・・・来ちゃった・・・のね・・・

だからこそ体験は楽しく・・・となる。当然、ここに難易度なんて必要は無く、
出来れば結果として、自画自賛や自己満足なんて表現をされる位になると尚更良い。

所が今日のご新規さんはやりたい事がはっきりしていて、尚且つ今日終わらなくて良い
・・・と心構えもある。やりたい事をする為には、時間が掛かっても仕方無し・・と。

そうなると、お試しの体験教室は必要が無くなる。そこで初回から下絵を提出して
貰う事になった。更に初めてモザイクをするのに、こうしてガラスタイル。

それも自宅ではやらない・・・と言う前提だから、益々進まないのだけれど、きちんと
そこもご理解されている。しかも初めてと言うのにガラスタイルと言う無謀とも

思えたが流石に使ってみたい・・・と言う目的意識・・・やる気に火は付くのね。
まずまずのグレ-ドにまずまずの速さである。いや、むしろ上出来なのね。

この調子なら計3回を目標での完成・・・・って感じなのね。
良い表札が1作目から出来そうな予感あり。


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