katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

アップルさん、さくら教室とテ-ブル作り

2012-02-16 04:00:53 | モザイク教室
今日はもう1cmタイルの丸はアトリエで見なくても平気だろうし、そろそろ新展開・・・
と、ガラスタイルでもいよいよやろうか?となる。

となると、使う場所はとうがらし。理由は1つ。それは1cmタイルの赤がほぼ1色しか
無い事・・・・。余りにも貧困なのね。だから必然的にそうなる。

しかもガラスタイルとなると、ここでしか使いづらい事からもそうなる。
そして一通り説明して始めるのだけれど・・・1つ問題・・・。

それは切り始めて一体どんなとうがらしを作っているのか?・・・ここ。
一応持ち駒としては、タイルの一般的な赤とエンジに近い濃い赤の2色と、

ガラスタイルの赤で全部で3色となる。この3つを使って何をどうするのか?を考える事。
何と無く始めるのでは無くて、例えば葉っぱは枯れていて乾燥していそうなとうがらしは

濃いタイルのような色だし、もぎたてのような雰囲気なら残りの2色をメイン。
勿論、まだ若いものなら緑なんてチョイスも考えられる・・・。

まず良く観れば下地に色のプランは描いていないのだから、本人にしか判らない。
とうがらしは赤・・・と先入観で始める必要性は特に持っていないのなら、

緑の選択を捨てない方が良いし、思ってもいなかった事なら、そう思える発想は使う
使わないは別として、持つべき。必ずその権利は持って選択をする・・・ここ。

モザイクを上手くなるには?の1つに色のチョイスって言うのがある。
それは他の色を作る事の出来る絵画、ト-ルペイント、化粧・・・・こんな技法が

出来るものとは違い、ただの選択のみとなるモザイクや、パッチワ-ク、つぎき細工、
・・・とそのままの素材を切り方や繋ぎ方の妙が問われるものは、決まった色を

どうやって繋ぎ合わせて作りたいモノに近付けるか?になる。だからそれっぽい・・って
魅せる、見せるには・・・?となる。それを図鑑を見て、この色も無い・・これも無い、

じゃこれで良いかっ・・・ってこんな作り方では上手く行くはずが無いし、逆に
ガラスタイルに浮かれ気分になれば、怪我もするし、ただ綺麗な素材ってだけで

ただ切れた・・・だけにもなり兼ねない。それをいかに巧みに使うか?は、まずは
本物を知る事。しかもお母さんである事で、野菜なんてお題は得意中の得意なはず。

ただそれは料理の素材としてであって、そんなにじっくり観察している訳じゃない。
だから姿勢としては思い込まない事。知っている、判っているでは無くて、

図鑑で良いから良く見る。もう一度知っていても観る。しっかり観る。
使うのでは無くて、作る為の素材なのだから。

そんな姿勢の元、緑って言う考え方を使わないにしても権利を持つと言う意味は
こんなに密集しているとうがらしを作りたいのに赤は3つと言う不便さ。

万が一と言うよりかぶるのは必死。となれば、緑は保険になる。ただもしそんな時に
あぁ良かった・・・じゃあここは使おうってそこだけ使えば自分が助かるだけで、

とって付けたようになる。ただ自分が助かっただけでは美しさとは一切関係無い。
ここ。つまり何処にそんな事がありそうなのか?を見つけ出し、まずは危険回避。

そしてその危険そうな場所に緑を使ったとしたら・・・その他に何処にあれば、
美として入れた事になるのか?美しさをその後に後付けして考える・・・こんな感じ。

しかし・・・まさか初回のガラスタイルでこんな指導が必要になるとは思わなかった。
もっと初回はアップアップしてしまう・・・・ガラスタイルにね。

でも御覧の通りなのね・・・。それじゃ・・・とこんな指導をすると、


最初からこんなでは、今の姿勢を崩さない限りこのグレ-ドが一番ヘタな部分となる。
何しろこれがガラスタイルを初めて切った部分となるのだから・・・。

素材は慣れればいくらでも切れる。それは慣れ。つまり徹底的に切って経験値。
しかしそれだけではきちんとしたパ-ツ作りになり、今の俺のテ-ブルのように、

点で描くとなる。それを流れなんてものを巧みに作れれば、それが線での表現になる。
そんなきっかけ・・・になるべき1日目がここまで進んで、ここまでのグレ-ド・・・

一言でお見事です。結構なお手前です。なのね。こんな人はこのまま、このまま。
慌てずに、これが1日分・・・と考えて6本を限界って位を目安に進むのねぇ・・・

そんな気持ちで。常にとうがらしを作る・・・意識。どんなとうがらし?ってね。
その意識、姿勢、そして観る・・・参考しているとうがらしを見る・・・何度も。

作って・・見る。切って・・・見る。離れて・・・見る。そして誰かに見せて見る。
感想を聞くのでは無く、表情を見る・・・目は口ほどにモノを言うのだから・・・

当然、終わった後のアップルさんの表情・・・満面な笑顔でした・・・あはははは。
その後入れ替わりでさくら教室。一体何を作るのかな・・・奴は?

俺の弟子は勝手な奴らばっかで、最近いきなりそれかいっ・・・ってな事ばかり。
だから、余りの急な事に戸惑う事が多いのね・・・苦笑いするしか無いのね・・・。

まっ良く俺も対応出来るようになったもんだわっ・・・・あはははは。
って事でやってあった仕込みは・・・・これ。



おぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ、さくらモザイク。良い。さくららしい。これこれ。
こう言うの作らせると絶品。楽しいモザイクの決定版。王様なのね。

やった事の無い人には簡単そうに見えて、やった事のある人には難しさが良く判る。
それでいて楽しく見えて、面倒なモザイク・・・らしい、さくららしいぃぃ。

ってかぐやも一緒に画像を送って話をしていて、さてどんな下地が良いかなぁ?って
言うと、菱餅とか・・・と言うので却下。カクカクしてて可愛く無い。

もっと丸くて可愛くなるような・・・でも女の子の節句なんて思い浮かばないし・・・
って言うと、お雛様のあの歌を口ずさむから一緒に歌って・・・やっぱ2.3番には、

豪華にするアイテムしか出て来ないから、1番の中にあるのかなぁ?と言うと・・・・
桃の花?って今度はさくら・・・ん・・・でも桃の花もこじんまりしなくなるし・・・と

自分で却下。じゃそこから離れて和風・・?って言うと、貝あわせ・・・とかぐや。
それ頂きぃぃぃぃぃ。でも出来るのかな?そんな下地・・・・?

どぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉん。


感じ出てんじゃないのぉぉぉ?良いんじゃないぃぃのぉぉ?っな事になったのね。
また逃げ切っちゃったのね。可愛い豪華なモザイクになりそうなのね。

さてそんな中でも進んでいるのね・・・俺も。


それでね、ここからは別の話だから常連に・・・

去年震災で中止になった日本観賞魚フェアについて大成企画さんに連絡すると、
何とも困った話になった・・・。俺を含めた3人のア-チストがいるらしいんだけれど、

持ちスペ-スが1人5mって言うのね・・・・。もはや1人で作れる大きさじゃない。
そうお察し良いね・・・みんなで・・・そんな事は出来ないか?の相談。

ただここに問題が発生する・・・つまり例えば、俺が1mの金魚を作ったとする・・・
そこにみんなが小さい金魚を作ってバラバラに配置すれば確かにワイドに使える。

しかもバラバラだから撤去も簡単。簡単って事は当然そんな仕上がりになる。
つまり目指す事は楽しいモザイクとなる。

それを以前やったニュ-ゆみのあじさいのように作ると、みんなが合体となれば、
凝縮する分、豪華になって芸術性を帯びる事にもなる。がしかし、こじんまりとなり

5mにちょこっとって見栄えとなる。しかも合体した大きさの作品は終わった後、何処へ?
となる。やっぱそうなると寄付?また・・・。でも特に江戸川区には世話になって無いし

って事は、日本の金魚のメッカの弥富って事?何が正しいのか?今日の今日ではねぇ・・
ただもしみんなで・・・のスタイルが出来るのなら、一体何人の参加があるのか?

期日は4月の初めまで。一体何が出来るのか?権利の取得をしたいので連絡頂戴な。
参加希望のみ。まだノ-プランだから・・・。何も決まっていないのね・・・

ただその人に合わせた下地の大きさになるだろうから、やる事は人それぞれになる。
やはりこれも1点モノ。もう少し具体化させるので待っててね・・・興味のある人。


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