今日は高洲のサークルの日。久し振りにナオミぃぃが参加。正直いつ以来なんだろうか?・・・って位なんで、何やってたっけ?って感じだったが、下地を見てあぁそれかぁ・・・って思い出したのね。そんな中、始まるとガラスタイル・・・。
しかも文字も・・・大丈夫かな?とも思ったのね。ただ思っていたよりも上手いのね。手慣れているって言うか、切り方って言うか、カッコが様になっているから、失敗する方向では無いな・・・と判断して、1つだけアドバイス。
そもそもガラスタイルの素材の特徴って話。タイルは照りなどが特徴な位、インパクトがあり、主張するって方向になるのね。所がガラスタイルは透き通る・・・なんて表現をするのなら、主張しない感じになるのね。勿論色によっても、
変わって来るけれどね。じゃ例えば文字に使っている色は?となると、白っぽいものね。白っぽいってどんな感じ?今日もまた、感じ・・・の話なんだけれど、そんなに主張する色じゃ無いのね。その主張しないガラスタイルを4分の1に切って
いる・・・そんな感じね。今切らなければ2cmくらいある大きさを4分の1にする・・・これをまた文章にして説明すると、そのままの大きさでも主張しない白っぽいガラスタイルを4分の1に切っている・・・になるのね。
なんか薄味方向に向かっている感じがするでしょ?つまり小さくし過ぎると持ち味がそがれる感じになるのね。と言う事はいくらか長めに取れると、例えば3分の1とか2分の1とかになれば、4分の1よりも威力は増すでしょ?何せただでさえ薄い。
それと、切る事が上手くなった・・・ここに落とし穴もあるのね。ナオミぃぃは予定調和が大好きなのね。ついつい揃えてしまう癖がある。そう言う性格の人に切る事が上手くなったって技術が乗っかれば、きちんとちゃんと4分の1って
やってしまうのね・・・しかも無意識で。そもそもの話なんだけれど、ここにアロハって彫ってあるのね。って事は、これどんな感じに仕上げれば良いと思う?・・・また、感じの話。恐らく民芸品みたいな・・・って雰囲気だと思う。
じゃまた金平糖の歌の話。ハワイの民芸品ってどんな感じ?機械じゃ無くて手作り、手作りってどんな感じ?・・・少しランダムな感じじゃないのかな?・・・ほらまた出た・・・ランダムって揃ってない感じがしない?でもね、揃っちゃう
のね。だって上手くなっちゃったから・・・もしこれが野球だったら?凄いコントロールの良いピッチャーが必ずストライク投げるか?って言ったら、わざとボールになっても良い球を投げたりするのね。しかも全力じゃない玉もね。
緩急なんて差、ストライクとボールの微妙な差、そこに変化球・・・いつも、誰にでも、同じ配球はしないのね。つまり上手くなったら・・・ここの上手いは切る事や張る事の事ね。そしたら、何を相手にしているか?を考えるのね。
ただ上手くなると、ピッタリとかキッチリしたくなるのね。何せ出来るから。しかも上手くなった人に少しルーズに・・・って言っても、今度は性格もあるのね。例えばまっ良いか・・・と大ざっぱ寄りの人なら、良いの?って事で、
全部ザックリ行こうとする。だったら目地幅位合わせれば・・・とか、文字の外側だけはピッタリ切れば・・・とか、四角にしないでいびつ角形・・・つまりランダムにすれば・・・とか、ルーズになり過ぎないアドバイスになる。
所がそもそもナオミぃぃ。揃っちゃうのね。だからアドバイスはなるべく揃わない様に・・・になる。それとね、そう言いたくなるもう1つの要素は、民芸品ってどちらかと言うと、派手な感じがしない?もっとポップって感じ・・・。
なのにかなり抑えた色合い・・・そこにきちんと切ったパーツが入れば、完全フォーマルになっちゃうのね。もっとルーズに・・・大体、ナオミぃぃは薄味だから、色は変えられないだろうから、責めて形で冒険しないと・・・。

今度はキウイ。もう切る事なんて教える事は無いし・・・となると、アドバイスは色。勿論本人の好きな色のピンクをダメ出しするつもりは無いけれど、好きなピンクだらけ・・・になっているから、花がごちゃごちゃして来たのね。
良く女の人が使う差し色なんて言葉を使えば、ピンクでピンクを引き立たせようって言うのは難しい・・・だから違う色で、よりピンクをピンクに見せたい・・・ってテクニック。さっきの野球なら、ボールとストライクの境目ばかり。
もっとハッキリとボールと判る玉がメリハリとして欲しいのね。それが差し色って役目なら、ここの中の色なら、緑の葉っぱは威力がある。こうした色があるか?無いか?では、感じが変わって来るのね。俺は足りない感じがするのね。

ここでタピオカ。キウイと同じように切る事に教える事は無いのね。しかも先日のさくらの指導の話で出て来たように、更に言えばナオミぃぃのも一緒で、ガラスタイルを使っているのね。彫った下地ならそこに入れるって事になる。
でもこうしてタピオカやさくらの作品のように、彫っていない場合、主要の線を紺のタイルであっちこっち張ってから、その中身をガラスタイルで入れる・・・って順番は、彫ってある下地と何ら変わりない事になるのね。
しかもタピオカはその上の意味も判っていて、私のガラスタイルの部分は、同じようなラインが続くんだけれど、ナオミぃぃのは、クルンってカーブがいっぱいあるから難しいよ・・・って。流石なのね。そう言う点では、4分の1の形で
始めたのは安全ではあるのね。でも、でもなのね・・・もっと攻めようって話。上手くなったんだから・・・。

んで最後にキョンキョン。段々後半になって来たから、バックを意識し始めたのね・・・そっと見てたら、ベージュのタイルを持ったから、慌ててアドバイスになったんだけれど・・・。例えば安心安全なら、余白に手慣れたひまわりを
作って、後はバック・・・って入れば良いのね。でもそれはあくまで安心安全な終わり方なのね。ここでもう一工夫って言う事になると、アドバイスとしては、これが最後の作品じゃ無いのなら?もっと攻める考え方もある。
それは音楽なら転調的な・・・。今までとは違う何か?雰囲気をガラッと変える何か?例えば、みにくいアヒルの子的な場合なら、枯れかけたひまわり・・・とか、つぼみや、影だけのとか・・・って言うなら、余り変えないのだから、
AとA`くらいの差って事になる。所が同じ色として統一して置いて、ハチとか入れると、今までに無い生き物って新展開になる。でも色が同じだけに、大きくは変わらない。これが同じ生き物でも同化させたカマキリなら、ホラーチックに
なるし、動きの無いアップリケ的な作品が動いたりする。こんな話になったのは、例えば予定調和と言うのなら、安全安心になるのだけれど、その時に完成した作品はどんな感じの表現になる?って話になると、カッコ良くしたいな・・・
って、ここの人達には一切出て来ない表現が出たのね。例えば、可愛いとかお洒落とか、綺麗とかこんな言葉が蔓延している中に、カッコイイって・・・男風味な言葉。まぁそうなると、バックはあんな感じになるだろうな・・・を予測
出来るので、キョンキョンが思う以上に可愛さを入れとくと良いと思ったのね。ちなみにバックは紺を選んだんだけれどね・・・だよね、そう来るよね、なら上絵の紺とスパイス的に少し黒入れて・・・そうするとグッと男風味になる。
ただそれだと男風味が強くなり過ぎるだろうから、隠れキャラ的に同じ色で生き物を入れたりすると、色で誤魔化された人には判らない・・・って事にもなる。そんな事でハチになったのね。もし嫌じゃ無ければ、3匹が良いんだけれど。
確か家族3人だったから・・・。こんなアドバイスの中でもっと大きなくくりで考えると、ついつい大人感覚で、安心安全の予定調和でやって行くと、普通になりがちなのね。でもそれじゃ新しいものは生まれない。だから常に攻める。
でもね、良い事と悪い事は背中合わせ。攻撃は最大の防御なりとは言うけれど、サッカーならカウンターを喰らう事になる訳で。じゃそんな事を踏まえた時、キョンキョンは今までどうして来た?きちんと予定調和して来たのね。
だからこそ、今まで守って来たのだから、後半に攻撃を仕掛ける・・・しかも絶対ここのみんなが使わない紺なんて、かなりの冒険だし、個性的であるのね。ただとは言え、女の人なのね・・・男っぽいって雰囲気が好きであっても、
男じゃ無いのね。勿論、しかもそのバックで十分個性的にもなるし、問題は無い攻め方でもあるのだけれど、今後も男っぽい・・・ってテイストが出て来るのなら、みんながやりそうでやらない事をすると、より個性的なのかもね・・・
もしこんな終わり方になるのなら?最後の最後にキョンキョンの怒涛の攻撃が始まる・・・って感じなのね。まぁ楽しみなのね。そんなこんな後は、大人のハロウィン。

ここはお遊びも大きく含んでいるので、見せるって前提で、髪の毛を作ったんだけれど、例えば下から上に向かって薄くしたのね・・・全部。同じように予定調和にしたいのなら、ルール通りに全部同じくすれば普通に美しいのね。
でももっと大きな作品になると、その予定調和を崩すと、混ざって見えたりもするのね・・・離れて見た時に。そして更に仮に薄いだけの髪の毛や濃いのを入れたとすると、更に影にも見える。ナオミぃぃのはこの紺の濃いのが無いのね
・・・だから薄味になってしまうのね。この場合、赤い血にばかり目が行かないように、濃い紺を増やしているのね。赤ばかり見られると、気持ち悪さばかり目立っちゃうからね。それともう少し考えるべきだったのは鼻なのね。
本来ならシュっと鼻筋が通っていて、小鼻ってしたい所だったんだけれど、右目の子供に見える方の鼻にも見えるようにすると、余り大人よりの小鼻にしちゃうと、子供に合わなくなっちゃうかな?ってこうなったんだけれど、綺麗さを
若干失っちゃったな・・・が本音なのね。まぁでも、空の湯の説明にも使えるし、こうしてサークルのアドバイスにも使えるから、単なる遊びでも無いのね。まっこう言う作品の捨て石としては、まずまずな1作目になっているような・・
ここから発展的な事に繋げるやり方の1つでもあったりするのね。やって見た事の無い事は、リスクも伴うものでね。これもただでは転ばないように・・・の練習。