katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

ミモザさんの犬のモザイクタイルとキウイと民芸

2007-09-19 21:46:10 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、民芸から連絡あってタイルを欲しいとの事。どうやらいよいよ文字をやるらしい。
当初から金とか・・・とは言っていたのは憶えている。けれど・・・・・

民芸が作っているのはハワイっぽいよね。文字が金?果たして良いだろうか?
そしてバックはぺきぺきの緑。何かが変な気がしない?・・・・

そこで昨日の話の続き。 金じゃない金に見える色?って聞いて見た・・・すると
黄色に気が付いてくれた。 そう黄色はすでに使っているけれど、赤に囲まれていて
かぶる事が無い。そして色数少なく派手になる。

更に緑との愛称は良い。後は黄色の中での色選び。だけど・・・ここでまた・・・

1cmで入るようにしてあった文字が入らない・・・更になるべく切りたくない・・・
と言う・・・選択は9.5mmの中の2つ。黙っていてもこれ・・に決定になる。

慣れて来た人は、最初に箇条書きでいいから、必ずどういう感じに作りたいか?って
書いて置くと良い。当初のコンセプトがぶれると、何でも都合よくなりゃいい事になって
しまう・・・すると当初の予定とは違うモノになってしまう・・・・

勿論それが上回って予想していたより良くなる場合もある・・・しかしその確率は低い。
だからこそ、思ったとおりになるように、書き留めて置く事をお奨めする。

それがこれ。



1cmが初めての割には頑張っているのね。サ-クルではペキペキ緑をやるらしい。


そしてその後がキウイ教室。 縁取りが終わって、ヒイラギの実の丸を赤で練習。
2.3時間の成果がこれ。

確かに大きさがまちまちではある。 しかしどれも精度は良い。
しかし終わる頃にはきちんとした統一感に切れるだろう。

じゃあこれは? 上に小さく、下に大きいのを使えば自然と立体感は出るはず。

そして葉っぱは? これをティ-ア-トさんのタイルのピュアのシリ-ズでやるらしい。
このタイルは淡さが売り。 結構可愛い仕上がりになるだろうけれど、さてさてどう
こなして行くか? ちょいと楽しみ。

今日は、何しろ最初からあまり進まないだろう・・・と判断で楽しい選曲。
若林豪さんに大爆笑。 チャ-のリメイクに乾杯。色々な選曲して見た・・・・


キウイにしても民芸にしても、1cm。昨日のラムといい、ワンランク上のモザイク。
明らかに誰にでも上手くなりつつある事は明確になる日が来る。

明日は大御所、さくらの登場。 地味ぃぃに終わっている。奴の根気には頭が下がる。
ただ、元気だと良いんだが・・・・

そしてそんな中、ミモザさんの犬。 とうとう完成前日を迎えた。
明日ペンキの補修と金具付けすれば終わり。

それと明日の日付にすると大安らしいから。



何とか終わった。毎回勉強だが、今回もいい勉強になった。
物作りとは永遠に勉強とは良く言ったモノだわっ。先人に乾杯。

完成画像は明日。 それと次回作の打ち合わせに明日、屋形船さんがやって来る。






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ミモザさんの犬のモザイクタイルとラム

2007-09-18 23:32:45 | 世界遺産をみんなでつくろ!
昨日は久しぶりに11時前に帰ったら、一度入れたブログがトンでさよなら・・・・
そのショックでアイフルさんにもらったマッサ-ジの椅子で寝てしまったのね。

今日は、朝ラムから電話で急きょ作品の今後の展開の相談と材料を買いに来たい・・・
と言う事で、1時間ばかり教室。

まず見て欲しいのは、この後のバック。空を作りたいとの事。
ぺきぺきを知っている人なら、すぐ判ると思うが、普通色2色の上絵1色の3種類。
青空になるような色はね。

んで、みんなは濃い色をどこに中心にするのかな?

ラムは上に濃いのを使うって決めていたらしい・・・俺は下の方。
ラムは、写真の空を見て、ほら上が濃い・・・・って言うのね。

では、視点を変えよう。 今の時点で一番眼が良く場所は何処か?
えっと・・・って貴方。 少し離れて薄目して見て下さい・・・・ほら見えた所は・・・

そう、黒い部分。って事は、この大きさ分の黒い部分でもすでに目立つって事。
それを踏まえて、バックの話に戻る。

上が濃いのを使いたいって言ったラムのように仕上がったら、バックのみでも上が重くなる。なのに黒い部分があるのだから、更に重くなる。つまり下は目立たない。

それがオッケ-とするなら、仕上がりは、黒と赤の部分が前に出て来て、建物は後ろに
どんどん下がって行く。

何せ、黒も赤も1cmの艶があるのだから・・・・それだけでも目立つのだから。

それを同じ位の位置にしたいのなら、上が薄く、下が濃いバックにして、更に、目地を
黒と赤に白っぽくして、建物を黒を使えば、おそらく同位置位になると思われる。

それと、そもそも空には、この黒と赤の部分は無い。なら少々変わっても良いはず。

そして更に続く。縁取り。全体の仕上がりをガウディ・・・っぽくと言うのなら、派手な
色使いか?大理石っぽくする。 両者ともお家芸的モノなのだから。

ここで考える。かなり派手なのを覚悟出来るなら、それはそれでいい。
だが普通考えれば、絵を見せたい。なら地味な色を選んだ方が良いと思う。

では、地味って何だろう? よく口癖にしているのは、イメ-ジで言えば、地味って
言葉から連想すると、この言葉を使う人は明らかに、その色を好きでは無い人。

シック。これは聞こえだけは、いっちょまえに良い。
つまりどっちも一緒のモノを見て言える訳で。こんなもんはただの体裁に過ぎない。

モノの本質。 つまり何が合うのか?これが一番。

ここで大事なのは、ラムは数少ないkatsuさんの信者。どんなに親しくなっても、教室だろうがなんだろうが、常にkatsu先生って思われている・・・・

こんな人に、俺はこの色が良いと思う・・・って言ってしまったら影響力が大きい。

だから先に何使うつもりか?だけは聞かせてもらわないとならない。
その後で、あまり良く無い色だけ却下して、その中で気に入った色を探す。
いつもこうしている。それが俺と違っていても・・・・

今日、ラムが口にしたのはグレ-。根拠があるなしはともかく俺もそう思った。

本来、お金に関係無いのなら、マ-ブルを薦めたい所だが、まだ腕が伴わないのに、
新しい材料に行くのも、どうかな?って思ったから、では2番手。

なら1cm。しかしながら大理石に見えるタイルがあるか?・・そこを探し出せば良い。

ではまた戻る。 色の選択。 誰でも知っている事。白、黒は何でも合う。

所が、すでに白、黒は本体に使われている。例えば、白っぽいのを選んだとする。
すると、オセロの考えで行けば、右の白い建物と白い枠を全体の分量で考えると、
おそらく相当な量になる。つまり軽い感じの作品になる。

では、黒にして見よう。すでに黒が目立つ状態で、黒い枠。考えるまでも無く、重い作品になる。そして絵自体が黒い枠に潰される。

なら白か?でも逆も真なり。 それは無難な方を取っただけ。
常に例外探し。 白か黒か? 一か八か? 半か丁か? 選択権を2つに1つ・・・

違うのね。もう1つ・・・それは例外。この場合の例外は、グレ-。
白は薄い・・・黒は重い・・・ならグレ-。黒にも近いのを選ぶか?白に近いのを選ぶか? それを説明した。

更に、1手先を読めるようにする。 それを指導した。
やる前に先を読む。 

例えば料理人の会話。 親方ぁぁあたりお願いします。すると、ん・・・塩足しておけ。
なんての。 おぉぉぉい何故味見していない、後の味を味見しないで判るの?

では、パ-マ屋さん。これでお願いしますぅぅ。って写真持って行くと、髪質が違う。
えっ? この写真の人の頭触った事あんの?・・・・

イチロ-さんは偶然打っているの? 先読みがきちんと出来るからなのね。

それが慣れると、棋士は数百手先を読むのね。こんなのは当たり前の事。

だから、ラムには1手くらいは読もうね・・・と指導。

ん・・・って感じだったが、言っている事は判ったらしい。なら鯨でも口に入って、
口から尾っぽが出てバタバタしている気分なんだろうから、消化液が出てくりゃ平気。

こりゃ大作になるね。俺も楽しみだね。

そんな中ミモザさんの作品。何故進み具合が早くなったか?みたいな質問がかぐやから。
それは簡単な理由。 何故右だけ進んでいたか?

まずこれだけ緑がいっぱいに交差したりしていると、何をどうしていいか流石に判り
づらい。 だからこそ葉っぱから張りたい。すると葉っぱが終わると、バックが残る。

所がそこにはまた難所。バッタやテントウムシがいる。更に残ったバックに使える色が
何色残っているか?になる。 緑っぽく・・・・すでに色が無くなっているって訳には
行かないでしょ? だから様子を見ながら、1つ1つ決めて行けば時間は掛かる。

所が右で決まってしまえば、左はその繰り返し。更に葉っぱの間と間みたいな空間のバックは狙って切らなければならない・・・これが更に難しい。

それを葉っぱ、バック、葉っぱと作れば、難易度は下がる。それと慣れ。
これを世間では、マニュアルって呼ぶんだね。

つまり自分で、自分のマニュアルを右で作った訳だ。なら切っているだけ。
んで、結果はこう・・・・



しかし流石にかぐや。良く気が付いたよなぁ? 毎日目地の色が変わっていたのを・・・
でも顔も少しいじっているのは気が付いたかな? かなり痩せて見えて来たはず。
かなりね・・・

正直きっとあと2時間もやれば張り終わっただろうが、12時過ぎて無理やりっぽいのも
何だから帰って来た。

明日、キウイの教室終わったら、楽しみながらやろうかなってね。
遊び心ってのをね。 こんな小さいちょうちょをどうやるんだうか?俺は・・・

少し楽しみ。やってみりゃなぁんだ・・・って終わるんだろうけれど、考えてデフォルメ
が終わりの前の日くらいしか余裕は無い・・・・

下絵抜きで12日。この後、目地と仕上げ、更にペンキの補修・・・後2日。
2週間。いよいよ終わりが見えて来た。





かぐやからのリクエスト。アップこれで良いのか?










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ミモザさんの犬のモザイクタイル

2007-09-18 09:02:38 | 世界遺産をみんなでつくろ!
とりあえず画像のみ。

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ミモザさんの犬のモザイクタイル

2007-09-16 22:32:21 | 世界遺産をみんなでつくろ!
気分転換、まっいずれやる事だし、目地の色を変えるんだからと・・・目地をやって見た
こうすると、少し終わった気分になる事がある。

後少しかぁ・・・って。所がそうならない・・・・まだまだかぁ・・・って感じ。

真四角は絶対に無理だって事は最初から判っていて、それでも、まっシドさんを紹介して
もらった事もあって、この位なら何とかなるかな・・・と思ったものの・・・・

こりゃ凄まじい。葉っぱの数が異常だ。進んでいる気がしない・・・・

何日たったのかな・・・少し疲れた・・・

こんな時に、日高氏でもくりゃ良いのになぁ・・・・

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ミモザさんの犬のモザイクタイルとも-の下地

2007-09-16 09:19:11 | 世界遺産をみんなでつくろ!
バックを集中的にやって見た。予想した以上にやはりガラスタイルだけあって時間が
掛かる。ぺきぺきの時にも言った事があるけれど、切る・・・ってテクニックだけで
言うなら、犬の毛並みのタイルよりも、ガラスタイルの葉っぱの方が難しい。

小さいものより大きいものの方が難しいのね。ただその質感とか影とかって事まで
含めると、犬のが難しくなる。葉っぱはきちんと切るだけだから。

ただぺきぺきとは難易度は全く違うのね。

数日前に、ちょいとアトリエに入って来た人がどの位の日数掛かるのか?みたいな質問
された。 ん・・・・10日間くらいだと良いんだけれど2週間以上掛かるのかなぁ・・・

すると、じゃあ素人の俺じゃ1ヶ月は掛かるなぁ・・・って帰って行った・・・・
あぁ、やっぱそう思われてんのかぁ・・・

俺には出来ないや・・・じゃ無いんだね。 出来ると思っている訳かぁ・・・・・
何日掛かったって出来るようなもん作っているつもりは無いのになぁ・・・・

ぺきぺきのタイル切らせてあげたのが、簡単だったから誤解したのかなぁ・・・

上手いねって言われるのは悪い気はしない。素直に有難うございますって思う。
けれど、倍の日数掛ければ出来ると思われている。

そして倍って言えば、上手いの比喩をしたとでも思われている・・・・その程度。
まぁいつもの事だから慣れては来たけれど。

鴨川なんかが良い例。影で日高氏とタバコ吸って見ていると、凄いなぁの重みが違う。
それがそこに俺がいると、あぁ何だぁ、こいつが作っているのかぁ・・・って。

人って面白い。これが人は見かけで判断・・・・かぁって。
同じ人がここまで変わるんだなぁって。

プロとしてやっている人に聞くだけ聞いて、倍の時間で気を使ったつもりでいる。
俺なら時間をさいて、手を止めてお話させてもらった事を有難うございます・・・って

帰るけれどなぁ・・・。鯛は腐っても鯛って言うのになぁ・・・
って事はまだ鯛には見てもらえなかったって事かぁ・・・になる。

まだまだだなって思う。 本気にさせられなかった事にね。

何と無く気を引いたくらいの腕に見えたって事になるのだから。
それより興味が湧いてもらえると、名刺下さいとも言われるし、ホ-ムペ-ジも見てくださるだろう。

どれだけ興味を持ってもらい、どれだけ見てもらったか、どれだけ知られているか、
そしてどれだけきちんと人に話してくれたか・・・・これがクチコミ。

中々そうならない。一体どうしたら良いのか判らなくなる。
だから、見てもらった・・・・これだけで有難うございますって言うようになった・・・

そんな誤解を受けやすいバック。 ん・・・こんなもんしか進まないのかぁ?って。
ん・・・もう少し進まないもんかなぁ・・・

そんな中、も-の下地。




下絵の上に木を置いて見たんだけれど・・・修整した部分判るかなぁ?
では・・・・


  

おしりを少し切らせてもらった事で、足が長く見えて、痩せたように見えるはずなんだけれど・・・・


昨日は一度入れたのが消えてしまって・・・・横になったら寝てた・・・

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ミモザさんの犬のモザイクタイル

2007-09-14 23:34:47 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、自転車に乗って出かけようとすると空気が抜けていて、車で空気入れ買いに行って
自転車で通勤・・・って思ったら、それでも駄目で、結局歩いて自転車屋さんに。

けれど、折角出足につまずいたので、つまずきついでに車に乗って、ある所へ出かけた。

ある所とは、実家の近くのポニ-ランド。
ここん所、そんな事も無くひたすら自分の事ばかりだったし、気分を変えるにも良いって
思った・・・

弟子達のかぐやとも-が偶然にも羽のある馬をデッサンしている。
何かのヒントになればいいとも思ったし、俺自身の指導としての参考にもとね。

    

んでまずはかぐやから。



   

非常についていたのは、運動中だった事。やっぱり動きが無いと意味が無い。
生き物を作るのに、動かないって言うのは臨場感や、迫力、・・・何をほざいても
リアルには近づけない。それでは見てもらおう。

さて写真家じゃないからブレは勘弁ね。3枚は同じ位置から取ったモノ。
何か違いを感じる事は無いか? 角度が違うと首や表情その他が全く持って異なって
見えはしないか? 特に気になるのは首。

頭を下げた時の首、頭を上げた首、胸を張った時の首・・・・それぞれが違う。
同じコ-スを同じように走っているのに、1周ごとに変わってくる。

そんな事を踏まえてかぐやのブログを見て欲しい。上手い下手では無い。不自然さ。
一体かぐやは何がしたいのだろう・・・・?

リアルなのか?デフォルメなのか?生き物の命と言える眼を可愛くかぐやらしく描いてある。ここですでにデフォルメになろうとしている。

なら都合良く変化させるべきだと思う。つまりアニメチックの方向だ。
例えば、少女漫画家の描いたと思われる馬を想像して欲しい・・・こんなに首は太くない

むしろ少し痩せ気味で、それでいて走ったら早そうな感じにね。たくましいでは無くて
素早そうとかにね。

だから本物より細身に変えて行く。眼に合わせてね。

そしてその下絵に細かく切ってリアル感を出す。これが融合ってモノ。

俺が作るなら、少し太めであっても、羽を大きくする事で、力士を乗せても力強く羽ばたくように筋骨隆々にする。リアルならね。

イメ-ジとはこうやって1つ1つ思い描くモノに近づける行為。かぐやはこんなに長く
やった事が無いのでアップアップ。

ではも-。夕方、下絵を持って来た。これで3回目かなぁ・・・?見るの。
今回はオッケ-を出した。



2人ともまず羽が小さく飛べたモンじゃなかった。おいおいペンギンか?ド-ド-鳥か?ってね。まずはそれを是正させた。

まず大きさ。も-は小さかったから。そして羽とね・・・・

するとも-は馬は残して羽を変えた。俺もそれが良いと思った。
今度はその後、細かなバランスを注意した。それは両足をそろえるな・・・だった。

またイメ-ジ。馬が走ってる時の音。 タカタン。 スタッカ-トが入っている。
つまりバラバラに足を蹴る。って事は動きを付けるなら、左右対称で無い方が良い。

しかし人は、左右対称が好き。そこでこれもイメ-ジだが、やじろべえをイメ-ジして
この絵を描け。と言った。それがバランス。

すると片足だけが地に付く。前足に動きがあるのだから、後ろ足が片足になると、
離着陸している姿になると思ったからだ。案の定動きが出た。

そして今日、も-さぁほぼ完璧なんだけれどさぁ、若いのと年寄りどっちがいい?って
言うとポカンとした顔しているから、左のおしり下がっているよ・・・・って言った。

3mmから5mm上げては駄目か? って隠してやると・・・・にこぉぉぉって笑って
10mm上げて下さいだとさ。あはははは。やり過ぎぃぃ。

これについては任せてくれるらしいから、明日下地を切る。

じゃかぐやね。ありゃ瞑想しているね。そりゃそうだわ。弟子がお題がかぶって、
なおかつ、先輩だわ、絵が苦手だわ、も-のは見れないのに、完成でも無いデッサンを
ブログに載せろと言われるは・・・・過酷だろうなっ。

しかしあいつは、弟子のトップとしてやってもらわなければならない。
先輩なら、追われる怖さや不安を大いに経験し、大いに困ってくれ。

確かに美術、芸術は勝ち負けじゃない。それは俺も認める。しかし俺の描く団体での美術はそんなに甘く無い。つまり、切る張るだけは平等にみんなでやる。

しかし、今回のようにお題がかぶれば、選ばれる絵としての勝ち負けはある。
勿論それはシュチュ-エ-ションや、お客さんに選ばれる事になる。

その場合、俺を含めてみんながライバルなのだ。

勿論、場合によっちゃ構想だけはっきりしてくれれば、俺が手直しして使う事もあろう。
そう構想さえしっかりしていてくれれば・・・・

今のかぐやに必要な事。 遠いハンデはしょっている。ばかちぃぃぃぃん。
こっちは師匠として想像力で拾い屋。伝える気力さえあれば何の問題も無いはずだ。
どうしてもやりたい事をまとめれば、どうしてもやりたいんだって気迫で伝えれば、

俺が何とかする。己自身が見つけられないのなら、相手には何も伝わらない。
しっかり困れ。一緒に見ててやるから・・・・

そもそも2人に言いたい。一体何を作っているんだ?それは・・・・
その羽のある馬は己自身なんじゃないのか?作品は永遠に残るモノなんだぞ。

お前らが死んだ時に、それが残れば母親が一生懸命にやっていたモザイクとして、
仏壇に飾られるかも知れない・・・そんなものになるかも知れないとは思わないか?

辞めない・・・と約束したのだから、その権利があるはずだ。

俺はいつも眼のあるモノは、そういう気持ちで作っている。何故なら生き物は全て死ぬ。
人間よりも先にね。 生きている時は、それはそれでいい。

でも、その生き物が死んだら、心の弱い人はそれを封印するかも知れない・・・・
もしかすると、そんな作品になるかも知れないのだ。

感受性が豊か・・・良い時は繊細といい、悪い時はウザイ、キモイ・・・
誠に勝手でよろしいと思う・・・・人はそんなもんなのだから・・・・

俺はいずれにせよ、メッセ-ジの無い作品なら、作るつもりは無い。
テレチャンの優勝した時の挨拶は、俺の気持ちを伝えるモノ・・・と答えたのだから。

なら一緒にやると名乗った奴は、それに従ってもらう。これは遊びじゃない。
生きがいや夢を乗せた、俺の俺達の夢なのだから・・・・

いつか世界遺産を一緒に作ろう・・・って壮大なプロジェクトの・・・・






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ミモザさんの犬のモザイク

2007-09-13 23:54:24 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日も犬。少々停滞気味。しかしながら進みが悪いだけで進んでいる。
すると角嶋の親父さんが、昼飯をご馳走してくれた。

随分としばらく振りだ・・・一緒に食べるのは・・・・

以前テレチャンで優勝した頃、よくご馳走になった。昼からビ-ルを付き合う事も多々あった。それによって、誤解も生じた。

楽チン生活を送っているように見えた人がいたみたい。何人もそんな話を聞いた。
工務店からお給金もらっているようにも見えたらしい・・・・

そんな事を思い出した。 今となっては別に一生付き合って行く間柄の人たちに言われた
訳では無い・・・今はただの疎遠になった知り合いに過ぎないのだから。

それなのに、当時は心を痛めた。とても辛く悲しい思いもした。
そんな事を振り返ってしまうような懐かしい食べ物屋さんだった・・・・

しばらくすると、お教室の帰りにシドさんとミモザさんと、以前立体トマトを購入された
方の3人がやって来た。

シドさんはそばやの教室の時に見ているから、進んだねぇて顔して見ていた。
2人は気に入ってくれたようではあったが、どうやら本物の犬はもっと痩せている・・・
とおっしゃっていた。

俺にはとても重要な出来事だった。きっと本当にそうなのであろう。
2人とも犬好きなんだから。

模写。こんな事にならないように、細心の注意ははらってはいたが、残念ながら今の
俺には、模写の仕事はまだ早いようだ。

ここであえて聞いて欲しい。模写の仕事は自信が付くまで、お断り致します。

似ているか?否か?の仕事で、本物は痩せている・・・これは作り手として最低だ。

先日、色々な人達に似ていると言われた時に、ぬか喜びしないように・・・・と断言したのはこう言う事だ。

だからこそ、下絵に時間は掛けたし、苦手であるデッサンにも必要以上にこだわった。

弟子のかぐややも-にいい教訓になったろう。

プロは結果がすべて。何度も言ったはずだ。一緒にやる。これを忘れるなっ、と言いたい

ではこの作品は駄目でやる気を失うのか?とお考えの人もいるだろう。
あえて言わせてもらえば、 ばかちぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃん。

本物のピッチャ-は、初回に3点取られても、7回まで試合を捨てない。
本物のゴルファ-はOBの1つや2つで試合は捨てない。

なら先人の本物に一歩でも近づきたいのであれば、このまま進むしかない。
顔は終わってしまったのだから・・・・

そして模写としては、3流であっても、ただの犬モザイクとして敗者復活に掛ける。
モザイク画として良いか?悪いか?これについてはまだ答えは出ていないのだから。

デッサンについての話もそうだ。この絵の時は全然似ていなくて、不安だったが、
モザイクになって良くなった・・・・ともおっしゃっていた。

俺は絵描きじゃない。 こんなイメ-ジで・・・ってお見せしただけで、絵のグレ-ドを
批評されては、芸大を出ている訳じゃないしね。

過去に犬を作ったモノを見て、信用で腕を買って頂く。こんなやり方で納得されると言う
インチキ仕事なので、何も言う事は無い。

建築で言うならば、設計士の資格も無い大工が家を上手建てている・・そんな感じだ。

このデッサンをお客さんに納得して頂くような実力は俺には無い。
上手くなりたいと思うが中々難しい。

賞暦はあるが、デッサン力で賞を取った訳ではなくて、モザイクとして実力を評価して
頂いたと俺は思っている。毎度、毎度言っているはず・・・・

しかしながら、良く絵を上手いね・・・って誉めてくださる人がいる。
えっ?って思う。 俺はその辺のおっさんと比べられて上手く無いとか下手だとか、卑下しているのではない。あくまで芸術家の土俵では・・・・と言っているのだ。

犬が緻密に描いていないのも、それについては、実績で信用して貰いたいと思って。
似ている犬の絵を描く自信は無いが、似ているモザイクは出来ると過信したのかも知れない・・・・思い上がっていたのかなぁ?

これから依頼される方は、この程度の腕ですが将来の期待料込みとお考え下さい。

2度と模写には手を出しませんから・・・・
また明日から気持ちを入れ替え頑張ります・・・・・

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ミモザさんの犬モザイク

2007-09-13 00:36:04 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、久しぶりにかんすけから電話。用事があるから来るって。
まぁそれは、それって事で、何も変わらずやっぱり犬、いぬ、イヌ。

やる事は簡単。昨日までのパ-ツより細かくする。茶色のタイルを・・・・
俺は英語がとても苦手で、100点中25点で単位だけを狙って来た人生・・・・それでも
知っているこんな時に使う単語・・・・モチベ-ション上がらねぇぇぇぇぇ

単調過ぎるくらい過ぎる・・・・色は選べないし、ただひたすら細かく張る・・・・
こう言うのは精神衛生上、体に良く無い・・・・

これは確かピカソだったかなぁ? 自画像を描いた時にやっと子供らしい絵が描けた。
って表現をしたの・・・・

さくらの屏風のような狙い切りの繰り返しは完全に腕が判りやすい。何故なら同じ事を
同じ様に見せる・・・・だから見ている方も見たまま理解しやすいだろう・・・

しかし今回のはそれが出来る人なのに、それをそう見せないようにあたかも偶然を
装ったフリ・・・ランダムなモノを張って行ったように見せる・・・・
偶然こんなにピッタリなんて行くはず無い訳で。

それが毛並みをよりリアルに見せる・・・・そんなテクな訳で。
まぁ信じる、信じないも結果がすべて。そう見えれば、そうだし見えなきゃ無駄だった。
って事なのね。

万が一見えてしまった・・・もしそうなら、今度の比喩はエグイ。

ある野球選手のインタビュ-した女の人なんだけれど、ヒットが出ましたけれど・・・
って質問する訳さ。俺は耳を疑ったね・・・えっ?出ましたぁ・・・だと・・・

出しましたの間違いじゃないの? 言葉が仕事の人がこの程度・・・・会社の恥さらし。

出ました・・・これじゃ偶然。 出しました・・・は必然。はぁぁこんな事が判らない
とは、言わず語らず・・・この国はおしまいだなっ。

俺はそうしたいって根拠を持ってやっている。 偶然はほぼ無い。すべて必然。
中々判って貰えないのね。 がっかりする・・・しかしながらモチベ-ションは下げられない・・・・維持するって難しい・・・・

何日経ったんだろう・・・・? 果たして進んでいるのだろうか?昨日だったのか?
明日なのか?今日なのか? 一体今日は何していたんだろう・・・・?
流石にイラっとした・・・・

そんな中、かんすけが来た。かんすけが来ると、いつも子供達の話を聞いてしまう。
俺はモザイクの話しか持っていないしね・・・・

その話の中に、俺もかんすけもサッカ-で言うとDFで、地味なんだよなぁ・・生き様。
なんて話があった時に、かんすけにKatsuはやっている事が派手なんだよ・・・・って
言われた。 そこは受け入れて2人で笑った。

それすらも派手って言われるほど、まだ派手になっていないよ・・・ってつぶやいた・・
心の中ではね・・・・まだまだだよ・・・ってね。

しかしいい間にはなった。 その後もいつものようにやっていた・・・・すると今度は
父が電話があった・・・・一度敷居はくぐるなっって言われてはいるが、話をしたくない
と言われた訳では無いので、きちんと対応はしている。

そして呼ばれたので行った。実家にはお袋がいて久しぶりにご馳走になった。
ご馳走してくれると言うから食べた。ここはそれだけ・・・

でも、今日の彼は落ち着いていて話は出来た。何にも起こらなかったのだからね。
生半可な言動は命取りになるのが判ったのかな?

彼には何度も言った事がある。タイル屋としてなら受け入れる。何を言われてもね。
先輩として、何でもね・・・しかしね、判ったフリして・・・・親づらして・・・

高い位置からモノを言うなら、あえて一言言うよ・・・芸術家でもないのに、まさか
タイルを切る事が出来る程度で、出来るフリでモノを言うなら、何様のつもりだ。
思い上がるのはいい加減にせいとね・・・・モザイクの話がしたければ、土俵に上がれ。

叩き潰してやるから・・・・とね。

喰い切りをもったKatsuとあんたの子供のKatsuを一緒にすんなっ。って・・・・

全く持って理解力の無い男達と話すのがめんどくさい。説明した所で無駄な労力。
そんな事では、その人が理解していないのに、次の人は本当に理解出来るのだろうか?

厄介な営業されるのがオチ。ならいっそ名刺渡して直接話しをさせてくれ・・・ってね。

恨んではいないが、今までうんざりするほど見て来たから・・・こんな連中。
こんな奴らに限って、応援するなんてほざいて、利益を追求する安い人間。

見守る愛情とは、母性にしか感じる事が出来ない俺には、男はうんざり。
そんな中のかんすけなんてのは、数少ない男の友人。長い付き合いになったもんだ。

話を戻して、飯食っていると、かぐやからメ-ル。阿久悠さんの特集やっている・・・と

心の師の1人。見ない訳には行かない。 生前のお言葉に夢を追う者への有難いお言葉が
数点あってジィィィィンとした。その他にも画像として音楽として面白かった。

好き嫌いに関わらず、どの歌手も昭和の歌手の声には個性がある。目をつぶっても
誰だか判る。 しかしJPOPには少ない。いないとは言わないが少ない。

その中で生で歌っていた石川さゆりさんは良かった。当時よりも大人の女の歌い方で
歳をとっても女として美として、歌唱力として以前よりも素晴らしかった。

よくを言えば、後姿見たかったなぁ・・・・参考になりそうだったんだけれど。
やっぱ和服の全盛期って言うのは40代なのかなぁ・・・?ワインみたいだなっ。

こうやってイメ-ジって言うのは作って行くもので、はいよろしく・・・って訳には
中々行かないものなのね。モノ作りは時間が掛かるものなのね。

そんな中のモザイク。明らかに衰退していった原因は、時間の掛かり過ぎる事と、予算の
掛かり過ぎなんだろうなぁ・・・・

それでも俺はその道を選んだ・・・予定より進まなかった・・・・みたい






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ミモザさんの犬モザイク

2007-09-11 23:27:44 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝はミモザさんから確認と感想の電話から始まった。
これについては納品するまで正直そうですか・・・・としか言えない。
プロは結果がすべて。プロセスは何を作ったとしても所詮モザイクなのだから。

この作品のキ-ポイントは絵だったので、時間が解決する今となっては、ひたすらやる。
これしか無い訳で・・・・

あえて言うなら、進みが悪い。 ん・・・背中は終わらせたかったんだけれど・・・

明日は犬は完成のメドはたった。ん・・・・正直こんなに葉っぱに悩むとはなぁ・・
思ったより難しい・・・・答えはタイルの入れ方なんだろうけれど・・・まだまだ。

メインの犬が終わらない事には、時間配分の計算すら出来ない。
ただ、背中の部分は色選びも切り方にも何の問題も無い事が明日以降のメドに繋がる。

そんな中の来客。 まずはラム。タイルを買いに来た。
正直、順調にここまでは進んでいる。もっと苦戦するかな?と思われたものの、
前回のサ-クルの時見た限りでは、確実に上手くなっている。

ここにも勝因はある。決定的なのはガウディを選んだ事。元からモザイクなのだから、
縮小しても、その雰囲気通りに切れさえすれば確実に似ているようになる。

それとまめに時間をさいてやっている事。こまめにっていれさえすれば、確実に腕って
言うモノは上がるものなのね。

じゃここで例え話。ゴルフなんてやった事ある人ならすぐ判るのね。
120の成績を100にするのは割と簡単だし、そんなに努力はいらない。

けれど100を90にするのは偉く大変だし、増して90を切るなんてのは至難の技。

では必要以上に深追いするつもりは無いが、笑い話でも・・・

凄く太っている女の人が10キロ痩せるのはきちんとした食事療法と適度な運動で簡単。
しかしながら、理想の体重にしようと思うと・・・・?ほらね。えへっ。

だからラムなんかはまだまだ上手くなり得るのね。ぺきぺきならね・・・
1cmはそう簡単にはいかないけれど、こんな調子ならなんとかなる。

その後はキウイ。今のリ-スについての相談アンド犬を見に来た。
子供と感心してくれた。

キウイは、1cmを始めた。枠が終わったのを見ても、悩んだ形跡があるものの、
そこそこのグレ-ド。 硬い・・・進まない・・・って言う事にこだわらなければ、
ここも順調に上手くなっている。

それがその間、電話で話しているかぐやだの、残りの弟子のさくらやも-のような、
この3人となると、そ-は行かない・・・・

つまりさっきの比喩に使った90を切るだの、理想の体形を目指す・・・こんな人達はね。

前回の己の作品を上回る作品・・・自分越え。 これは非常にプレッシャ-は掛かる。
今、かぐやとも-は新作の下絵に悩んでいる。

俺は今回、この作品を通じて見せるだけは見せた。まぁ読み取りなさいなっって言いたい

協力はする。しかしながら己自身が探せない者の手助けは出来ない。
3人は探そうとしているような手助けは終わった者達だから・・・・

探し方は知っているはず。何がしたいか?何を・・・と追及すれば答えは出る。

そして本当に大変なのは、それを遂行するには・・・・これが大変なのね。
そこまで来れれば、いくらでも相談でも手助けはする。

この文章で2人は解決するはず。さて残りの1人。さ・く・らくん。
連絡無いよ・・・電話して来い。

状況は想像付くけれど、自分の耳で聞かないと納得しないの判っているよねぇ・・・
3人は相当なプレッシャ-掛かっているのもよぉぉぉく判る。

そりゃ、今日だけでもラムだ、キウイだって言われりゃドキドキすんだろっ?
でも弟子なんだから、どぉぉぉぉんとやってろっ。
俺はきちんと見てたし、俺の作品の作り方も手の内もこうして見せ続けている。

ならお前らも剥き出しで来い。慌てなくとも継続は力なりって母さんに習ったろっ。
楽しみにしてっから。

俺もこうしてやってんだから。卑下せず、おごり高ぶらず、自分らしく。
人と比べるんじゃない。己の作品と比べるもんだ。

おぉぉぉいそこの3人。批評ぐらいしろよっ。もっとはっきりよっ。
どこが、何が、詳しく答えられる時間作るから。画像もどこが見たいのか?
いくらでも対応してやるから。

弟子の3人がもっと詳しくテクニック、モノの考え、姿勢・・・そんな質問しないと、
シンキ臭くなっちまうだろうがぁぁぁぁぁ。

またまたそんな中、チュ-リップさんからの電話。おっと久しぶり。
すると、全然暇にならないから、注文しないと・・・・だって。げぇぇぇぇぇ

有難うございます。その上、これがまたグッと来るお題。
見返り美人のようなモノなのに洋風テイスト・・・・・きゃゃゃゃゃゃゃゃぁぁぁぁ
待ってましたぁぁ。

これはいつか来るって待っていたお題。 和風の女の人。以前も数点作ったが、それを
越えるだけの腕を試せるし、十分に勝因はある。
資料から、アイデアから準備してあった・・・どうこなすか?

こんなお題が来た時のタイトルまである。大正ロマンなのね。

うなじの綺麗な資料はどこかでゲットしなきゃなぁ。

そんなこんなの話の中で、似てるわぁぁって言われた。ご近所票3点目。
でもいつもながらに上手いわねぇ・・・って言った後に、あらっ、ごめんなさい。
上手いって失礼よねぇ。 つい言っちゃうのよねぇ。って言ってくれた。

今日一番の誉め言葉に聞こえた・・・・

購入して頂き、美術館めぐりを定期的にし、更にその方に、上手いのは当たり前で・・・
とても高い評価に聞こえたし、客観的で、第三者的存在な立場な意見。

信用は上乗せ出来るわ、評価は高いわ、とても素直に嬉しかった。

関わった人がどうしても、俺よりだったり、生徒だったり、お客さんだったりでは、出来上がるまで、途中経過の表情からでは伺い知れない。

お世辞とは言わないが、批評してくれたのは、途中経過の段階なのにその日に依頼。
余程の信用がなければ成立しないと思われる。

コツコツやって行くしかないなぁ。

最後にみ-ちゃんから電話があった。久しぶりぃぃ。元気そうだった。
ちなみにみ-ちゃんは妹なのね。 ありゃさくらと同じ神だからなぁ。
くわばら、くわばら。あはははは





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ミモザさんの犬モザイク

2007-09-10 22:29:47 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝は公民館。11月の教室の為の広報に載る写真を届けに・・・勿論犬持参。
すると、館長と小笠原さんと、警備員さんがいらっしゃって・・・こんにちはぁって
声掛けて胸の前で作品を見せると・・・おぉぉぉぉって。

下絵の時とは明らかに反応は違う。俺にしては絵画の作家では無いから、このリアクションはとても喜ばしいのね。

その場ではいつも館長が質問なされる。技術的な事、考え方、作品に対する姿勢・・・・
答えられる範囲で、双方の時間の許される限り・・・・

今日はイメ-ジってお題。 俺は常に眼のある作品の場合、どこへ動いてもこっちを
見ているように・・・とか、夜動き出すように・・・とかリアル・・・って言う言葉を
こう比喩している。

人はリアルとかイメ-ジとかよく口にするが、果たして相手は理解しているのだろうか?
それ以上に伝えたい自分自身が判っているのであろうか?

俺達はいつもいつもそれについて繰り返す。ひたすら繰り返す。
するとどうだろう・・・良く変わって行くのならまだしも、最初に言った事を忘れ、
こだわる・・・・それを忘れて話し出す。

それではまとまる事の無い、たわいも無い話になる。初期のかぐやはそうだった。

例えば今回の犬の様な時に、リアルを追及する。って伝えたとしよう。
それについて色を語ったり、動き、向き、勿論トッピングになるアイテム・・・
ありとあらゆる事について話している最中に、でも可愛くないよねぇ・・・なんて

表現してしまう事がある。 これがばかちん。

リアルと可愛いを合い交わる作り方が出来るほど腕があるのかい?ばかちんな考え。
思い上がるのもほどがある。 でも消して本人は考えもせず、ただそう思っただけ。
それも判っているが、それでは永遠に見つける事は出来ないだろうな。

では劇画とギャグマンガで例えよう。 リアルを追求するなら、ゴルゴ13とか、バカボンド、宇宙戦艦ヤマト、ガンダム・・・何か引っ掛かってくれれば想像つくはず。

では、可愛いを追求しよう。 ハム太郎、アンパンマン、ドラえもん、・・・
判るよね、つまり簡素化して無駄な線を削除する。つまりデフォルメ。

普通は合い交じり合う事は有り得ない。 さていつも言う逆も真なりが成立した事で、
それでは例外探し。 この場合の例外とは何だろう・・・・?

それも答えは簡単。 つまり実写とアニメの融合。 昔で言うとバンパイア。
手塚治虫さんの代表作の1つ。 実写の人間がアニメによって狼になるのね。

今風で言えば、宮崎アニメ。 キャラはアニメなのに、バックは絵画のよう。
そしてこれはとても人気がある・・・・ではそれを少し変えないと、どこぞの国ぽい。

だから、本体の犬をリアルに。そしてバックのアニメ化。
葉っぱ、花、そして虫。明らかにデフォルメされている。それがマッチするか?
それがとても難しいのね。何故ならモザイクは色を混ぜられない。

当然テクニック的には、犬をよりリアル感を追求したいのだから、ここはタイル。
けれどただ細かく切る・・・そんな浅はかな事ではリアルになんぞならない。

メリハリ。大きいパ-ツはより大きく見せ、小さいパ-ツはより小さく見えるように。
色も同じ。より濃い色を使えば、薄い色はより薄く見える。

遠近感を出したいのなら、こうするべきだと思うのね。

しかも何故ならバックは薄いとはなから決まっている。ラムのバックは薄い。
ここも大事。逆では無理なのだ。決まった本体があって、バックのスペ-スが狭くて薄くする部分が少ないのだから。

犬は黙っていても濃くなる。そしてそこに茶のガラスが入る。バックも淡くガラス。
更に葦のような葉っぱ。ここにタイルを多量に使えば、犬にかぶる。

それも駄目。アトリエの打ち合わせの時に、モザイクの王道である作り方の作品を
お見せした時に、それは嫌と言われているから。

全体の3分の1ないし、4分の1の犬がそれよりはるかに細かい状態。これ以上細かくすれば
嫌って言うモザイク風味に近づいてしまう。

こんな事から、バックの切り方はデフォルメして作る事は決定してしまう。
しかもこの時点で、バックがガラスだらけになるのも決定する。

では、素材と切り方はほぼ決定。じゃ色だ。ガラスに決定した事により緑が手持ちに何色あるか?に掛かってくる。

ご存知な方もいるだろうが、大まかに言うとガラスはタイルより高い。
しかもどちらも色によって相当な値段の開きがある。

タイルであっても、1色1000円くらいから3.4000円。ガラスに至ってはとても買って
増やす状態じゃない。どの作品であっても。

そんなこんなで犬自体は、この先メドがついたので、バックも張って見た。

葦みたいな葉っぱ苦戦するのかな・・・・・まだまだだな・・・・










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