katsuまるはだかぁ 芸術家への道

モザイクアート一直線のkatsuの日記

寝ちゃったのね・・・そばや教室とミモザさんの犬のモザイク

2007-09-10 07:57:11 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝は勿論ミモザさんの犬のモザイクからスタ-ト。何しろ細かくて進まない・・・・
これについてはどうしても曲げられない理由がある。

それは、葉っぱをガラスで1枚モノみたいな切り方をしたいから。
それによって更に細かく見える事と、あくまで犬がメインである事で、これを見る人が
必ずこの犬を中心として眼が行くようにしたい訳で・・・・

メリハリの無いように作るのは、クラフトのようなモノの作り方だと思うのね。
つまり幾何学模様のようなものに、メインディッシュなんてのはいらない・・・・

後は、これがKatsuと名乗らなくとも気がついてもらえるかも・・・って作り方だから。
異常に繊細・・・やっぱ生き物作りは、夜中にこっそり動き出すように作りたいのね。

生きているんだか?死んでるんだか?半端なのは作りたくないねぇ・・・・

ならいっそ、思い切ってワッペンみたいなデフォルメしたいかなぁ・・・・?

まぁ意気込みはこんな感じなんだけれど、それにしても進まない・・・はぁぁぁあ

そんな中、夕方そばやの教室。シドさんと一緒に来るや否や・・・・可愛いぃぃぃ。
よぉぉぉぉぉぉぉしぃぃぃぃ。これは励みになる。

何しろご近所の住人が似ているって言ってくれたのだから、出口調査的ポイントが2票。
ならこのままをキ-プ。

それにしても、そばやは上手くなった。ただ切るって漠然にやるのなら、軽くこなすね。
たた流れを作ってこうした方が綺麗じゃない?って悩む事はあるにせよ、
100円ショップの道具でやってんのよ・・・余りに上手くなったし、こう熱心ならと

もしこの先続けるのなら、マイニッパ-を買った方が良いって・・・言った。
続ける気が無いのなら、無駄なお金は使わせたく無いし、でも続けるのなら・・・・

道具は専門の道具が必要なのね。限界があるから・・・興味はあるみたい・・・

それにしても、いつもながらこの集中力・・・シドさんに伝えたいもんだ。

そうそうよくこんな質問されたりする・・・話がかみ合うか?あははははは
それは簡単。相手がこっちを何らか興味orモザイクを楽しみにしてくれるような、
ほんの少しの信頼感さえあれば、それだけでいい。なら腕見せればいい。

これだけ来てくれると、生で何回も見せられるし、直接切る姿も見せられる。
本気であればあるほど、腕を認められれば信頼関係はおのずと成り立つ。

そしたら話はいくらでもある。相手に興味が湧かなくなったり、わかっている・・・
なんて馴れ合いにならないように、気になる事、感じた事、何故?どうして?を繰り返す

何回も何回も・・・するといつしかこっちも聞かれていたりする。
それを何回も繰り返すと、モノの価値観とか、習慣とか見えてきたりする。

ならもしかすると、こだわっているのってこの部分かなぁ?って先読み出来たりする。
慣れるより慣れろ・・虎穴は入らずんば虎子を得ず・・・いつも接し方は一緒。

来てもらった人には興味を持つ。よぉぉぉぉく手を見ていれば、何か違いが見つかる。
物作りって正直なもんなのね。 最後は流石に疲れてたみたいだったけれど、
安定感出てきたし、話もやりながら出来るし、やはり物作りに向いた人だ。

根気。 これは持って生まれた時に身に付いたもので、指導するもんではない。
それを持っている。 ニッパ-で切る日が楽しみだ。

その後、また作家活動。 ひたすら切る・・・・・新たな展開にならないと駄目かな・・
流石に単調で進み具合が悪い・・・・



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ミモザさんの犬のモザイク

2007-09-09 00:54:12 | 世界遺産をみんなでつくろ!
ようやく張り始まった。犬は以前何頭も鴨川の正月に販売した事もあり、何とかなる・・
とは思いつつも似ている・・・・これは難しい。

絵画とは違い色は混ぜられないからピッタリした色にはならない。拡大コピ-なのだから
輪郭は合っているのだから、色選びと切り方でそう見せなきゃならない。

そこがモザイクの難しさ。山下清さんの貼り絵やのようなもので、隣り合わせに何色を
選ぶか?でどうにでも変わる。俺は通常のモザイクとは違い流れを重視する。

通常はほぼ四角なモノを繋ぎ合わせ、入らない所を切る。昔は俺もそうした。
今、その手法は立体以外ほとんど使わない。

このやり方は多分俺だけなんだと思う。細かい・・・これは見た事無いから選んだ。
たださっきも出て来た、違う芸術の山下清さんや、ゴッホなんかの手法は取り入れている

オリジナルとはそういうモノだ。あぁこの切り方はKatsuでしょ?って言われる様にね。

当然そんなやり方は、死へまっしぐら。 朝からやってこれしか進まないのだ。
だからこそ繊細で、だからこそ評価も出て来たのだから・・・

むしろやらないのが不思議に思われるくらいにはなって来たんだと思う・・・・

でもね、じゃあそれは一体いつ終わるの? 常に新しいお題に挑戦なのだからね。
毎日タイルやガラスを切る・・・・これについては同じでも、お題はすべて違う。

なのに常にお客さんからは、それ以上を要求されるようになって来た・・・
それはそれで、プレッシャ-だが上手くなった証拠。もっと言えば上手くなったと評価が
されると言う事は、喜ばしいと思う・・・

がしかし、1日これしか進まないのに、何日掛かるのだ? でしょ?判ってくれるかな?

だからいつも言っているのね。夢を売る仕事は、お金は後から付いて来るとね。

この金額なら、こんなもん。ってやるのなら、タイル屋やっているよ。
m2いくらってね。 そこにデザイン料や下絵代なんてのも含まれているのね、俺は。

作る前から値段は決まっている。昔は無謀にやっていた。何しろ終わらせる・・・
それだけに、文無しになる事もあった。

お客さんに喜ばれても、飯も食えなくなっていたのだから・・・・

今年も6月にそんな場面があったが、7.8月の教室で何とか凌いだ。
それだって1つ失敗すれば、どうなるか?判らないくらいなのだ。

このお金だってサ-クルのみんなや、弟子達が稼がせてくれた物・・・・
その後、すぐに失敗してしまいました・・・って訳には行かない。そんな気でやっている

そんな1日目。もう少し進みたかったがここまでだった。
安心するにはまだまだだが、両目が入ってそれ相応に見えている事から、2つ目のヤマは
越えた気がする。

1つ目は勿論下絵。 これが通らない事にはモザイクにならないからね。

落ち着いてコツコツ取り戻すしか無い。やらなきゃ終わらないし、ノ-ミスでやれば
下絵の遅れは取り戻せるはず・・・

後半ガラスだらけになるから、1cmのタイルがカギ。


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ミモザさんの犬の下地完成

2007-09-07 23:52:58 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝はご存知の台風。出足はちょいと遅れた。色々と野暮用があって・・・・
混んでたねぇ・・・あっちこっちで。

その足で、ユニディに。 壁掛けにするって事で9mmのランバ-って木が欲しくてね。
しかしランバ-って木は高いのねぇ。4000円もすんのね。

最近は木の値段って良く判ってきたから、驚かないけれど昔ならモデルル-ムの仕事なんかすると、知り合いの大工さんなんか、相当捨ててるの見たんだよなぁ・・・

マメに取って置いてとは言ってあるものの、中々9mmなんてのは無いのね。
昔は、こんなの買えるのは夢のまた夢でね、コンパネなんて安いの使ってた。

それを買って、アトリエに行って早速切り出す。しかしながらこれはザックリ四角に。
実はミモザさんから朝連絡が入り、OKが出たから・・・

今度はそれを持って当代島の図書館へ・・・ちょうちょのデフォルメする為の資料が
見たいから・・・

そこで小笠原さんと会うと割りとシンプルな質問をされた。
何か下絵って言うより最近のは、もうこれで絵画っぽいですよね・・・・って。

ん・・・やっぱ説明か・・・確かに一見同じように細かく描いているから同じに見えるんだろうね・・・でも明らかに主旨が違うのね。

これは特にね。 つまりここ数回続いた女モノ、人魚、ひまわり、エロってのはお客さん
に見せるとは言う下絵のようだったけれど、明らかにお任せに近い依頼で、実は俺自身
の構想を具体的にまとめる為のモノだった。

今回のは全く違うのね。ミモザさんが考えているモノを代わりに描いて、腕を貸すって
感じなのね。明らかに違うのね。だから今まで以上に難しい・・・・

例えば、人魚なんかは、水色、魚、お嫁に行く時持って行く・・・この位。
ひまわりの時は、ひまわり畑、気に入った画家の名前、そして男女・・・
エロに至っては、水色、後から女の人が抱かれている・・・だけ。

だから、このキ-ワ-ドから、想像力で相手の好みを探してそれ以上にして行くって
作り方だったから、katsuが何をそこから感じるか? どう表現するか?

そんな作り方だったのね。しかしながら、今回のミモザさんのは、具体的にお持ちになっている。ある意味、モンタ-ジュを作っている感じなのね・・・

提案したのは、構図の配置と文字くらい。

どう違うか? 難しさの違いが・・・まず前者のような場合、相手の情報からお題の1つを
メインとして、それをどうやって料理するか?って言う形だから、どうやってもメインさえあれば、それ料理として提供出来る。 何味でもいい。そしてそれが気に入ってもらえるか?

だから許容範囲が広ければ広いほど、展開も何通りもある。
季節も問わず、色もアバウト、むしろどうなるの・・・?って問われている感じ。

では今回のミモザさんの犬。まず似ている事。当然な事だが似ていなきゃいけない。
以前も家の犬ってお題を頂いたが、それ以外は一切問わず・・・だったから、

こちらから足りないと思われる事を質問した。

今回はそれが絵画調。そして春。テントウムシ、バッタ、蝶、シロツメクサ、名前。
700X500の中に作るには、ぎっしりだ。

いかにこれを組替えて配置するか?そして更にこれらのキャラをモザイクに出来る絵を
描かないといけない・・・すべてのキャラのデフォルメをね。

いつもとは明らかに違う作り方をしなくてはならない。
だからバックを少しでも減らしたかった訳だ。全部を入れて四角にすべてを描く・・・
それは、はなから無理。1ヶ月掛かっても終わらないかもね。

いつもは、メインの時間の掛かり方から他の時間を考えたり、まだ平気かな?みたいな時に、別キャラを入れても良いか?の質問してみたりしたのね。

アイフルさんなんかにしても、具体的に図案はあったものの、平面では時間の掛かり具合
にまだ余裕を感じたから、組換えの他に立体にして見たのね。
まぁこれについては立体の難しさを痛感するはめになって思わぬ苦戦した。あははは

まぁ、時間も無かったから、小笠原さんへの返答はここでって事で。

いよいよ明日から張るのだけれど、ここからまた難所が続く。
何故なら、どこもかしこも緑なのだ・・・・確かに緑はタイルには多いものの、ここまで
多いとかなり厳しい。

たくさんの植物を入れなかった理由もここにある。
具体的な名前を挙げられた植物を何種類も入れるって事は、果たしてその色にあったモノがすべてに当てはまるかどうか?そして更にデフォルメが完成度がいいか? 

何しろメインはこのモザイクにはあって無いようなものなのだ・・・すべてメイン・・・
だからこそ葦のような草を多くした。時間調整はバックでは無く、ここなのだ。

それにしたって果たしてどの位掛かるか?なんてのはやってみなくちゃ判らない・・・
いずれにせよ、犬だけが似てくれさえすれば、昆虫に困る事は無いだろうから、植物に
掛かる時間がキ-なのかも・・・

いずれにせよ、ようやくモザイクが出来る所まで来た。

そうそう昨日アップし忘れた、も-の完成。見てやってね。


これだったんだけれど、目地を変えて見たのね。

明らかに変わったんだけれど、画像で判るかなぁ・・・・?





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下絵完成

2007-09-07 01:12:14 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日はサ-クルの日、夏休み明けとかで生活が安定するまで無理なのかな・・・
4人。も-、トマトゼリ-、キウイにラム。

まだアップするほど進んで無いから、次回をお楽しみ。。。

帰ってから、下絵。ひとまず終了。後はミモザさんに見せるだけ・・・・

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明日までアップは延期・・・

2007-09-06 01:01:57 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、日高氏が来た。当代島の図書館で絵を描いた。答えは明日にする。
とりあえず、秋のバックを春に変えている・・・・

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今日は全力少年がすべて・・・・・

2007-09-05 02:26:31 | 世界遺産をみんなでつくろ!
今日は、10時半にミモザさんとアトリエで2回目の打ち合わせ。
そもそもクリエ-タ-とは依頼され、プレゼンをして決定に至るモノなのであろう・・・
と思われる。 そして更に超越するとお任せ・・・となるんだろうね。

これが板さんなら、生きの良いのをお任せで・・・なんて注文したりする。
勿論これはとてつもない料金でも仕方無い訳で・・・・

それが問屋抜きなんて感じで、漁師がやっている民宿となるとかなり違ってくる。
今の俺はそんなとこ。

だからこそ、俺が無理って言ったら100円ショップでも行ってもらいたい・・・・
誰か他のサイト見てくんなまし。 モザイクっていくらか・・・・

全面的却下ってこんな気持ちになる。

かぐやともしかすると、そうなるから・・・・今日はお前の下絵の話には付き合えない
余裕は無い・・・そんな朝のスタ-ト。

いつもながら、俺が下絵を描く・・・そんな時弟子なら、何故そうしたか?何故こうなるのか?くらいは判るだろっ?って問い掛けているつもりだ・・・常に・・・

そしてその下絵の有り様を見て、己の作品の是正に利用して欲しいと考えている。
勿論、全く関係の無い事は一切していないし、見せる・・・読み取るの繰り返し。

弟子達に謎賭けをして置いて枕はおしまい。本題に入る。

さてミモザさんが来ると、すぐ本題に入る。
結果は簡単。却下ね。 しかしながらこれが悪いと言っている訳では無いのね。

何度もこんな事はあったし、具体的に頭にある決まった事をしつこく聞くだけで、次は
ほぼ決定になるのだから。

1回目は正式依頼と何が欲しくて、何が好きで・・・何が嫌で・・とかのいわゆる問診。
その箇条書きにした資料から、俺がイメ-ジするものを描くのだから、違っていても
仕方無い。 勿論言われた事を踏まえてだから、そんなに違う事にはならない事が多いのだけれど、全く外してしまう事がある。

今回の俺への依頼内容は、拡大コピ-した模写的な犬を絵画調に仕上げる。
それによって起こり得る事。 まずそれは枠と額の違い・・・・

イメ-ジしてね。 枠。 これは安い感じがする。 何らかの終わりのきりのいい所とか
立派って感じはしない。では額。 これは言葉だけでも高そうなイメ-ジがあるし、
美術品をもよもすれば浮かんでしまう。だからこそ常に言っている逆も真なり。

当然額に負けてしまう事もあるだろうし、引き立たせる事も出来る。枠は所詮枠。

絵画調。すでにここで額になる。がしかし額は嫌と言われている。
だから、額のいらないやり方。 これがいつもの下地を切り込んだり、何層にも重ねたりのテクニックな訳だ。

しかしながらこれにしてもお任せって訳には行かない。つまり切り込めば切り込むほど
一般的絵画の基準から離れてしまうからだ。

つまり絵画とは、額に入っている四角いもの・・・ってイメ-ジの定着があるからだ。
モザイクの新進芸術と取って頂けたのなら、何の問題も無いモノなのだが、更にここにも
問題が生じる。 つまり何をやった所で、ある程度のイメ-ジが固まっている人には、

通用しない・・・と言う事なのだ。最後は雰囲気とか、そんな感じ・・・みたいなモノに
負けてしまうから。 

もっと具体的にしよう。つまりモザイクをやっているからって事。
同じやっているにしても弟子達のように芸術的作り方として学んでいる者達には、
いかに本物に似させる腕の難しさや、デフォルメをして可愛く仕上げたり、そこに表情を

つける事がいかに難しいか?いとも簡単に理解出来るが、クラフトと言う、生活用品の
ようなモノを作っている人達とは同じモザイクでも格段に難易度が違う事がご理解して
頂けない・・・むしろ判る方が少ないのが当然で・・・・

ここから理解してもらわないと、何で犬の大きさがこれなのか?が判って頂けない。
つまり細かく切らないと、リアルにはならない。本来ならこの倍でも小さいくらいなのだ

まずミモザさんは犬をリアルにとメインディッシュに選ばれたから・・・・

しかしながら、絵画となると、バックもそうならざる得ない・・・・それでは一体終わるまでどの位の日数が掛かるのであろう・・・・?

ここで何故バックも細かくする必要性があるのか?になるであろう。
それは原っぱだからである。ラムのような曖昧にしていい流動的バックはクラッシュと
言うテクニックでいくらでも大きく切る事が出来るが、原っぱに見せる・・・となると
そうは行かない。逃げ道がなくなってしまう・・・・

プロとは必ず逃げ道を作るモノ。漠然とこのまま遂行すれば1ヶ月なんてアッと言う間。
良く上手い・・・と言われるようにはなって来たが、ここがまた困る・・・

上手いと早い・・・と誤解する。 確かに上手いと早いはある程度付いて来る。がしかし
繊細だとか、丁寧なんてもんは捨てる事になる。

テレチャンみりゃ判るよねぇ。あんな繊細なのを作る人達がちゃかちゃかちぁって作ると
思う? 仕込んで、仕込んで、仕込みまくるんだよ・・・そう言う人たちはね。

それを早握りだの、早押しだのってのは、見せる芸でもってありゃ俺の仕事じゃない。
確かに以前は、ドラエもんの1番を歌ってぺきぺきでハ-トを切るなんて、大道芸まがい
な事をやっては見たけれど、もうそんな事しなくとも、予約待ちの方がいらっしゃる。

更に元に戻し続けると、却下の理由にプロバンスにこだわらなくていいとの事。
ここはえっ?って思った。あれだけ家の中でこだわっている部分だったのに・・・って。

しかしながら、次のセリフでこっちが全面的却下になった。最近、色を取り入れて、
スペイン風味に変えているらしい・・・・それは今日初めて聞いた・・・

逆にそれなら、ア-ル・ヌ-ボ-的にグネグネありかな?と思いきやそれは嫌らしい。
果てさて困った・・・普通に考えて見よう。

靴を履きました。 こりゃ服は洋服だなっとか、アスリ-ト、いやはたまた、制服?
ありとあらゆる想像は付くよね。

まさかはかまってのは浮かばない・・・それが例外。坂本竜馬ってあるじゃない?
こんな事なのね・・・・

ミモザさんが最後までしっかり具体化してくれない事には、こっちも駄目出しの連続になる。下絵は3日目なのだ。 またこれから何日か掛かるとなるにも限界がある。

キ-ワ-ドは単なる原っぱ。草原でも芝生でも、湿地帯でも無く原っぱ。
そして前回のが、フラワ-アレンジメント的なのが嫌と言う事も判った。そこもリアル。

あるべきものがあるべき所に・・・そこで打ち合わせが終わった後で、ミモザさんちの
裏にある広っぱに行って見た。いつもそこで散歩をするらしい。

昔、何回かハゼを釣りに行った事のある場所で、割と河川敷みたいな風景な所だ。

1時間以上いたかな? 徹底的に犬目線でまるで虫でも捕まえている子供のようだった。
葦のような割と背のある葉っぱがあるとこには、低い葉っぱは無い。

それと同居出来るものは、ねこじゃらしや、ごくまれに花があった。1つだけ気に入った白い花を写真でゲットした。これは明日描く事にするが、左のリボンに掛かるように
しようと思っている。 白い蝶をフェイクする為にね。

昨日は口に持たせたが、良い花を見つけたので変えたのと、草むらに犬が掛かったので
これ以上犬を隠すのが美しくないとの判断から。

そしてここが一番大事なのが、かなりの冒険だが、思い切って犬を一回り小さくした。
難易度は上がるが、バックが広くなる。

上にスペ-スを作らないと、ラムのような仕上がりにはならない。

更に昨日までテントウムシを隠す為にトマトをフェイクに使おうとしたが、逆に大きくして、目立たせる事にした。余計な花の色合いを増やすよりは、いっそ赤は虫だけとね。

犬を小さくした分との引き替えにチャラ。

両サイドを切ったのも、絵画的を残しつつ、余分な余白のバックを減らす為と、変わった
形にしないと、また額が欲しくなる・・・これなら額は無理。

書き足りないが、こんな事がまだまだある。そしてまだモザイクには入ってはいない事。
大きな是正は無いとは思われるが、この先も今度は使用するタイルやガラスに付いても
まだ何かあるかも知れない・・・がしかし、下絵が完了した時点で、時が解決する。

始まってしまえば、変更は一切無いのだから・・・いずれにせよ、12時も回った所で、
これが限界・・・・どうかな?


そうそう、タイトルに触れるの忘れてた・・・お察しの通りのスキマスイッチ。
こんな気分なのね。









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いつもながら模写的仕事は難しい。

2007-09-03 23:28:45 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝、シドさんの納品。これについては何度も見てくれているだけに、問題無く通る自信は
あった・・・しかも何作も作らせて下さっているハ-ドルも十分越えている手ごたえも
あった。 だから何にも無く無事終わった・・・・

その後、小笠原さんに広告の写真の件で呼ばれて、うかがった。
内容は、当然ながら11月のお母さん教室の広報に載せる写真について・・・

これがいつも難点・・・何故って? もしここに俺のサンプルを載せると、あぁこれが出来るのか?と誤解なされる方が必ずいる。これも厄介なんだけれど、

今回は、特に厄介。 1回目は単なる打ち合わせ。一体各々何がやりたいか?そして
それをやるにはいくらぐらい掛かるか? みたいな完全オリジナル教室だから。

しかも、材料も各々買って頂くから、当然みんな価格も違う。鏡をやる人もいれば、
写真たての人もいるだろう。勿論絵画的なのもあるだろうし、何を作るか?は相談。

しかも更にいつもは抽選って形らしいが、先着順。公民館サイドは15人と考えている
らしいが、俺はそんなに集まらない気がする・・・とは伝えて置いた。

逆に開催するにあたって最低ラインは?と尋ねると8人以上・・・って答え。
なら8人集まるといいなっ・・・・そんな感じに思っている。

何がどう・・・?って考えは締め切ったらにしようと思う・・・・

それで一難去ってまた一難。それがこれ。
近所なのでシドさんの所へ行く途中でミモザさんちを外から覗くと、建築業者がいたので
通過したのだが、夕方ミモザの葉っぱ見にだけでも、まっいいか・・・くらいに、
いたらラッキ-って感じだったが、留守で・・・・

するとミモザさんから電話があって、お話した。
昨日の時点でどうだったか・・・? 意外な所でつまづいた・・・・

こちらの展開では、縁取りが嫌・・って言われるかもな・・・って所だったが、そもそも
の犬自体が駄目だったみたいなのね。

しかしながら、これはあくまで拡大コ-ピ-で何らこっちでは何もしていない状態。
何枚かの写真撮った中で、一番それっぽいのを選んだつもりなんだけれど、
どうやら正面がいいらしい・・・・

ここも一応お話させてもらったが、補足すると以前確かに犬は何頭も作った。
しかしながらあれは注文じゃなくて5000円なんて金額で作ったモノ。

あの程度はリアルとは言わない。ただ犬に見えました・・・って程度。
猫じゃない・・・くらいだね。

金額として、腕として当然あからさまに変わらないとならない。
すると原寸に近い大きさになってしまう。それがよりリアルの追求。

必然的に700x500の大半は犬になってしまう。思ったよりスペ-スが無かったのは事実。
そして何故更に犬を大きくしなければならないか?の理由の中に、草原って言うのがある

それには犬の毛と草の切り方の細さのバランスがある。

ここで弟子のも-の作品の芝を振り返りたい。実はあれはゴルフ場の絵なのね。
しかしながら良く見ると全体的にブッシュなんだよね。

つまり切り方によるものなのね。 そんな事を踏まえて遠近感など出そうものなら、タイルを切る大きさに幅を持たせたい。更に
今度は、例えそれがクリア-になっても、ラムのようなバックのガラスにはならない。

あれはあくまで、クラッシュだったからであって、芝生や草むらとなると大小のメリハリが無いとそんな風には見えない。
大の部分がより大じゃないと、小には限界がある・・・・

ここからは、弟子あたりには説明したから理解出来ているだろうが、今回は特に難しい
と話はしてあった。 えっ?って思われる人がいるかも知れないから説明しておくね。

視覚とは味覚と同じで、さじ加減1つでどうにでも変わる。
ここはお母さんが多いから、比喩を料理に例えよう。俺は料理はしないが、あくまで
想像でお話するので、共感を持って頂ければそれは幸いだし、何言ってんだか?って

お思いになるのもそりゃそれで結構。

例えばレシピ通りに作っているのに、美味しく作れない・・・ってお母さんいない?
じゃこんな事って無い?

これって何?って言うモノがあると削除してみたり、レシピより人数が多く作らないといけないとか、少なくしなくちゃいけない・・・って時に、大体こんな感じ・・・とか

明らかに目分量でやってしまう人。 更に続けると、家族から味付けが濃いとか、薄いとか、常に言われちゃう人。 そして明らかに味覚障害的な日・・・・

これらは、ほとんどが人為的ミス。そもそもレシピとはあくまで作り方の基本であって
応用しなくちゃ、家庭の味にはならない・・・そもそも立派な料理人は薄味だろうから。

それよりは若干濃い目に作らないと、味がしない・・・みたいな事になるかもね。
勿論若干ってプロじゃないから、難しいのね。だから誰にでも出来るようにマニュアルが
必要と考える店があるのだから・・・それだって微妙に違うのね。タイミングでね。

さて今の比喩から言える事。 今回の仕事の難易度はすでにミモザさんには設計図が
頭の中にあるって事。 それを探して、それ以上になる事。それだけ。

一見簡単そうに思えたらしい。みんなにはね。違うね、一番難しい。

例えばさっきのシドさんの場合。 上品なエロね。後から男の人が女の人抱いているの、
青が好きなの知っているよね? じゃお願いね。ただこれだけ。

けれどこれって許容範囲が広いのね。背丈もきまっていないし、外人でもいいし、
子供っぽくてもいいし、味付けも自由。つまり良ければそれでいいのだから・・・

今回は違う。似ているって言うのかと思いきや、角度まであった。写真はお宅で撮ったのだから、見ていたはず。 色々な角度からパ-ツまで撮った。

原っぱ、草原、芝生、・・・表現としては色々あるが作り分けられる人はいるのだろうか
リアルを追求するのなら、砂利はどこのなのか? 海なのか?山なのか?

海であれば、丸い方がいいかもしれないし、山なら角ばった方が良いだろう。
木は一体何だ。 針葉樹なのか?広葉樹なのか? 森なのか、林なのか?

いやマングロ-ブかも知れない。 そこにだって草原に見える一部はあるはず。

だからこそ、南プロバンスにこだわった訳だ。

シドさんの2作目のオブジェの時のセリフにこんなのは無かったろうか?
暖炉の上にはすでに作品はあった。それが俺のと入れ替わる・・・

俺のはそうならない物が作りたい・・・って。

今回もそう。すでにミモザさんも模様替えって感じに何回か入れ替わっている様子。
けれどプロバンス風って所は一切変わっていないと思われる。

だからこそ、それを踏まえたモノを取り入れて・・・・も考えた訳で。

正直、書物的にもプロバンスってキ-ワ-ドで見当たらなかった状況を見ても、商売として旬は過ぎているとは思われるモノでも、そこにこだわっているって言うのは、飽きないって証拠なのだ。

言葉こそ受け入れがたい人はいるだろうが、オタク、マニア、フェチこれらは一緒。
スペシャリストなのだ。こだわる・・・とはそう言う事だ。

まっ俺はモザイクオタクかな・・・・

オ-ダ-・メイド。 この意味が判っても、ならどうするの?どうすればいいの?は
すべて話し合い。 明日これを踏まえたお話の2回目が出来るらしい。

すべてがひっくり返る可能性があるのは覚悟していたのね。何もする前から。
1回目は相手の考えている事を引きずり出す事・・・・これが大事。

初めての仕事で任されるほど、まだ俺にはハクや腕、信用などあるはずも無い。
昔から言っている事だが、何でも良い・・なんてセリフを吐く人にそうだった試しは無い

ノ-プランなんてのは、ほとんど存在しない。

ただ見ているだけと、お客さんとしてお金を出す場合とでは、全く違うモノなのね。

明日以降は具体的になって来ると思われる。 もしかすると今回は何も必要無いのかも
知れない。切る・・・・って腕だけを貸せば・・・・

それすらも明日の2回目の打ち合わせ次第なのね。


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ミモザさんの下絵2日目

2007-09-02 23:12:53 | 世界遺産をみんなでつくろ!
昨日は全く何にも終わらずに1日が過ぎて、今日は何とか巻き返さなくてはならない。
そんな気持ちで、まずは犬の大きさを決めると、それは思ったより大きくて、約束の500x700mmに風景画のようにはなり得ない・・・・

まぁいずれにせよ、バックの資料を揃えないとならない・・・

まずはTUTAYAさん。ここには無かった。旅行雑誌だと美術、食事、小物・・・、
1冊あったあったが、かぐやの資料よりも落ちる・・・・そこで移動。

そこで当代島。ここにも無し。そこでまた移動・・・・

無いとは思うが、ブックオフ。 行徳、浦安、葛西、江東・・・と4件。
当然無し・・・んで移動。

いよいよ神田。 2時間半いて結局無かった。 プロバンスってキ-ワ-ドからも離れて
見たけれど、2冊あってそれもこれって程ではなかった・・・・

ん・・・こんな資料集めに手間取っているのも珍しい・・・

帰ってから、しばらく考えてそれなら、いっそ全部ゆかりのあるモノて゛縁取りを作る。
そう考えた・・・・それをやっている最中。

果てさて・・・どうなるやら・・・

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完成と引き替えに新作ミモザさんの犬の下絵

2007-09-01 23:23:17 | 世界遺産をみんなでつくろ!
シドさんの作品は終了した。 かなりはっきりした最後のブログが予定通りに、アクセス数が影響したみたいで・・・・減った事減った・・・・

でも、どこの誰が見ているか判らないとはいえ、お客さんもその中にいたりする。
って事は、嘘は書く訳には行かない・・・

けれど、女の人がお客さんに多いから、聞けたモンじゃない・・って人がいて当然。
先人の時代から、エロと芸術の境目って言うのは永遠的。

まぁ根本的には、俺の中では完結しているから、どこまでやっていいか?
これに尽きる。 それはある意味お客さん次第な訳で・・・・

月曜日が納品だからいずれにせよ答えは出る・・・・

そんな意味のあるシドさんの作品は終わった。そして始まった・・ミモザさんの犬。
今回のお題と、キ-ワ-ド。 飼っている犬をメインに、野原みたいな所をバックにした
風景画的モザイク。

色合いはラムの葡萄っぽいのが好きらしい。
文字cookie。 横長で縁取りもタイル、他に虫が3つ。そして白い花が1つ。
角がある枠って言うのもあったなぁ・・・・

そして更にここからは、俺自身の問題で、ミモザさんを見た感想から、南プロバンスを
意識した部屋である事から、何とかそうはならないものか?って・・・

そこで前々から、かぐやに資料を作ってもらった。そこからの俺なりに調べた。
まずはプロバンスプリント。

これは伝統的な綿の織物。図柄はセミやハチ、オリ-ブ、麦などの小さな模様の繰り返し
らしい・・・更にセミは幸運の印らしい・・・なら外せない。

赤土。オ-クルって言ってタイルやレンガになるらしい。しかもフランス語で黄土色と言うらしい。 ここも関係無くもない。草原の土の部分にも関連する。

花では、ミモザ、ひまわり(これはゴッホも使っている)、ポピ-、オレンジ、レモン
んでもってラベンダ-って言う事らしい。

更に、ロ-ズマリ-、タイム、サリエット、西洋ネズ・・・・

他にはプティって言う、フランス風キルト。

さぁこの中から使える物の選択かぁ・・・・?



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明日ふき取りをすれば、完成。

2007-09-01 00:30:48 | 世界遺産をみんなでつくろ!
朝から目地。これが半端無く細かくて、更に段差があると来たら、そりゃ地獄・・・・
目地が終わったのが5時過ぎ・・・・

かぐやと話したんだけれど、こんな時間費やしたら、6.70m2の床の目地は終わるねぇ
一体どれだけ掛かるんだか・・・・?って半ば呆れたよ・・・・

それからペンキ塗り。当然またまた筆が入らなかったりする訳だ・・・・
何から何まで厄介極まりない・・・・・

結局、終わったのは10時過ぎ。
明日、ふき取りの仕上げと、金具付けで終了。随分と掛かったもんだ・・・・





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