凛としてお堀に広がる蓮の花
情緒溢れる天領の街
NHK朝のテレビ小説「花子とアン」の中に「白蓮」という登場人物が出てきます。
「蓮子は14歳で結婚したが、結婚生活に耐えかねて実家に戻り、24歳で女学校に編入し、8歳年下の花子と出会った。政略結婚で福岡の「石炭王」に嫁ぐが、後に年下の青年と駆け落ちし、「白蓮事件」として世間の注目を集めた。」
とあります。
7月になってからの3連休。久しぶりに子どもが帰省してきました。「日田に白い蓮があ咲いているところがあるみたい。」と言うので、連れていってもらいました。
もう7年前になりますが、2年間、単身赴任で住んでいたことがあります。日田の先生たちから美味しいお店、観光地などのスポットを教えてもらいました。素晴らしいところがたくさんあります。
人口も7万人近くいますが、大型商業施設はありません。
しかし、1時間ちょっとの圏内で博多、鳥栖、久留米、大分と大きな都市に行くことができます。交通の要所であり、どこに行くのにも便利がいいと感じました。
いろんなところを知っているような気がしていたのですが、白い蓮は知りませんでした。高校の校門がすぐそばにあるのが、またいい雰囲気です。
城跡のお堀を埋め尽くすように、蓮がありました。趣があります。花の時期はもう終わりなのか、咲いている花も少なくなっていました。花は大きくとてもきれいでした。太陽がじりじりと照りつける中でしたが、蓮を眺めたり、写真を撮ったりしました。
あるエッセイからです。
「蓮の花は、泥の池から茎を伸ばして一直線に水面を目がけ顔を出し‥美しい花を咲かせます。又、蕾の内からその花びらの中に実を持って咲くそうです。泥の沼はこの世を表す。
その泥水を吸い糧としながら水面を目指して伸びる姿。水上に広がる青い空を見つめるために‥朝早くまだ皆が目覚める前にポンと開く花の色は泥を吸って伸びたとは思えない程澄んだ美しさ。その姿が悟りの境地ではないかなと思えてなりません。
傷ついても、汚れても、醜さを味わっても‥1つ上を目指してこの世の毒素に染まる事なく、青空の下 美しく花を咲かせる。
むしろその泥水のお陰で花びらの中に実を持つ事。逃げたくなるよぅな現実や信じる心をなくすような醜い経験こそが実になる。」
なるほど。
子どものおかげで、お堀の横の雑貨店や喫茶店にも行き、プチプチ旅行を楽しみました。今度は白い蓮が満開の時に行ってみたいです。
情緒溢れる天領の街
NHK朝のテレビ小説「花子とアン」の中に「白蓮」という登場人物が出てきます。
「蓮子は14歳で結婚したが、結婚生活に耐えかねて実家に戻り、24歳で女学校に編入し、8歳年下の花子と出会った。政略結婚で福岡の「石炭王」に嫁ぐが、後に年下の青年と駆け落ちし、「白蓮事件」として世間の注目を集めた。」
とあります。
7月になってからの3連休。久しぶりに子どもが帰省してきました。「日田に白い蓮があ咲いているところがあるみたい。」と言うので、連れていってもらいました。
もう7年前になりますが、2年間、単身赴任で住んでいたことがあります。日田の先生たちから美味しいお店、観光地などのスポットを教えてもらいました。素晴らしいところがたくさんあります。
人口も7万人近くいますが、大型商業施設はありません。
しかし、1時間ちょっとの圏内で博多、鳥栖、久留米、大分と大きな都市に行くことができます。交通の要所であり、どこに行くのにも便利がいいと感じました。
いろんなところを知っているような気がしていたのですが、白い蓮は知りませんでした。高校の校門がすぐそばにあるのが、またいい雰囲気です。
城跡のお堀を埋め尽くすように、蓮がありました。趣があります。花の時期はもう終わりなのか、咲いている花も少なくなっていました。花は大きくとてもきれいでした。太陽がじりじりと照りつける中でしたが、蓮を眺めたり、写真を撮ったりしました。
あるエッセイからです。
「蓮の花は、泥の池から茎を伸ばして一直線に水面を目がけ顔を出し‥美しい花を咲かせます。又、蕾の内からその花びらの中に実を持って咲くそうです。泥の沼はこの世を表す。
その泥水を吸い糧としながら水面を目指して伸びる姿。水上に広がる青い空を見つめるために‥朝早くまだ皆が目覚める前にポンと開く花の色は泥を吸って伸びたとは思えない程澄んだ美しさ。その姿が悟りの境地ではないかなと思えてなりません。
傷ついても、汚れても、醜さを味わっても‥1つ上を目指してこの世の毒素に染まる事なく、青空の下 美しく花を咲かせる。
むしろその泥水のお陰で花びらの中に実を持つ事。逃げたくなるよぅな現実や信じる心をなくすような醜い経験こそが実になる。」
なるほど。
子どものおかげで、お堀の横の雑貨店や喫茶店にも行き、プチプチ旅行を楽しみました。今度は白い蓮が満開の時に行ってみたいです。