かったかくんのホームページ

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暑い朝の清涼剤

2014年07月17日 | Weblog
暑い朝 汗が噴き出し流れ落ち
         清涼剤は子らのかわいさ
  

 




朝、湿度は「80%超え」をしていました。自転車で登校してくる生徒たちは汗びっしょり。「暑かったねえ。」と言うと、うなずく生徒たちでした。

でもある1年生の生徒。


「先生。」と言うので、「どうしたの。」と自転車を止めているところまで行くと、
「先生、昨日の夜、テレビは何を見ましたか。」


この質問は即答できます。



「『花子とアン』と『軍師官兵衛』の録画しているのを見たよ。」
と言いました。それを聞いて、何かコメントがあるのか、どんな質問の意味があるのか、続きの言葉が楽しみでした。ところが、


「へぇ~~。」


と言う言葉と笑顔だけを残し、友だちと歩道橋を上っていきました。



??????うん???・・・あれ??????
 


でも何となくかわいさが残った会話でした。
 ※放課後、その話の続きは何だった?と聞くと、「お化けのテレビを見たか聞きたかったということでした。その隣りにいた友だちが、「ぼくは、そんなもの見たら怖くなって寝れない。」

と言葉を返してきました。
 


それから間もなく、自分の子どもが通勤で通っていきました。手を振りました。子どもが中学校時代は、今勤務している学校で、野球部に入っていました。



自分は、本耶馬渓や三光にいたので常に耶馬溪とは敵でした。顧問をしていた野球部の生徒たちに野球を指導しても、わが子に指導する時間はほとんどありませんでした。



試合も練習試合や公式戦で対戦しました。ライバル校です。親としてわが子をうち取るように指示をするのも気持ちは複雑でした。
 



今の勤務する学校が自分にとっても母校であり勤務校であります。わが子にとっても母校。今になって、子どもと同じ立場でいることも不思議な縁であることを感じます。

また朝のあいさつに立ちながら、子どもを見送ることができることも、今しかできないであろう朝の楽しみでもあります。
 


暑い朝でしたが、生徒とのほんわかな会話、子の見送りとちょっとだけ清涼感を持たせてもらいました。