

人と人とのつながり深める


今日もまた雨。梅雨明けが待ち遠しいところです。今日は、学校公開日でした。中津市の中学校では7月に統一の一斉学校公開日を設定しています。
朝からの雨ですが、いろんな取り組みが行われました。朝は、7月のPTAあいさつ運動がありました。生徒会とタイアップして行いました。雨でしたが、お家の方も来てくれて、生徒会生活部の3年生の一緒に立ってくれました。

月に一度ですが、笑顔で登校する生徒たちを迎えることができています。
授業参観や「社会を明るくする運動 中津大会」とタイアップしての意見発表会と劇鑑賞会がありました。

耶馬溪中学校からも3年生が発表をしました。2年前、家が水害を二度にわたって受け、周りの人たちから助けてもらったことを発表しました。実際におきたことを中学生の目からしっかりととらえられて、せつなさと立ち向かっていこうとする気持ちに聞きながら感動をしました。
午後からは、「命の重み」という講演会と、「救命法講習会」を親子で実施しました。これはPTA保健研修部会との共催です。中津市消防署のやっくんが講演をしてくれました。
消防署の役割と勤務をしながら感じていることを伝えてくれながら、「命」について考えることができました。

以前、やっくんの学年を3年間担当しました。また野球部でも、同じでした。消防署に入ってから同じ野球チームでプレーをしたことがあり、何かにつけて縁があります。やっくんが中学校2年生の時に、職場体験で消防署に行きました。
この学年では自分が将来つきたい職業のところの事業所に行きました。「消防士・アナウンサー・JR・医者・客室乗務員・車の整備士・パテシエ・・・など」です。生徒に応じた事業所を探していきました。
今、考えてみると、生徒が希望して行っただけに、現在その職業についている生徒が多いような気がします。やっくんは消防署を希望しました。
体験に行った時の様子をまだしっかりと覚えています。生徒たちが職場体験をしているときに、事業所を回りました。消防署に着いたときに、真っ暗な部屋で人を助けるという訓練を受けていました。真剣な姿でした。

そして、昨年、生徒たちが消防署に行ったときに、やっくんが消防士として、職場体験に来た生徒たちを指導してくれていました。たくましく成長している姿がまぶしく感じられました。
今日も大勢の生徒や保護者の前でしっかりと自分の考え方を伝えてくれました。一日が終わりました。いろんな体験をする中で、生徒たちにはいろんな人たちとつながりあいながら、大きく成長していって欲しいと願っています。
参加していただいた地域の方、保護者の方、そして中津市消防署員の方、やっくんには、感謝しています。