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「耶馬溪校のエネルギー」

2020年06月24日 | 大分県
学校と地域のあったかなつながりが
     元気と勇気を 山あいの里へ


 
 


幼い頃、こんなところに何ができるんだろうと思いながら、川向こうの建物を見ていました。
それは、耶馬溪唯一の高校の建設でした。


当時は、自分たちよりうんと大人びている生徒たちが高校生活を楽しんでいました。
川向うから聞こえてくる、生徒の歓声、部活の声が地域の声でした。
 



私が小学生になり、学校に向かっていると、耶馬溪鉄道の平田駅から降りてきた高校生たちとすれ違います。



列車2両が満員だっただけに、その高校生たちの列は延々と続いていました。


当時は、吹奏楽部がありました。中学校時代になったときに、ときどき、高校にいって、先輩から楽器を教えてもらっていました。
懐かしい思い出です。
 


少子化の時代になり、だんだんと、耶馬溪高校に進学する生徒たちも減少していきました。
今は、中津南高校耶馬溪校として存在しています。
 

まあちゃんちの取り組み、ほたるの研究など、地域に根差した学校へと変貌していきました。
校長先生をはじめ、生徒、先生方が一体となって、地域になくてはならない学校になっています。
 


「紅葉祭」や「体育大会」にも楽しく参加させてもらっています。
 
 


ほたるの研究を展開してから、研究の成果と意識が地域にも浸透していきました。
今では、学校周辺には、ほたるのスポットがたくさんあり、ついこの間まで、きれいなホタルの乱舞が人々を魅了していました。
 
 


中学生の耶馬渓校への意識も高くなっていますが、ほかの学校は、ほかの学校で特色づくりをしてきています。


その中で、耶馬溪校ならではの「新しい耶馬溪校づくり」の取り組みを開始しています。
 
 

今日は、耶馬溪校で第1回耶馬溪校地域連携推進協議会が開催され参加をさせていただきました。
以前は、
「中学校の教員として」
でしたが、今は、
「地域の1人」
として応援させてもらっています。
 
 

生徒たちに活躍の場を与えながら、先生方もそして地域も応援していこうとする「NEW STYLE」を確立させようとしています。


学校のエネルギーを感じました。
自分自身も、小さな力ですが、地域の方々と少しでも貢献させることができたらと思います。
 
時代が時代だけに、あの「長い登下校の列は」できないでしょう。


しかし、さらに存在感で、これから先も耶馬溪の耶馬溪校でしかできない「長い歴史」を創っていってもらいたいと思います。