かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

いよいよ教育合宿~海辺の青少年の家で~

2016年05月18日 | 大分県
いよいよ1年生は、香々地青少年の家での「教育合宿」がスタートします。今日は担任の先生や学年部の先生と一緒に事前の最後の学習と確認をしていきました。


「キャンプを通して、さらに、どんなクラスになりたいですか。」


など生徒たちは、合宿を通してのイメージを作ったりしました。

ウォークラリー、球技大会、野外炊飯活動、海岸清掃活動など1泊2日でたくさんの活動を展開します。生徒たちが絆を深めながら活動していくと思われる姿が楽しみです。

合宿を通して、一つでも何か気づきを持つことができたらと思います。そのゴールをしっかり生徒たちがとらえながらの今日のオリエンテーションとなっていました。
 


天気も最高みたいです。 
青い海が広がる香々地青少年の家でいろんな体験活動をしていく中で、中学生としてさらに頼もしく成長をしてほしいと期待を込めておつきあいをします。

お客さま・・・~話も弾みながら~

2016年05月17日 | 大分県
今朝の気温は、10度を切っていました。真冬まではいきませんが、寒い朝でした。それでも太陽が出てくるにつれて、どんどんと気温が上昇。今度は一転、少し動けば汗ばむ陽気となりました。


気ままな自然の動きに、合わせていくのも大変です。
 


そんな中で、今日は、いろんな方が来校してくれました。

昼間は、高校の先生。生徒が見えない中で、じわじわと入試に向けての取り組みが始まってきています。耶馬溪で若手で地区のまとめをしている方。

夜は、PTAの三役の方々・・・。PTA専門部会に向けての三役会議が行なわれました。


にぎやかにたくさん、話が横道にそれながらも学校のこと、PTAの専門部会に向けて、子どもたちのこと・・・などについて、前向きに、すべてがうまく回転できるように話をしていただきました。

いろいろとPTAの方が、あたたかく支援をしていただけるのが、勤務する学校の強みです。
 


今日の朝、電話がありました。教頭になって、単身赴任をしながら、勤務した五馬中学校の校長先生だった方からです。
「午後から行っていいかなあ。」
ということでした。突然の電話でしたが、嬉しく感じました。
 

兄貴的な校長先生でした。
「あなたたちは、きょうだいのようですね。」
とよく言われていました。校長先生は迷惑だったかも知れませんが、自分にとっては、尊敬しているだけに、なんとも言えないちょっと自慢の言葉でした。
 


教頭という仕事に慣れない、初めて故郷を離れて、日田の生活。知り合いもほとんどいません。まだその時は、日田との人事交流も行なわれていませんでした。

先生を見ても、保護者を見ても、子どもたちを見てもだれも知らない土地に赴任しました。

仕事をしていて、ふと顔を上げると、

「あれ、なんで、自分がここにいるのかなあ。」

と錯覚するような心細いスタートでしたが、あたたかい校長先生、先生方、地域の方と関わりを持つことができました。やさしく誠実な子どもたちでもありました。


わずか2年間の生活でしたが、今でも日田の方といろんなつながりがあるのは、「宝」です。第2の故郷です
 


校長先生と同時に日田の中学校に異動しました。初めて引き継ぎに行ったときは、まだ3月だったので、校長先生の勤務する小学校に行きました。中学校に異動するために、片づけをしていました。

春休みにもう一度、行くときは、日田の警察官だった佐々木さんがアパートも見つけて下さり、佐々木さんのパトカーに先導されて学校まで行きました。学校へ行くには、道が狭くわかりにくいところにありました。その時に、パトカーのあとに着いて行くと、面白い。

「何かあったのか。」

と道々パトカーを見る人もいました。狭い道も対向車がよけてくれます。
 


学校では玄関まで校長先生が出迎えてくれました。
 

赴任しての2年間は、念願の校舎建築がありました。3つの校舎で生活をしながら、校舎完成を迎えました。旧校舎、プレハブ校舎、新校舎です。
 

楽しい思い出ばかりが残っています。おおざっぱなようで、緻密でした。

「ここはこうしたらいいよ。」

などと的確にアドバイスをいただいたり、休みの日には、一緒にドームなどへも野球観戦に行きました。気持ちのリフレッシュです。校長先生は1年で転任していきました。寂しく感じました。


五馬を校長先生が離れていくとき、涙を流しながら見送ったのが昨日のようです。
 

今日は、あの日に戻ったような懐かしい時間が過ぎました。用件もあったのですが、用件はあっという間に終わり、あの時代の話に時間を忘れ話を弾ませました。
 

旧校舎、プレハブ校舎での生活。旧校舎の解体、新校舎の完成。落成式の準備、開催。猛烈な2年間でしたが、たくさんの感動をもらいました。

 
いろんな来校する方で、つながりも深めることができました。自分自身を支えてもらっていることを痛感しました。

授業のユニバーサルデザイン~週末の研修から~

2016年05月16日 | 大分県
午後、出張でした。学校に戻って温度計を見ると、なんと気温が12度。冷たい空気が流れていました。昨日とはうって変わっての気候です。
 

土曜日「大分県学校心理士会」の総会と研修が行われました。葬儀等が行われて、総会には出席をすることができませんでしたが、研修会には、途中からでしたが、参加することができました。
 


この日の研修は、日本UD学会大分支部代表の方の「どの子も楽しく「わかる・できる」授業づくり~授業のユニバーサルデザイン(UD)をめざして~」というテーマでの話でした。

授業におけるユニバーサルデザインは、

「学力の優劣や発達障がいの有無にかかわらず、全ての子どもが、楽しく「わかる・できる」 ことを目指し、教科における工夫、様々な子どもへの配慮、個に特化した配慮を駆使して行う通常の学級における授業デザインのこと。」


としています。
 


障がいのある人が日常生活や社会生活を送る上で妨げとなる社会的障壁を取り除くために、状況に応じて行われる「合理的配慮」が制度化されました。


これに呼応して、特別支援教育の視点に立ち、個別の配慮をしながら、発達を抱える子どもや多くの困難を抱える子どもたち、すべての子どもたちが学べる環境をより整えていかなければなりません。

そこで、授業におけるユニバーサルデザインがさらに、クローズアップされてきました。
 

ユニバーサルデザインの理論から、具体的な取り組みまで、わかりやすく話をしてくださいました。
 


授業を作っていく上で、ユニバーサルデザインの視点には、3つあります。


①焦点化する(シンプル)
・授業のねらいや活動を絞る(シンプル)にする。


②視覚化する(ビジュアル)
・授業内容を見える形にして理解を手助けする。


③共有化する(シェア)
・クラス全体への理解につなげる。
 


この3つは、特に心がけなければならないことです。

当然行われていることだと思いますが、


①指導の工夫(一斉指導の手立て)
②個別の配慮(指導の工夫をしても活動が停滞する子に授業の中での支援)
③個に特化した配慮(その子のためだけに授業外に行われる補充指導)


の三段構えを、もう一度見つめ直し、ねらいを明確にして、日頃の実践に取り込んでいく必要があります。
 


今は、わたしは、授業をすることはありませんが、学校の先生たちみんなで、「わかる」「楽しい」と子どもたちが素直に感じることができる授業づくりを展開していくことは、とても重要です。


授業改善が言われていますが、授業のユニバーサルデザインをすることで、子どもたちの学ぶ意欲が高まり、理解力が高まることを実感しました。

体育の日?・・・~疲れたあ~

2016年05月15日 | 大分県
昨日は生徒たちの躍動する部活の大会を観戦しました。今日は、いろいろとこちらの「体育の日」?でした。
 

何年か前から、隣保班4人でゴルフをしています。地区の諸先輩がゴルフ場を押さえてくれていました。朝、7時30分前に迎えに来てくれて、いざ、「隣保班」のゴルフ大会で日田に行きました。


昨日もいろいろあったので、朝は、眠たかったけれども迎えにくるというので、はいはいしながら、布団から出ました。
 



暑い。水筒2本に冷たい水を入れて、レッツGOです。先輩方は、熟練のゴルファーです。こちらは、ときどーき、行くくらいの人数合わせのゴルファーです。
 

でもこうして、ふだんは、なかなか顔を合わせることがないので、楽しく会話を弾ませながら、ラウンドをしました。
 

うまい人たちと回ると、こちらも緊張感があります。疲れ気味の体と暑さもこの緊張感で、体がしゃっきーんとなりました。ただし、午前中のみ。ご飯を食べての午後からは、体も軟体動物になり、暑さが体に突き刺さってきました。汗もじわっと出てきます。


休日なので、人が多くいたことで、打つのを待つ時は、水を体に入れて、芝生でごろりんとなっていました。
 

てんとう虫くんも添寝をしてくれました。

 

諸先輩方に心づかって?やっぱり4位でした。最下位。でも自己最高スコアが出ました。
 

帰りは、いつの間にか車の中で、すやすやでした。
 

そこから、家でゆっくり・・・と思ったのですが、練習を休むと・・・


「かったか、なんしよるんか。」
ときっと、いや必ず電話がかかってくるだろうと頭の上にファンファンファン~~~とチームの「あの人」の顔を思い浮かべ、遅れながらも野球の練習に行きました。体にむち打ちとはこのことでしょう。気合いでござる。


今日から野球の練習が開始しています。「あの人」とは・・・知っている人は・・・やっぱり練習に行くと思います?
 


遅れながら、会場について、歩いて、ベンチまで向かっていると、
「かったか、走っていかんか。」
いや~~もう、走れません。
 

7月と10月の2回大会があります。でもここで体を動かすことが唯一の運動になるので、できる限りはがんばろう。
         
 日焼けもした一日でした。まさに「体育の日」でした。

喜び・悲しみ・・・~週末の土曜日~

2016年05月14日 | 大分県
朝から気温がぐんぐんと上昇して、暑い一日となりました。そんな中で、たくさんの感動をもらった一日でもありましたし、悲しい気持ちにもなった日でもありました。
 

朝は、上毛町で行なわれた男女のテニス大会の応援に行きました。個人戦の大会です。

今年度になって、女子は中津近郊球技大会などの応援に行くことができましたが、男子の公式戦にはめぐり合うことができていませんでした。
 


ということで、まずは、男子の応援からです。会場に行くと、たくさんの選手たちや応援のお家の方々が詰めかけていました。

「昨年よりも参加人数が多いんですよ。」

と会場責任者の方が言っていました。
 

我がチームの選手たちも、久しぶりの公式戦だからなのか、

「緊張するう。」

とペアの人と話をしていました。

「いいちゃ。しはじめたら、緊張せんごつなるっちゃ。」

その会話を聞きながら、「いいね!」の花丸を上げたい気持ちでした。なんとなくほのぼのとしたものを感じました。

 
1年生も今日は応援に駆け付けています。先輩たちの頑張りを声を出して応援をします。
 



個人戦で参加人数が多いのと、試合を効率よく行なうために、3セットマッチの戦いです。だから、いろんなコートをよく見ておかないと試合が始まってしまいます。また試合展開が早いです。

2‐0の試合ならば、あっという間に終わってしまいます。


男子のすべてのペアの試合を見ることできました。頼もしく成長している姿がそこにありました。
 


女子は、会場が違って、県境を越えて、福岡県の中学校や公園のテニスコートで行なわれていました。ほとんどのチームが決勝トーナメントへの出場が決まりました。

太陽がしっかり照りつける中での試合でしたが、暑さにも負けずに相手にぶつかっていきました。
 
 

残念ながら決勝トーナメントは見ることができませんでした。そこからは、今度は、親戚の葬式に行きました。勤務しているお家の方が、お経をあげてくれました。これも何かの縁です。

親戚の方とは、耶馬溪を離れてから、お会いすることはありませんでした。こちらにいて、お会いした時は、いつも優しい笑顔で話をして下さる優しい方でした。


父や母たちの年代の方が逝ってしまうのは、寂しい思いです。

「明日は、命がどうなるのかわからない。今会っている時を、いつも最後と思って大切にしている。」

という内容の話を、法話の中で話をされていました。
 


たしかに、そういう思いで人と会えば、その会っている一瞬を
もっと大切にできるし、もっと人を大切にできるのでしょう。言と動はなかなか一致はできませんが、言われた思いは心のどこかに残しておきたいものです。
 

ハードな一日で、お見送りをしてから、今度は「大分県学校心理士会」総会と研修会が行なわれたので、大分大学まで行きました。

途中からの参加でしたが、研修会では、「ユニバーサルデザイン」の学習でした。この内容は次回に・・・。

人と人との巡り合わせ~話を心のポケットに~

2016年05月13日 | 大分県
朝、かつて一緒に小学校に勤務したえいさくさんから電話がありました。バレー一筋。熱血指導。

昨年、えいさくさんが異動があってから毎朝、あいさつ運動に立っている前を通っていきます。お互いに手の振り合いこです。あら、でも・・・こんなに早く。
 

「せんせい、今、どこにいるのですか。」
~~~もう、ちょっとしてから、あいさつ運動に立ちにいくところです。~~~

「立つところに来るまで待っておくよ。」
 

急いで行くと、待っていてくれました。昔の話から、なんやかんや短時間でいっぺんに話をしました。
「元気やろうけど、元気をだして頑張って。」


とファイト一発のリポビタンDをくれました。ちょっと感激。いい朝となりました。


とは言っても、今日の朝は暑かった。いつもの立つ場所まで行って帰ると、汗がでました。

 


最近は学校にいると、いろんな方がやって来てくれます。


今日は、地域の方のTさんやYさん、Sさんが来校してくれました。地域の中で、子どもたちが健全に成長していくために、いろんなお世話をしてくれています。

3人の方にお会いするといつも元気をもらうことができます。元気をもらえるということは、相手の方がポジティブに物事を考えることも大きな要因だと思います。
リポビタンDを飲んだ後だっただけに、さらにパワーが出ました。
 


地域活動の様子を聞いたり、学校の様子を話したり、授業も見てくれました。様々な機会で子どもたちと接しているために、生徒のことや生徒の良さをよく知っています。


あたたかく生徒たちを見守ってくれていることを感じました。


授業を見るために教室に行くと、3人の顔を見て、生徒たちはにこっとします。ふだんの関わりでしょう。
 

さらにまた子どもたちに「こんな感動体験をさせてあげたい。」とMさんがやってきました。3人が4人になってまた話が盛り上がりました。
 

「つながりの会」でも話をしてくれるようになりました。

5月は「子育て奮闘中」というテーマでKIMIYOさん。

7月は、「心晴ればれ」(仮テーマ)でかたつむり学舎の臨床心理士&スクールカウンセラーはるちゃん、

9月は「子育てを楽しもう」(仮テーマ)でさとうさん、

11月は「元気もりもりに」(仮テーマ)でたちばなさん・・・。

そして12月は、音楽コンサート(出演者未定)で今年の計画は立ちました。


その都度、お知らせをしますので、是非、是非、話を心に入れてみませんか。
 

つながりを持とうとすると、いろんな楽しい場面や助けてもらえる場面に出会えることを最近、つくづく感じます。

あいさつ運動から~雨上がりの日~

2016年05月11日 | 大分県
曇り空の朝。朝のテレビの天気予報ではだんだんと天気が回復すると言っていました。予報通り、夕方近くになって、時折太陽がのぞいてきました。

ちょっと梅雨っぽい雰囲気のある一日でした。
 

そんな中で、いつもの学校の生活が始まりました。子どもたちなどからいろんなことを学びます。
 

朝、学校に行って、朝のあいさつ運動に行こうとすると、もう、1年生の生徒がやってきました。早い。「一番だね。」と言うと、

「今日は、あいさつ運動なんです。」
やる気。すごい。うれしい。
 

1年生の初めての玄関前でのあいさつ運動です。1年生の学習部が立つようになっているとのことでした。

「せんせい、かばん、どうしたらいいですか。」

まだ早いので、一度、教室に置いてくるように伝えました。
 

すぐに戻ってきました。
 

一緒に話をしていると、3年生の生徒会の役員がやってきました。1年生と話をしています。
「まだね、ちょっと早いから、7時30分になるまで、教室に戻っておいてね。」
と微笑みながら優しく教えています。

そして1年生はうなずいてから、再び、教室に戻っていきました。
 

何かその光景が、あたたかくて、何となく忙しく過ぎていく生活の中で、ほっとするひとこまでした。自分も今日は、ここであいさつ運動をしようといつもの場所には行きませんでした。7時30分まで、すぐに戻ってくることができる場所に立っていました。
 


そして7時30分。生徒会執行部と1年生学習部全員が勢ぞろいしました。いいあいさつの声が玄関に響いています。生徒や先生たちがやってくると、
「おはようございます。」
と気持ちよくあいさつをしています。
 

自分も担当の先生とそこに行きました。

近々いくつかの目標とその到達イメージを測れるものを提示し、提出しなければならないものがあります。


目標の中の一つに、「あいさつができる生徒」があります。


ふとこの姿を見た時、測れるものに「生徒会役員以上に気持ち良く相手に伝わる声を出す。」~~ではどうかなあと秘かに考えましたが、どうでしょう??と何人かの先生に言うと、???


でもこれを達成できたら、すごいでしょう。


しかし、他の先生に言うと、もっといいアイデアをもらいました。負けた。

息づかせたいもの~思春期の中で~

2016年05月10日 | 大分県
ゴールデンウィークが終わり、またいつもの生活に戻っています。いつもの学校生活を送っています。「新年度」も「新」がとれているものの、まだまだいろんな書類などの提出物や作成しなければならないものがたくさんあります。
  

いつもの生活の中で、思春期の子どもたち。たくさんの感動をすることもあります。


昨日から雨が降っていますが、自転車の止めるところから学校まで傘を持っていない生徒に、傘の中に一緒にあげている姿。
「優しいねえ。」
と言うと、にっこり。

きょうだいでの慣れない雨降りの自転車登校で、弟の自転車を降りてからのカッパを畳むことなどを優しく遠くから見守っている姿。

今日も何気ないところで心が温もる姿を見せてもらいました。
  

一方では、

「ならんものは、ならん。」

で生徒に伝えていかなければならない場面もあります。昨日は全校集会を持って、それを受けて、学級会をもって考えていることもありました。ある本に、


「わたしたちは、教員として、生徒に寄り添って、ふれあい、悩み苦しみ、それでも目の前にいる生徒に「力」をつけさせたいと情熱を燃やす五感を大切にしたい。」


という言葉がありました。
 
 

思春期の中、波を立てることなく、無難に贈ることはまず皆無です。わが子もいろいろありました。何かおこし、何かにぶつかり・・・

「凪は波があっておきるもの」

であると思っています。

「大きな成長は、大きな壁を乗り越えた時におきるもの」

でもあると思っています。人との関係も時にはぶつかったあとに理解し合えることも多いです。
 
大切なことは、そこには、「修正力」を子どもたちが持つことだと思います。修正しなければならないときに、「波」の責任を誰かに転嫁するのは、二度も三度も波をおこす要因でもあり、波にのみ込まれる大きな危険性もあります。
 

一分の肯定をもって、十の正当性をつけるより、一分の肯定があっても九分の否を改めることがまず必要です。それが、教師や親の大人の役割でしょう。それが、


「わたしたちは、生徒に寄り添って、ふれあい、悩み苦しみ、それでも目の前にいる生徒に「力」をつけさせたいと情熱を燃やす五感を大切にしたい。」



でしょう。自戒しつつ、学校生活を送りたいです。
 

子どもたちが人生を投げずに、だれもが懸命に生きようとする強さを息づかせていきたいものです。

第9回つながりの会開催のお知らせ

2016年05月09日 | 大分県
本年度もいろんなジャンルのゲストを招いての「つながりの会」を行いますよ。

「第9回つながりの会」は、5月29日(日曜日)に開催します。ご案内を。今回は、「子育て奮闘中」ということで、子育てに頑張っているお母さんのお話です。成功、失敗談をたっぷり話題を提供してもらいましょう。貴重な話です。


だれでも参加できます。気軽にどうぞ。
 

では日程を紹介しましょう。

(1)日時 5月29日(日) 18時30分からです。

(2)講師 長谷川喜美代さん
  ○「きみよさんの子育て奮闘中」の話

(3)かったかくんの家の座敷

(4)会費 無料

(5)定員は30名程度(資料やカレーの関係で、事前に連絡し
   て下さいね。

(6)プログラム
  ①18時30分・・・・・・カレータイム
  ②19時・・・・・・・・・お話(はせがわ きみよさん)
  ③20時・・・・・・・・・雑談会(トークタイム)
 【終了予定時間 21時です】
(7)その他
    ○車は、坂のところに止めて下さいね。
    ○おかせいできる方は、17時30分にお願いします。 

 
   
 
子育て中の方もそうでない方も地域の方もみんなで会話を楽しんだり、悩みを相談してみませんか。子どもたちもOKです。みんなで思いの「伝え合い」をしませんか。

7月は、異色の「カウンセラー~臨床心理士」として、スクールカウンセラーなどをしながら子どもたちとも関わっている方の話を予定しています。

ともくんちへ~ゴールデンウィーク最終日~

2016年05月08日 | 大分県
いよいよ明日からいつもの生活に戻ります。長い人で10連休と言う人もいたようです。いろんな思い出を胸にまたそれぞれの生活の中で頑張りましょう。

でも明日から月曜日ということでちょっとこの一週間が長いような気がします。大丈夫かなあ~~。
 

今日は、ともくんが営んでいる「レストハウス洞門 ~Luxe Garden~」に立ち寄りました。ばりばり頑張って、かつての生徒とは言え、いろんな面で完全に追い越されています。
 

「ジョイコレクション」などのイベントやランチなどもいろいろ工夫されています。


かつての観光客が行く・・・というような感じでしたが、最近は、ちょっとご飯を食べに行くというような身近な人も行くような雰囲気にしています。
 

家族で行ったので、ここは2階の広間へ。ここには、「こどもの日」ということで、広い部屋の半分にクッションを敷き詰めて、子どもたちが遊べるようにしています。知り合いの方などにおもちゃを提供してもらって、「遊びの広場」ができているのです。


「せんせい、今日は、2階は一人占めですよ。」

と言うので、早速。
 


半分は「遊びの広場」半分が、「食事をするところ」となっています。子どもが遊ぶのを見ながら、食事をすることができます。ともくんのところの子どもさんを連れてきて、一緒に遊ぶことができました。
 

子ども連れのお客さんも、一人が二人、二人が三人と増えてきて、広間がすごくにぎやかになってきました。
 


教えた生徒のゆうきくんもいました。

ともくんのいもうとのさっちゃんも家を手伝いに来ていました。うれしい10数年ぶりの再会です。さっちゃんが中学校時代以来です。   


その時は、昼休みもバットやグローブを持ってきて、芝生のところで遊んでいましたが、もうしっかりおせらしく~~なっていました。


食事を出しながらもともくんの子どもたちと遊んであげていました。


子どもたちも「さっちゃ~~ん。」とまとわりついていました。優しさを感じました。
 

楽しい時間を過ごすことができました。
 


でもこの遊びの広場は、限定この連休期間だそうです。あらら。またシルバーウィークなどにするということで、

「せんせい、来るんが遅いんやら。」
 


またその時になったら、みなさんに紹介しますね。ともくん、この他にもまた何か企画して!!

懇親会・総会~年度始まっての行事~

2016年05月07日 | 大分県
明日は地区の行事などがあるので、今日は、外に出らずに家にこもって、たまっている仕事や学校だよりなどを作ったりしていました。


暖かい陽気・・・襲ってくる眠気。寝たり起きたり・・・起きたり・・・寝たり・・・。襲ってくるソフトバンクホークスのプロ野球の放映の誘惑。角島などに行ったと言って、いらんごと送ってくる心揺さぶる写真。



効率が悪い仕事でしたが、一日が終わりました。
 

しかし、ソフトバンクが競り合いに勝ってよかった。お立ち台は、高田選手でした。今宮選手にもっと活躍をしてもらいたいところですが、今年もらったサインが価値が出るかも。
 

4月から総会や懇親会が続いています。昨日も校区の先生方や関係者の方との懇親会がありました。幹事さんとして頑張りました。

今年になって遠方から赴任してきた先生もいます。市外の広い地域から校区に勤務している先生が増えています。


しかし、遠方の方でも話をしてみると、きょうだいがお世話になっていたり、知り合いの友だちでなどで、どこかでつながりがあることを感じます。身近に感じることができました。


中津の「食」を知ってもらう意味で、昔馴染みの知り合いのお店での懇親会でした。中津の「食」を堪能しながら賑わいました。


お互いに交流をもつことは、これからまた、円滑に連携やお願いをすることができます。「ギブ & テイク」です。
 

夜がふけるまで過ごしました。最後のしめは・・・ということで、麺のお店に行くと、かつて教えた生徒のお家の方が営んでいる店でした。久しぶりに会うことができ、懐かしい話ができました。


おまけの美味しい料理もつけてもらいました。
 


6月の上旬までは、総会や懇親会が毎週のようにありますが、頑張りましょう???

若宮祇園~ふるさとの民話から①~

2016年05月06日 | 大分県
ゴールデンウィークと言えば、まだゴールデンウィーク中。でも明日からはいつもの週末と言えば、週末。先生たちもゴールデンウィーク中も部活に出ていた先生も多くいます。

なかなか休みと言うわけにはいきません。
 

昨日、玖珠の民話を書きましたが、耶馬溪町史を見ると、耶馬溪にもたくさんの民話が掲載されています。

以前、本耶馬渓の小学校に勤務していたときに、子どもたちと一緒に聞き取り調査をして、民話をまとめたことがありました。せっかくなので、町史などから時々、耶馬溪の民話を紹介します。



『津民の大野八幡社の息子に若宮という人がいました。ある日、「いちがせの渕」(大野のお宮の川のところの渕)の岩の上に上がって、若宮が雨上がりに魚釣りをしていたときに、柾木の竜玉山がだんだんとくもってきました。



しばらくすると、ものすごい雷の音とともに、前が見えないほどのどしゃぶりの雨となりました。若宮も身動きができません。そうこうするうちに川の水もだんだんと増えてきました。



「どぶーん。」という波が若宮に襲いかかりました。あっという間に岩の上の若宮が濁流にのみ込まれてしまいました。どんどんどんどんと流されていきました。運よく山国川のほとりの平田のお宮の近くの岩の上にはいあがることができました。



一命をとりとめることができました。
 


その話が話題になって、平田の城井八幡社を若宮八幡社ということもあります。』


(耶馬溪町史を参考に)

 



そうか、夏に「若宮祇園」のお祭りがあります。いろいろとお世話をすることも多いのですが、「若宮」のいわれはここにあるのか。民話なので、実際の話とは違うと思いますが、こういったいわれを知ることは面白いですよね。

写真は、去年の若宮祇園からです。

安・近・短~ゴールデンウィークの中で~

2016年05月05日 | 大分県
昨日の結婚式の感動の余韻を少し、味わいつつも、ゴールデンウィークでも自然は待ってくれません。


畑の草刈り、庭の草取り・・・などが緊急の仕事となっています。なんとかかんとか周りに迷惑をかけない程度になりました。これから草との闘いとなります。



畑の梅の木を見ていると、実がだんだんとついてくるのがわかります。春の季節はすっかり消え、初夏、梅雨へと移行していきます。
草の始末が終わると、学校の仕事も残っていたので、鈍る脳を少し回転させました。
 


もう、これでゴールデンウィークも終わりになります・・・と悲観的にならないように・・・しなければならないことがひと区切りついてから、GW最後のドライブに。「安・近・短」です。

お金かからない、近いところで・・・日暮れまでの短時間での行動です。
 


桜峠を越えて、空中都市「マチュピチュ遺跡」へ。ペルー旅行は「安・近・短」ではありません。宇佐のマチュピチュです。

「国道387号線から望む西椎屋地区の棚田の景観が「空中都市」とも呼ばれている世界遺産の南米ペルーのマチュピチュにそっくりなことから「宇佐のマチュピチュ」と呼ばれるようになり、今は話題を呼んでいます。」


国道は通ることはあっても、ここがマチュピチュと思って見たことがありません。地図を見ながら、通り過ぎないように車を進めていくと、看板があった、あった。
 



展望台もあります。結構人がいて写真を撮っています。いい風景です。田舎の風景ですが、「宇佐のマチュピチュ」と思って見ていると、何となく贅沢な空間です。ナイスビューです。

秋の景色がきれいだと言っていました。
 


宇佐から玖珠へと入りました。子どもの日なので、ふだんの年なら童話祭で大勢の人でにぎわっているところです。しかし、今年は、地震がおこっているために、中止となりました。

今日も熊本を中心に震度3、4の地震が頻繁におこっています。
 


日暮れ前でしたが、せっかくここまで来たので、マチュピチュから、伐株山へと向かいました。民話には、


「玖珠盆地や日田盆地(ひたぼんち)は大きなみずうみだったのが、くす(楠・玖珠)の木の大木が倒れたのでみずうみの土手が切れて水が流れ出して玖珠川(くすがわ)ができ、水が流れ出してしまってひて(日田)しまいました。「玖珠」という地名も、このくすの大樹に由来しているといわれています。

 
きくずを焼きすてた所がはいざん(現在の寺山(てらやま))、くすの木のせんたんが長崎(ながさき)、落葉のあとが博多(はかた)、葉の流れついたところが斯波(しば)、その切株が「伐株山(きりかぶさん)」だといい伝えられています。

くすの大樹がきり倒されてからは村々や里に日がさすようになり、日田(ひた)、夜明(よあけ)、朝日(あさひ)、光岡(てるおか)などの地名が生まれました。」
 


なるほど。

日田の友だちが言っていましたが、

「ここまでくすの木の葉っぱが来ないだろう。来るめえ、来るめえ・・・久留米」となったとか。
 


頂上まで国道から15分もかかりません。「頂上はどんなところだろう。」と思って車で登っていきました。あっという間に頂上です。


とてもきれいに草も刈られていて、芝生状態です。こいのぼりもたくさん泳いでいます。何といっても頂上から見える玖珠の街並みの景色は最高です。遠くは、八面山・木の子岳などふるさとの山も見えます。



ブランコなどの遊具もあります。



まさに「安・近・短」でゆっくり遊べます。
 

ブランコをこいで、ビュ~~~と飛んでいくと、一気に下山してしまいそうです。ブランコの鎖が長いので、スリルがあります。
 


夕方遅かったのですが、ここも、ほどよい数の人が憩いを求めて、景色をながめたり、食事をしたりしていました。「安・近・短」是非、お薦めなスポットです。
 

お弁当・敷き物で3、4時間は楽しめます。ワンタッチテントなどがあれば、5~6時間は憩えます。
 


あわわ~~~落ちるぅ。


いい空気をいっぱい吸いながら、暗くならないうちに帰途に着きました。よし、明日は学校です。
 
気合いだ。