すっかり初夏です。新緑が日ごとにきれいになっていきます。
いつもの年より、季節の移り変わりが早足となっています。
今日は、午前中は、東九州龍谷高校、午後からは、中津南高校耶馬溪校の入学式に参加させてもらいました。
今日は、ちょっと長い文章で。
あきらめないで、気合を入れて・・・読んで~~~ね。
ちょっと講話特集。
東九州龍谷高校では、校門を入ったら、耶馬溪中学校出身の生徒が、お母さんと一緒に来ていました。また中学校の時とは違った成長があり、うれしく感じました。
仏教系の高校だけに趣のある入学式でした。校長先生は、次のような話をしました。
「〇科学の進歩、グローバルな社会の大きな流れがあり、変化の時代となっています。学習の中で、基礎基本をしっかり身につけるとともに、論理的な思考力も体得してほしいと思う。そして幅広い知識の中で、夢を語る力を持って下さい。
〇自らを深く見つめる目を持ちましょう。
・あなたに何を求められているか、想像できる力を持って下さい。
・仲間を大切にしながら、自分の役割を考えることができる力をもって下さい。
・自分でよりよい判断ができる人になって下さい。
・他者と協働できる人になって下さい。
〇あらゆる存在に感謝しましょう。
・命の尊厳に気づいて下さい。
・生かされていることに気づいて下さい。
〇意欲的に学んで、学ぶ力を育成しましょう。
・学んでいく中で、夢の実現をさせて下さい。
知恵と慈悲を身につけながら歩んで下さい。」
校長先生は、新入生にゆっくりと伝えていましたが、こちらも学ばなければならないことだらけです。
理事長先生は、
「感謝・思いやりの心をもって、高校生活を迎えて下さい。最初に、先生や友だちとの出逢いを大切にしましょう。
〇「縁」を大切にしましょう。
・縁は見えないところでつながっています。
・悩み、苦しみ、争いなど思い通りに歩く道はいきません。好き・嫌い、損・得など利害関係の中で、生きることが多い世の中です。
・よりよい縁にするために、言葉や態度などの思いやりや優しさなど、生き方を考えることが大切です。
・よりよい縁にするために、豊かな人間関係を創りましょう。心を磨き、かけがえのない、関係を築くために努力をして下さい。
〇時代の変化に対応するために、幅広い知識・教養を身につけましょう。主体的な学びが人を大切にしたり、心の修養・柔らかさがでてきます。」
文意が違ったところもあるかもしれませんが、こういった話だったでしょうか。
短い時間の中にたくさんの得るものがあります。
「かったか」の言葉の拾いが悪いので、話のつじつまが合わないところもありますが、校長先生や理事長先生たちの思いは、感じることができると思います。
そして、午後から中津南高校耶馬溪校の入学式へ。
21名の入学生ですが、やる気を感じることができました。体育館の入り口で気持ちのいいあいさつをしてくれました。
耶馬溪中学校の卒業生もいたので、「おめでとう」の握手もしました。
厳粛な中で入学式が行われました。
「小さな学校の大きな挑戦」
「地域に信頼され愛される学校」
「夢と希望の実現」
など、特色ある学校づくりを行っています。
明日の中学校の入学式の式辞では、以前、副校長先生が、耶馬溪中学校にきて話をしてくれた内容を取り入れていきます。
生徒の入学の誓いの言葉で、耶馬溪中学校の生徒があいさつを立派にしていたことに感動。
よかったあ。感動。
そして、今日の校長先生の式辞です。3つの柱から話をしてくれました。
「1 挑戦をしよう
今日がスタートラインです。今日から、毎日をどのように過ごすのか、どう努力をしていくのか、考えて下さい。
何もやらなければ成長もありません。挑戦する中で、成長があります。挑戦することは、つまずきもあります。その時どう乗り越えていくのかが大切です。
失敗は、人を成長させます。個性を磨きます。
また知らない自分を発見します。
大きな人になってください。
2 自ら物事に取り組む姿勢を大切にしましょう。
〇社会出たときに必要な基礎と態度を身につけましょう。
〇自分のことは、自分で責任を果たしましょう。
〇自分で正しく行動をしましょう。
〇責任・役割を果たしましょう。
3 信頼する仲間を創りましょう
思い通りにならないことも多くあります。成果がでないときもあります。支えはあなたの周りにいる友です。
高校時代築かれた信頼する友は、生涯の財産です。そして、心の支えになっていきます。」
3つの話には、共通のキーとなる軸があります。
〇人を大切にすること・人とのかかわりを大切にすること
〇夢を持つこと、そして、その実現に向けて努力すること
〇正しい判断力
などでしょうか。
長い長い文になりましたが、読んでみてください。心の修養をしていきましょう。
明日は、中学校の入学式です。高校の入学式があり、リハーサルには出ることができませんでしたが、先生方や生徒たちが協力して、準備万端となっています。
明日、1年生を迎えることができます。
式辞もできました。伝えることは、やっぱり、共通のキーだと思います。
「最後の入学式の式辞ですよ~。」
「熱くならんごとね。」と某先生。
「涙流さんごとね。」と某某先生。そりゃないやろ。
すべての式辞が終わったら、(あと卒業式)これまでの「かったか式辞」を希望する人にはプレゼントしますね。
はい。