かったかくんのホームページ

日々感じたこと、心に残ったこと・・・綴っていきますね。よかったら、立ち寄って下さい。

「思いを綴った短歌」

2020年03月16日 | 大分県
なごり雪


今日、朝起きると、びっくりしました。
 


なんと、なんとみぞれが降っています。
山を見ると、雪が覆っています。
なごり雪です。
 


なごり雪と言っても、今年はほとんど雪景色を見ることはありませんでした。
きっと今年の最後の雪なのでしょう。
桜が咲き始めた景色に雪模様でした。
 



雪景色を横目に学校に向かいました。
春と冬が入り混じった朝でした。
昼間の校舎は、春の陽ざしがしっかりと差し込んでいました。
 



会議に事務処理に子どもたちはいなくてもいろんな仕事が出てきます。
その間には、お家の方などのお客様もやってきます。
1日もあっという間に過ぎていきます。
 
 


今日、ある短歌の達人のMさんに、これまで月別に書いた短歌集を渡しました。
全部はまとめられていませんが、アドバイスをもらいたかったからです。
 


歌人ではないので、自分の思いを自由に創れば、それでいいと思うのですが、ちょっと作る視点をもらえたらと思いました。
 


言葉って難しいもので、短歌をよく、考えているときには、言葉も浮かびやすくなっています。


しかし、ちょっと離れると、言葉が出てきません。
 


野球や、なんやかんやでちょっと言葉から離れていました。
しかし、最近、K・Oさんとも短歌を通してふたたび交流ができています。
 


Mさんに、短歌集を渡しながら、
「ちょっと叙景すぎるかもしれんね。もっと、叙情を入れた方がいいのかなあ。」
と聞くと、
「そこは、叙景でもいいと思う。叙景を通して、叙情になる時もある。」
 


さすが、言うことに奥深さがあります。
 



そして、Mさんの短歌集をいただきました。
言葉の感性がさすが、達人だけにすごいです。物事を見る角度がすごいです。

「教室に子どものにぎわい消えていく
        春も悲しむ突然の別れ」

我流のそんな思いの毎日の中で、卒業式に向けての掃除や準備にも6年生の先生を中心に取り組みが行われています。

「今日の日は忘れたい」

2020年03月15日 | 大分県
実年野球中津市予選会で、けんちゃんやひでちゃんがビデオを撮ってくれていました。
映像は、いいところだけを撮ってくれていたので、念のため☆彡
まずは、けんちゃんの映像からです。


長崎県関係のきょうだいの言葉。
電話で、
「創成館の選手が甲子園に行けなかった気持ちを考えたら、大したことはない~~」
はい。その通りでございます。
 


今日は、実年野球大会の中津市代表決定戦でした。
今年初の公式戦。
相手は、常勝のチームです。
【映像2】ひでちゃんの映像1

気合を入れて、大貞の新球場に行きました。

【映像3】ひでちゃんの映像2
 
山陽クラブでの試合です。
みんな若い頃から一緒に野球をしてきて、まとまりは素晴らしいです。
後輩や俊くんたちも応援に来てくれていました。
お世話をしてくれていた先輩は亡くなりましたが、そのあとをみんなでしっかりとつないでいます。


ユニフォームにも先輩のイニシャルが入っています。
 
【映像4】ひでちゃんの映像3

試合はとなると・・・なんと常勝チームから先制点を入れました。
すごい。
もしかして、勝つ?
 


先発をしました。そして1、2回は抑えました。
もしかして、勝つ?
 


しかし、3回からは、相手の猛攻が続きました。
 

打つ打つ、飛ぶ飛ぶ。
 

5回コールドで敗れました。
 


ちょっと悔しい。
「もっと緩急をつければよかったのにね。」
審判員のひさしさん。
はい、その通りです。
 

次回のための学習としましょう。
とりあえず、今日の日のことは忘れたい。
 


ちょっと悔しいので、菜の花のきれいなところまで、心を癒しに?行きました。
 


けんちゃんやひでちゃん、じょうじくんがいいところだけを、ビデオや写真を撮ってくれていました。

感謝です。
次回は、10月の試合です。
 



みなさん、お疲れさまでした。


「おめでとう☆Yさん」

2020年03月13日 | 大分県
明日は、実年の野球大会の中津市予選です。
春の選抜高校野球大会などは中止になっていますが、この大会は今のところ、連絡が入っていないので、行われるのでしょう。


練習はあまりできていませんが、初の公式戦。
球春の訪れです。
 


今日の午後、かつて三光の中学校に勤務していた生徒のYさんのお父さんが営んでいるお店に行きました。

小学校からスポーツに頑張っていて、高校まで続けました。
高校卒業してからは、お父さんのお店を一緒に営んでいます。
 


二十歳を越えて、まだわずかな月日ですが、しっかりと仕事をこなしています。
いろんなYさんの思い出が蘇らせながら車を走らせました。
 


行く途中に、近くのパン屋さんでお土産を買って行きました。
久しぶりに立ち寄りました。
「せんせい、このパンは、トウモロコシの粉とはちみつをよく混ぜて生地を作ったんですよ。その上にひまわりの種を置いています。」
おいしそうです。思わず、自分の分も買いました。
 


仕事場に着くと、頑張ってお父さんと仕事をしていました。本当に久しぶりの再会です。
 
初夏に結婚式をあげるというのです。この間まで、中学生と思っていましたが、月日が経つ早さを感じます。
 


てきぱきと仕事をこなしていました。頼もしい限りです。
「結婚してもお父さんと一緒に仕事をします。」
とYさん。お父さんも仕事をしながら、笑顔です。
可愛い限りなのでしょう。
 


春の陽ざしが降り注ぐ中、社会はあまりいいニュースがありません。
しかし、今日は、ホットな話を聞き、わずかな時間でしたが、懐かしい時を過ごしました。



パンも喜んでくれてよかった。


「体育館で手を広げ」

2020年03月13日 | 大分県
今日は、県立高校一次入試の合格発表日でした。
 


高校入試も終盤戦です。
受験生みんなが一日も早い春を迎えて欲しいと思います。


桜の花も蕾から花を咲かせ始めています。

今日は、卒業式に向けての掃除などをしました。6年生の教室の掃除、ろうか、階段、体育館の掃除。教室、階段、体育館をしっかりと拭き上げました。広い体育館。
「体育館を手で拭くのは、久しぶりだよね。」
と先生。気合が入りました。
 


6年生のために、せんせいたち、みんなで、汗がでるほど、手を動かしました。
 


教室棟の1階の廊下に1年生が置いていたヒヤシンスの花が、1つ残って、可愛く咲いていました。
 


子どもたちがいなくなった教室ですが、子どもたちが頑張って活躍をしたあとが残っています。
何となくそれが嬉しいです。
 


本当に、あたりまえのような「何気ない日々」がどれくらい尊いもので、幸せであること、それがたからものであることを、今、つくづく感じます。
 



小学校も間もなく卒業式を迎えます。

「偶然が続く偶然」

2020年03月12日 | 大分県
子どもたちがいない教室。
なんとなく寂しさを感じます。


今日は、いろんな書類の整理をしてから、教室に行って掃除をしました。
日光が机を照らしています。
今の机は脚のところにほこりがまとわりつきます。
 

なかなか取れない。
今日は、ほうきではわきとりました。
通りかかった先生が、
「それ、なかなか取れないんよね。よく掃除機で吸い取っていた。」



なるほど。昔の丸い脚だったら、すぐ取れるのですが、今は、四角の足になっているので、ほこりが付いたら、取りにくい。
しかし、掃除機もない。
 


時間はかかりましたが、きれいになってよかった。
 


話は変わりますが、最近、びっくりするような偶然に出会います。
一昨日、Aせんせいと話をしていると、
「本耶馬渓の眼鏡をかけている人を知っていますか。」
と聞かれました。またまた抽象的な質問。眼鏡・・・眼鏡をかけて知っている人・・・
「たかしくんですか?」



「えっ、本耶馬渓には、無数に眼鏡をかけている人いると思うのですが、なぜ、たかしくんを当てたのですが?」
 それは偶然です。



小学校5年生の時に担任をしました。
今は、パソコンなどで困った時にお世話になっています。
「たかしくんに、子どもが勉強を習っていたんですよ。」



たかしくんは、一時、塾を開き、子どもたちに勉強を教えていました。
びっくりです。
人には、いろんなつながりがあります。つながっています。
 



そして、昨日、夕方、サイクリングロードを歩きました。
菜の花がとてもきれいです。

写真もとりました。
夜、ネットを見ていると、どこか見かけたことのある景色。


まさにさっき、写真を撮ったところと同じ景色です。
勤務している学校のBくんが、昨日、家族でサイクリングに行った時にとった写真です。
家の横を通っている。


びっくりです。
同じ場所で同じ日に同じ風景の写真を撮っている・・・。
すごい偶然です。
 



天気もよく、家族での気持ちのいいサイクリングだったでしょう。



今、コロナウィルス感染症で子どもたちの体力が低下していたり、ストレスが溜まっていたりしたら、サイクリングなら、感染の影響もすくないでしょう。

お薦めです。
天気がいい時はお薦めです。
 



楽しい偶然はウエルカムで、とてもうれしいです。


「災害と隣り合わせ」

2020年03月11日 | 大分県
2011年3月11日、人々にはいろんな思いがあると思います。
多くの命を奪い、多くのものを流していきました。
あれから9年の月日が経ちました。



それぞれの思いを胸に、今日1日を過ごしたと思います。 
今日は、会議の前に、黙とうも行いました。


このころからでしょうか。
災害が全国各地で毎年のように発生しています。
次の年には、九州北部豪雨がおこりました。 



日頃は静かに優しく流れる山国川。
「降りやまない雨はない。」
と言いますが、「降りやまないのではないか。」と思うくらい、雨が降り続きました。
荒れ狂う川。
ふるさとの景色をふるさとの生活
を大きく変えていきました。
 



母が入所していた施設は、水に浸かりました。
やっと面会ができるようになって1週間後、母は施設で他界しました。



災害と常に隣り合わせになっている今の世の中です。
 



天候も異変をおこしています。
生まれて初めての今年の暖冬。雪が積もったのも1回だけ。
いつもは2、3か月つけるスタッドレスタイヤもつけることはありませんでした。
 


そして、今の「コロナウィルス感染症」。


今日、第92回選抜公庫野球大会の中止がコロナウィルス感染拡大を受けて決定されています。


球児はどんな気持ちでこの報告を聞いたのでしょうか。

選手たちの心の内を考えると、心が痛みます。
でも負けないで欲しいです。
みんなが応援をしています。
 



まさかこんな事態になろうとはだれが予測したでしょうか。
感染者・感染地域の拡大、そして、経済への影響、臨時休校、各種行事の縮小、中止など、さまざまなところで地球が悲鳴をあげ、窮地に立たされています。
 



ちょっと気分転換に、仕事が終わって家に帰ってからサイクリングロードを散歩。
庭の陽光桜もつぼみがほころびかけています。
ロードの菜の花がとてもきれいです。
 



外の景色はいつものきれいな春模様なのに・・・。

「花粉症との闘い」

2020年03月10日 | 大分県
コロナウィルスのためにマスクがない。
薬店などに行ってもそこだけ空間。


マスクだけでない、ティッシュペーパーなども同様です。

花粉症にとってはつらい。
今は、目にきています。
しかし、花粉よけで顔スプレーを友人のAさんからいただきました。
 


感謝・感謝です。野球などするときは、これがいいです。
顔にかけるとひやっとして気持ちもいいです。


先日、野球をするとき、マスクをしていたら、酸欠になりそうでした・・・。
 


効果があるのか、朝と昼の途中でスプレーをすることによって、今のところ、花粉症は「瀬戸際」でとどまっています。
感謝です。

どこまでこれが推移していくかわかりませんが、買いだめをしませんから~~~とにかくマスクが早く流通して欲しいですね。
 
 


毎年、4月から5月がピークとなります。
しっかり対策していきたいと思います。

「家庭訪問へ」

2020年03月09日 | 大分県
明日から県立高校の一次入試です。
受験生のみなさんには、このような状況の中でも頑張って欲しいですね。
FIGHT!!




今日の夜は、「平田邸」活用推進協議会の話し合いがありました。
昨年、保存と活用を考えた協議会が立ち上がりました。

何度か公開など行いながら、「平田邸」の良さを広げています。
特に、事務局のリーダーの方は大変だと思いますが、保存と活用に向けての取り組みはスタートしています。
 


今回もその一環の話し合いが持たれました。
 


少しずつですが、環境が整いつつあります。
 


新しい週が始まりましたが、子どもたちは、教室にはいません。
何となく気持ちも複雑です。同学年のくどう先生と、
「子どもたちがいない学校も寂しいね。」
と言いながら、学校全体で打ち合わせが終わったあと、家庭訪問に行くために一緒に学校を出ました。
 


今日から家庭訪問が始まりました。
マスクを着用などいろんな配慮をしながら、家庭を回ります。
子どもたちの体調も見ます。
また配布物もあるので、封筒に詰めたものを渡していきます。
 


家にいることが多い中で、心のバランスをどう取っていくのか、とまどっているお家の方も多くいます。
しかし、いい笑顔を見ることができて安心しました。


今日は、30軒近く行くことができました。
 

早く収束できて、子どもたちみんなにもう一度会いたいですね。

「大会前の練習日☆」

2020年03月07日 | 大分県
花粉の季節にもなっています。
外に出るときは、可能な限りマスクをしています。


しかし・・・そのマスクの数も少なくなってきています。
早く、店頭に並んで欲しいです。
 

わずかばかり目もかゆい。鼻も詰まる。
春はうれしいのですが、こればっかりは、要りません。
花粉症でない人がうらやましいです。
 


今日は、山陽クラブの野球の練習日でした。
来週が実年野球大会の中津市代表決定戦です。
 


今日は20人近くの人が練習会場の平田球場にやってきました。
球場に着くと、小学生のチームが練習をしていました。
それが終わるのをゆっくりとしながら待ったあとに練習です。
 


最初は、マスクをつけてしていましたが、だんだんと呼吸が苦しくなりました。
 


かつての教えたよっくん、けんちゃん、ひでちゃん、じょうじ、こうちゃん、だいちゃん、ゆうや、じゅんたちも一緒に練習です。
若さがうらやましい。


ゆうやのあとにマウンドに立つと、自分のボールがすばらしく、遅く見えます。
ゆうやたちの時代に戻りたい。
 


来週が春を迎えての初めての大会です。
この大会がコロナウィルス感染症の影響でどのようになるかはわかりませんが、準備万端です。
 


練習も楽しく真剣に、実践的に行われました。
久しぶりに体を動かし疲れました。
 



今日は、早く寝よう。


「今だから元気になろう☆」

2020年03月07日 | 大分県
土曜日・日曜日になりましたが、いつもより動きが少ない休みとなっています。
この緊迫感のある休みの中で、様々な思いを感じることができます。


2つの話題からです。
 


1つ目は、下郷牛乳の話です。
このウィルス感染症のために、いろんなところで影響が出ています。先日、下郷農協の矢崎組合長さんのFBを見ていると、3月4日付でつぎのような記事がありました。
『~「耶馬溪牛乳」ご利用のお願い~
新型コロナウイルス対応に伴い小中学校等が臨時休校となり、学校給食で「耶馬溪牛乳」を提供していた下郷農協も影響が出ています。
 


そこで皆様へ「耶馬溪牛乳」をはじめとする乳製品のご購入をお願い致します。
当農協店舗のほか、イオン三光店様、ゆめタウン様、スーパー細川様や道の駅などなど、中津市内でご購入いただける店舗が多数ございます。


またネット販売も行っておりますので、不要・不急の外出を控える中ですが、皆様のお力添えをお願い申し上げます。』

 



滋賀県の話ですが、ニュースで、

『学校給食用の牛乳を供給する県牛乳事業協同組合では、給食がキャンセルになったことで、二日には約六トンの牛乳を廃棄せざるを得なかったという。
組合の田中景雄(よしお)理事長(72)は「こんなことは初めて。
ありえない量の処分だ」と嘆いた。』

 


搾乳を止めるわけにはいきません。生活の基盤を揺らします。
今日は、旬菜館で下郷牛乳のカフェオレと牛乳を購入しました。
今は違う業者の牛乳ですが、前任校は下郷牛乳でした。
久しぶりに下郷牛乳のおいしさを堪能しました。
 


ぜひぜひ、少しでも購入してくださいね。

 



もう一つの話題は、かつての教えた生徒のけんちゃんたちの話です。
今日の新聞に掲載されていました。
このような状況の中でのおしゃれな活動です。
 


生花店を営んでいるけんちゃん。臨時休校中の子どもたちや家族を励まそうと花のプレゼントを行ない始めました。


放課後児童クラブと小学校の子どもたちに贈られます。
こんなけんちゃんたちの取り組みに元気と勇気をもらえます。
 


家庭にちょっと春の花が飾られるのでしょう。



暗いニュースに包まれている中で、明るさが灯ります。

「1週間が終わりました」

2020年03月06日 | 大分県
1週間が終わりました。
とまどいの1週間でしたが、子どもたちの「荷物取り」も完了しました。


今日は、中学校の卒業式です。来賓や在校生のいない卒業式がほとんどであったと思います。
それでも節目の時間を持つことができたことは何よりです。
全国的には、卒業式を中止した学校もある中で、昨年度まで勤務した中学校をはじめ、県内の中学校の卒業式が行われたことがうれしく思います。
 



昨年度までの耶馬溪の中学生たちもどんな成長を見せているのかと思います。
ふるさとの中学校で学びました。


これから進路はそれぞれですが、自分で選択した場所で躍動していって欲しいと思います。

ふるさとの人たちは、卒業生をあたたかく見守っています。
県立一次入試を受験する人たちは、感染症防止でいろんな規制があると思いますが、存分に力を発揮していって欲しいと願っています。

 


今日は、「コロナウィルス感染症」が世界中を襲っているというようなことを感じさせない、青空が広がる天気のいい1日でした。




預かりをしている低学年の子どもたちは、ランチルームで活動をしていました。それでも子どもたちの声を聞くとほっとします。



多くの学年では「荷物取り」の親子がやってきています。
先生たちが話をしながら、玄関先で話をしている姿にほのぼのしたものをみます。
来週は、家庭訪問が始まります。
 



あれから1週間が終わりました・・・。

「各種イベントの中止」

2020年03月05日 | 大分県
確実に春の陽気になってきていますが、コロナウィルスの影響はとどまることも知りません。

昨日は大分での感染も出ています。
今、この感染症も初期なのか中期なのか、収束前なのかも理解することは難しいです。
 


それでも明日は、学校が休みになってからの1週間目が終わります。
何となく中途半端な気がします。
 


この3日間、子どもたちが荷物を取りに来ました。
休みになってからわずかなのに、懐かしい気持ちがしました。
子どもたちとの再会です。
うれしく感じました。
 


来週は、今度は、家庭訪問となります。
子どもたちの様子を見ます。
 


学級事務、様々な片付け・・・と思いがけない仕事が続きます。

 


一方、今、学校以外でも社会ではいろんなイベントが中止になっています。中津市でオープンの予定だった映画館が延期になりました。
4月に開催予定だった野球の試合も中止という連絡がありました。
球場そのものが閉鎖になっているそうです。

 
春になりましたが、ウィルスの嵐はまだまだ収まりそうにありません。

「臨時休校の中で子どもを守る・育てる」~学校心理士の立場から~

2020年03月04日 | 大分県
思いがけない臨時休校。フリーランス?講師のかったかくんにとっては、あの首相のコメントの次の日に子どもたちに別れを告げて、修了式、離任式のないまま新学期となります。

クラスの学年の学校の子どもたちとまた会えるのでしょうか。
劇的な1日でした。
なんとなく、不思議な、とまどい・寂しさを感じる別れでした。
 
臨時休校に対しての、いろんな取り組みが各自治体、学校で行われています。その趣旨に沿いながら子どもたちが生活できていくことが大切です。
インターネットで学習を配信している機関があります。学習の方の整備は早めに構築されてきています。


この臨時休校中、どんなことに気をつけながら生活をしていったらいいのでしょうか。学習のことは、かなり整備されてきていますが、メンタル的な部分を中心に話を綴りました。


学校心理士の立場から書いてみます。ちょっと読んでみて下さい。


1 命を守る行動を
 各学校から「休み中の過ごし方」などのプリントが配布されていると思います。不要不急の外出は避ける等、プリント見ながら、り患しないように気をつけていきたいものです。子どもがり患しても、症状が軽い場合が多いとされています。子どもたちから家族への感染もあります。


子どもたちの命・健康を守る、家族の命・健康を守ることに、力を注がなければなりません。


り患したのかも知れないと思ったら、どのタイミングでどの機関に相談するのか、インターネットを見て情報を収集しながら、イメージづくりをしておくべきです。「感染者が出た」と言う時期から、もういつあなたがわたしがり患してもおかしくない状況になっています。
「り患者がでた。」から「り患したのかも知れない。」「り患した。」という時期を迎えています。
 
り患した場合、症状を軽減する・消滅させることと同時に、心のケアが必要となってきます。パニックになる前に、医療機関と十分相談することが大切です。
 

また今の状況・情報を知るために、テレビのニュースや新聞からの報道も子どもたちと一緒に見ましょう。





2 小さな成功体験、経験をほめる
 お家の方は勤務されていて、子どもたちだけで過ごすという時間が多い家庭もあることでしょう。
思春期の子どもたちから、反抗されることもあると思います。
 

でもお家の方も家族のために、危険を冒して働きに出ています。家族が心配、家族をささえていかなければならないことなど、大人のとまどいも大きいです。その抱えている悩みを子どもに相談しながら、子どもたちと本音で話をしてみるのもどうでしょう。
時には、弱さを見せてもいいですよね。



そして、働きに行っている間、お茶碗を洗ってくれていた、浴槽を洗ってくれていたなどの家庭全体のこと、また今までしたこともないのに、自分が寝た布団をたたんでいた、部屋の片づけをきちんとしていたなどできたことの子どもたち自身に関わることで、すぐに次の要求を出さずにまずは、できたことに対して心からほめてみましょう。
「ありがとう。助かった。」
「お母さんは、うれしいよ。」
ちょっとした勇気づけが子どもたちの成長につながっていきます。
その抱きしめてあげる愛情はほかの何にも変えることができないたからものとなります。

社会は厳しい時ですが、でもそんな時だからこそ、勇気づけること、ほめることが成長の足がかりにしていけるのです。
 
怒号が飛び交う家庭の存在は避けたいものです。
 

機会を見計らって、家族のルールを作り、ケント紙などに書いて貼っておくのもいいでしょう。それぞれの家族の状況から、家族みんなで考え合って、絆を深める休みにして欲しいと思います。それがこの感染症が収束しても家族の中に生き続けていくものがあるに違いありません。


「幸せの量」を増やしましょう。



3 1日のスケジュールを立てましょう~1日の見通しをもちましょう~
 子どもたちの生活が乱れないために、過ぎた月のカレンダーの裏でも1日のスケジュールを立ててみたらどうでしょう。前の夜にでも家族会議を開いて、次の日の過ごし方を発表してみたりしたらどうでしょうか。

今、学校でもこの感染症対策の一つとして、朝に運営委員会、職員会議で今日の対応とその日のスケジュールを立て、打ち合わせをします。勤務が終わる前も1日の事象の共通理解と反省をします。
 


社会もそのようになっています。
「うちの子は・・・。そんなことはできない。」
という家庭もあるでしょう。でもせめて、今日一日のイメージをつくっておくことはメリハリができた行動ができると思います。
昼夜逆転の生活リズムになることは避けなければなりません。一度その習慣ができると元に戻すのにはかなりのエネルギーが必要になってきます。そういった意味においても子どもたちの中で時間を管理する力は、今もそして、これからも必要な力となります。
 

いろいろと書きましたが、いい形で1日を過ごすことができたら、より具体的に褒めましょう。前の日などにできていなかったところで、指導したり叱ったりしたところは特に見ておいて、できていれば、無茶苦茶褒めましょう。ステップ、ステップ☆小さな1歩が大きな1歩になります。





4 遅れた学習は取り戻せる
単元が終わっていないけれど、どうしますかというような問題があります。何日間か休校日を遅らせ、その間に算数・国語を中心に急いで終わらせた学校もあります。しかし多くの学校は3月の1単元分くらいは残っています。
 

それは、学校の方で把握しています。未履修の分は、学校が再開したあと、自治体、学校ごとに、必ず対応していきます。心配することなく、感染症のための取り組みをすべきです。しかし、感染していない場合は、家庭が過ごす時間が多いです。計画的に学習する必要があります。
学校では、プリントやドリル類、また、いろんな課題が出されています。



〇家庭学習時間を決めましょう。ゴールのない学習は子どもたちにとって、見通しを持つことができません。1日、2時間、3時間などと時間を決めてはどうでしょうか。
それを1日のスケジュールの中に組み込ませて下さい。先が長いので、時間を決めて、課題を計画的に同じペースで確実にこなしていった方がいいでしょう。今回は、いつ再開するかわからない状況です。早く課題を終わらせてあとは遊ぶというよりは、まずは、4月8日の始業式まで継続的に学習できるようにして下さい。その後の学習習慣ができると思います。危機を成長に変えていきたいものです。

〇わからない問題などは、お家の方が一緒に考えてあげて下さい。その中で、できたという時には、力いっぱいに褒めてあげて下さい。また集団では、授業はしませんが、先生たちは学校にいますので、学校の近くを通る時があったりしたときは、先生方に聞いてもいいのではないかと思います。学校によって、対応は違うかも知れませんが、「教えられません。」というような先生はいないと思います。学校でのマナー・衛生エチケットはきちんと守って下さい。




5 心のケアをしていきましょう
 「不要不急の外出は控えましょう。」「遊具を触った手はきちんと洗いましょう。」「人ごみは避けましょう。」など、今は、大人だけではなく子どもたちにも大きな制約があります。成長期、動きの多い子どもたちにとって、その制約がストレスとなります。さらに積み重なっていくと、どこかでストレスが溜まっていき爆発します。
 
悩んでいるできごとをきちんと整理したり、ケアをしたりする必要があります。学校に荷物を取りに来られたお家の方に話を聞くと、
「ショッピングセンターなどに連れ行くことなどできないので、時折ドライブに行っていろんな景色を見ています。」
「公園でお父さんと走らせています。」
「日課表通りに過ごさせています。」
いい天気の日には、ちょっと家族で散歩に出かけたり、日を浴びたりすることも大切なケアです。また家族で楽しい会話も心がけたいものです。家にずっといることのストレス、話せば怒号が飛び交うなどいった回転になると、負のスパイラルです。成長を歪ませてしまいます。
 ここは、家庭の危機管理の中での親としての手腕の見せどころです。
 
子どもが何か悩みがありそうだったら、先回りして、行動を起こすのではなく、寄り添って、じっくり話を聞いてあげるというスタンスを持ってください。それだけでも8割は心が軽くなるでしょう。
 不安感が強い場合は、担任の先生に相談してみて下さい。もしくは、学校に相談して、スクールカウンセラーなどにつないでもらうといいと思います。今回休みにおける子どものことに関わることで、お家の方が悩まれている場合も同様です。


 




突然の臨時休校。先行きは不透明です。ゴールも見えません。心も押しつぶされそうになる時もあるでしょう。不安感を持つ子どもたちにとって、「大人力」「親力」が特効薬となります。
 

大人だって、どうしたらよいかわからないときもあります。大人もだれでもが強さと弱さの両面を持っています。周りの方々にも相談しながら、力まないでこの直面した問題に向かい合いましょう。
 

かけがえのない子どもたちの命を健康をそして心を守っていきましょう。
(文責 久恒)
*文章を引用する場合は連絡くださいね。

                  学校心理士  
                 (大分県学校心理士会副会長)
                  フリーランス?小学校講師(中津市立豊田小学校)
                           久恒 和孝

「嬉しい子どもたちとの再会」

2020年03月03日 | 大分県
【Official】Uru 『あなたがいることで』TBS系 日曜劇場「テセウスの船」主題歌


今、ドラマの主題歌となっているuruの「あなたがいることで」などの曲を聴きながら、学校に向かっています。


30分間のドライブの中で頭をすっきりです。
「心」さんになったつもりで、この歌を聴きながらブログを読んでいただけたらありがたいです。
 


今日、学校が終わってから、昨年まで勤務していた中学校に卒業式の祝電を持って行きました。
 


あかの教頭先生が残って仕事をしていました。
久しぶりに、しばらく懐かしく子どもたちの様子も含めながら話をすることができました。


卒業式も簡略化された中ですが、それでも実施することができます。


子どもたちにとって、中学校3年間を振り返ることができる節目の卒業式です。
 


先日は、「卒業生を送る会」も素晴らしいものになったという話を聞きました。


見た目には???考えられませんが???N尾先生の感性のすごさも感じます。
 


懐かしい校舎に久しぶりに入りました。来賓も在校生もいない卒業式になりますが、卒業生にはかけがえのない時間を過ごせることを祈っています。

 


今日は、子どもたちが荷物を取りに来ました。3日間の中で、作品などを持って帰ります。懐かしい再会です。


うれしいです。
「体調はどう?」
と聞くと、
「元気、元気。」
の声。
「家から出られないから大変だね。」
と聞くと、
「ストレスが溜まっているようですよ。」
とお家の方。
「いいや、ときどき外に出てなわとびをしているよ~~。」
はい、わかりました。




「せんせい、手紙持ってきた。読んでね。」
何よりのサプライズの贈り物です。最高の幸せです。
 


お家の方から、子どもたちの様子を聞いたり、雑談をしたり、子どもたちからいろんな話を聞いたり・・・荷物を取りに来ている時間が、いいコミュニケーションの時間となっています。
 


合間合間には、教室を片づけたりと1日を過ごしていきました。


再会の時間を持てたことが何よりかけがえのないものでした。


「monさん・あかおさんの新曲」

2020年03月02日 | 大分県


今日は春のあたたかさがありました。
 


「春は3日と晴れが続かない」と言いますが、それでもこの陽ざしはうれしいものがあります。


昨日までの雨で大地も潤っています。
草木も芽吹いてきています。
 


草刈りのシーズンも始まります。
畑の草との格闘が始まります。
そして梅や栗の収穫となります。
 



朝から職員会議が行われました。
 


今、学校でしなければならないものなどを共通理解していきました。
また学年部での会議などがあり、子どもたちにとって、休校となった1日が過ぎていきました。
 


学校では、金曜日に持って帰ることができなかった道具などを子どもたちが取りに来ている学年がありました。


4年生は、今日ドリル類が届いたので、子どもたちがお家の方と明日から取りに来ます。
まだ休みになって間がないのですが、懐かしく再会することができます。
 


その準備もしました。会計の先生が、学年の写真も用意してくれていたので、持って帰ることができるように、子どもたちの机の上に置いて行きました。
 



教室や廊下から見える外の景色は青空が広がっていて、春模様です。


感染症の恐れなど感じることができない美しさです。
美しい光景のなかで、なんとなくやりきれない思いがあります。
早く収束できることを願っています。
 


そんな中で、FBにmonさんとあかおさんの新曲「先生と呼べる日、呼ばれる日。」が発表になったことを2人が書いていました。
何度も耶馬溪にも訪れてくれ、いつも元気と勇気を与えてもらっています。



『多くの学校などで大切な卒業式が自粛、制限を設けての開催を強いられるなど、先のコロナウィルス対策により多くの卒業生や保護者、そして先生方が心を痛めていると思います。
monさんの新曲のなかに卒業をテーマとした「先生と呼べる日、呼ばれる日。」があります。



今こんな時だからこそ伝えたい歌がある。
 

少しでも多くの方に聴いてもらえたら幸いです。



濃密な時間を共にした、先生と子どもたちが、許し合い認め合って、
そして、巣立ってゆく大切な時。
それが、卒業。
その、一歩手前の、学校生活という想い出を、大切に、大切に、
ラッピングする時間が、今年は、突然、なくなってしまった。

我が子と、我が子の恩師と、これまでの活動で出逢ってきた、子どもたちや先生方…そんな…この春卒業を迎えるみなさんを想うと、
込みあげてくるものを感じずにはいられない・・・。



かといって、なにができるわけでもありません。
ただひとつ、僕たちには、歌しかない。歌がある。この活動を続ける中で、産み出せた歌があります。
「先生と呼べる日、呼ばれる日。」
という曲です。
1番は、子どもたちから先生へ。2番は、先生から子どもたちへ。そんな目線で作りました。』

 

ぜひ、YouTubeで聴いてみて下さい。
 


今だから、聴いてみたい歌です。