露地ミカンの花の香に癒やされる時季も終わり、
普段忙しさに流されてやりためている仕事をコツコツとこなし始めた。
個人的にはもう少し1日が長いといいのに、と思うほど時計の針の進みは早い。
すべての人間に平等にある「時間」をこの短い空白の中で
心と体のリハビリをしながら消化していく。
俗に言う「余裕」と言うものだと解釈しているが、
なぜかこの短い空白時間に新たな発見や気づきに出会ってしまう。
それは他人から見れば、たわいないものかもしれないけれど、
儂人として生きていく上では結構大まじめなこととなる。
結局、短い空白時間は油を注がれてエネルギーと化す。
中国語で加油という言葉があるのもうなずける。
今年はいつもと違った場所からも、テントウムシの捕獲大作戦をした。
そのため温室内にはナミテントウが多い。
通常、カラスノエンドウにはナナホシテントウがいると思いこんでいたのだが、
その違った場所ではナミテントウがいたということだろう。
予測ではあるが、両者はカラスノエンドウに多く混在していないという結論に。
これは単年度のことなのかは、また来年の課題になる。
前々回にも斑型のナミテントウをアップさせてもらったが、
今回は2紋型のナミテントウでしかも人面タイプ。
ナミテントウの模様の多彩さは本当におもしろい。
なんとなく人の顔に見えるでしょ!