数年ほど前にお世話になった農業共済新聞の記者の方の推薦で、
その新聞の1面に持ち回りで連載されている「ズバリ直言」というコラムを
担当することになってしまった。
学生時代のゼミの先輩がその新聞社にいるため、何かのご縁だと思って受けさせてもらった。
執筆者一覧を見ると農家なのは私一人、読者に農家の親父のつぶやきは人気がないということだろうか。
このブログのように意味不明の言い回しになって伝えられるかどうか妙に心配でもある。
目的とターゲットが少し?なので、担当者の方にそう伝えたら、どうもご自由にということらしい。
1面なのにあまり目を奪われない小難しいものなのかと・・・。
担当者の方に字数オーバーを校正をしてもらい、締め切りにセーフ!
果たして何人の方が理解してくれるか、深遠な哲学などない私には少し気に懸かる。
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今までは「肥料屋は情報で勝負。栽培はプロの農家には勝てない。」と言うのがうちのモットーでした。
しかし、それではやはり外部からという範囲を抜け出せない。
この栽培も資材の試験園程度のことではダメで、真剣にみかんで儲けるということでないと中途半端になり何も得るものがないと考えています。
それでも肥料が売れるなら何も問題ないのですが、最近はそれでは売れない時代になっているように感じます。
もしかすると、みかんのほうが本業の肥料屋をいずれは抜くのではないかと思うくらいです。
農家も肥料やさんというか商売屋さんをやるのもいいことだと思います。
ようはお互いの労働を語れる関係になること。
生産者と消費者の関係もそうあるべきです。
これを「労働の平衡」と私は呼んでいます。
頭脳労働と肉体労働を足して、そして吟味して、労働価値を決める時代になれば、
農業もおもしろいのではないでしょうか。
こんなこといってるのは私ぐらいですが・・・。