このところの天候の山谷がなくなったおかげで、
なんとか早生みかんの収穫を終えることができた。
出荷は二十日過ぎまで続くことになりそう。
何年かぶりにお正月用のみかんを、早生みかんでお送りできることになる。
温室みかんの加温は一気に花芽が分化したため、
連続で温室を加温するはめに。
体にむち打ち、残り一棟となった。
調子よく花が咲いてくれるとこを祈ろう。
無農薬レモンと無農薬レモネーディアは少しずつ着色が始まり、
寒さに耐えるために必死で糖分をため込む。
例年より遅れているが、成長を見守るのは毎年のルーティーン。
これから青島と寿太郎みかんの収穫も本格化。
待ったなしの令和元年の師走である。
今シーズンは35年目のみかん作りである。
思い返せば紆余曲折がありここまでやって来たと思う。
立ちはだかる壁や川を迂回せずに、
時間はかかっても踏破して来たことが、今の自分をぶれないようにしてくれている。
そしていつも思うのが原点回帰。
迷ったときや困ったときは原点に戻り、そして本質とはなにかを考えるようする。
多くの人たちと出会い、そして別れも経験してきた中で、
原点回帰をいつも心に持ち合わせている人とは
外観の脱皮はしていながら一貫性があり深い位置で繋がることができる。
けして人に左右されず、どんなことがあっても自分の中で咀嚼し本質から流されない。
まだまだ3月までは気の抜けない仕事が続く。
そして生業の道もまだまだ続く。
就農1年目の、みかんの根と土の匂いを忘れないように、
険しい場面を乗り越えていきたい!
今シーズン一番小さなみかん
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