順調さの怖さと好きな映画３選

少しご無沙汰してしまったブログです。
照りつける太陽に水やりが日課となりそうになってきた。
今のところ無農薬レモンと無農薬レモネーディアは順調に生育している。
とはいえ何があるかわからないご時世、物事をはっきり出来ないここ数年。
お客様にはご迷惑をおかけしてしまっているが、
これも自然の成り行きと許していただきたい。
昨年、たくさん収穫できた無農薬ライムと無農薬ベルガモットは、
完全に裏にはまってしまったという結果に。
来年への課題の解き方は、すでに引き出しの中から答えを見つけてある。
それを時空を泳ぎながら待つという苦しい息継ぎ。
目の前のタスクをこなしながら、時には趣味に現をぬかしやり過ごして行こう。

少し前であるが、初恋レモンプロジェクトのメンバーに、
好きな映画を３つあげて、その理由を説明せよというお題が与えられた。
各自いろいろな視点から、影響を受けたり、心に刻まれたり、
その後の人生の転機になったりと様々な意見が世代を超えて勉強になった。
私のあげたのは、①１９９４年のイアタリア映画のイルポスティーノ。
②２００８年のイギリス、ドイツ、アメリカ共作のマンマミーア。
③１９５５年のアメリカ映画の慕情。
もちろんそのほかにもいっぱい好きな映画はあるのだけれど、
自分の現在の立ち位置とリンクしている部分があることを条件に選ばせてもらった。
イルポスティーノはレモンの詩を書いたパブロ・ネルーダ、
そしてマリオが島の良さに気付くところ。
マンマミーアはレモンのシーンが出てくるのと、レモンふんだんの映画「愛さへあれば」と、
ヴェローナを舞台にした映画「ジュリエットからの手紙」と
スタッフやキャストがかぶっているところ。
慕情は幸福を呼ぶとされるチョウチョのシーンが４回出てくるのと、
甲虫を使った占いのシーンがあるところ。
もちろんどの映画も俳優さんたちの魅力があってのこと。
他のメンバーとかぶらなくて良かった！と胸をなで下ろしました。

河合果樹園