あれこれと仕事を追いかけていたら2月も半ば。
すべての品種の作業が交錯する緊張感を楽しむ時季である。
加えて事務作業は夜の日課と化し、
ストーブの薬缶の音を応援歌として泣きながらテンキーを押す。
昨日からマザー・ヴィクトリアはネットショップと
フードオアシスあつみさんで販売を開始した。
生食用としては当初考えられていなかった品種だが、
βークリプトキサンチン、ノビレチン、シネフリンと機能性生分豊富で、
なおかつ現代人にマッチした美味しいところが特徴だ。
また加工をする品種としても優れている。
まだまだ成り込み方は、生産者としてはベストな状態ではないけれど、
年々良い状態に進化していることは楽しみである。
長期販売にも適しているのは、小売りの段階でも重宝される。
さて皆さんの反応は?
これもまた楽しみと苦しみの混在した農業経営者のたしなみである。
2月7日の東日新聞に「未来の夢を語るⅡ」という中で、
記事を書かせてもらいました。
理解しづらい部分もあると思っていたのだが、
内容については多くの方から反響をいただいた。
深く考察してもらってほっとした部分と、
考察からどう行動に移して具現化するところまでは、
0を1にしたことが少なかれあるメンバーが必要だ。
今までの経験だと、「勉強になります。」と言っているだけの人が、
将来その中枢を担い、大勢を引っ張っていけるのか?疑問が残る。
東三河の広域資本主義、つまりあらゆるものの地域内循環がどうなるか。
手探りは続くが、続いているだけでは絵に描いた餅になりかねない。
河合果樹園
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