SPY×FAMILY15

15冊目かー。

表紙はマーサ。カバー下、かわいい。

ヘンリーとマーサの戦争話、完結。

現実とシンクロしてきたので、なんとも。

デズモンド夫人の謎より、デズモンド本人が怪しすぎ。

全然関係なさそうな話にも、ちょっと片鱗のエッセンスが入って、

物語がちょっとずつ進んでるような気がする。

デミアンの執事がジーヴスなの、リスペクト？

界変の魔法使い1

「結界師」の人の最新刊。

1冊丸ごと伏線まみれ。

緑の魔法使い世無（ゼム）が保護した謎の少年。

記憶をなくした少年は、自分が「王子」であること、
何か色々なくしていることを断片的に思い出す。

シリアスなストーリーなのに、

少年が、一筋縄ではいかず、とてもマイペースで、

早々に世無、切れかけてギャグ調になってるし、

大人しくしておらずに逃げ出して城を破壊？するし、

そうかと思えば記憶を一部取り戻して泣き出したり、

王子すぎて？熱いものも辛いものも食べたことないし、

掃除すらしたことないから毎日新鮮！て感じで

表情がコロコロ変わるのが見てて微笑ましい。

読者は彼とともにこの世界を知ることになる。

すっかり作者のペースに呑まれてる感じで面白い。

この先どうなるのやら。

竜送りのイサギ４

だんだん世界が広がる（後出しで明らかになる）4冊目。
竜、怖いわ。
この意味不明な感じの存在ぶりが面白い。
双子ちゃんが意外と大人。

主人公たちのサイドの人たちは覚えられるんだけど、

チエナミと相対する二人とか、イサギと対峙する兄さんとか、
いまいちパッとしないなあ。そのうち深掘りされるのか。
そして、竜化してくる、ツバキがかっこいいのに、

乗ってるささみちゃんが話の腰を揉んでくる。。。

チエナミのお兄ちゃんキヨナミの力技もステキだ。

あかね噺15

朱音の落語修行はひと段落して、

次は、父の破門の謎に迫る。

先代志ぐまの残した芸とは。

そして師匠が倒れて朱音の後見人になったのは。

阿良川一族の眉とか目尻の不思議な紋様はなんなんだろうなあ。

まあ、それで若い頃の姿が見分けつくんだけど
顔が全部似過ぎているきらいはあるな。。。
しかしうらら師匠の年齢って、確かに。

でーじミーツガール／ILLUSTRATION MAKING & VISUAL BOOK丸紅茜

なんかふと見た広告の絵が気になったのと、

前に読んだ「空のあらゆる鳥を」の装画の人と知って、

ちょっくらググったら、すでに廃業？した人だった。

色合いがキレイだ。

好きな作家にスカイエマがいたから、その感じもある。

細かいけど、線が太いので、イラスト向き。

漫画の方は、沖縄らしくて面白かったけど、

描線がだんだん雑になっていくのと、

せっかく風景とかカラーイラストは上手いのに、
ラストの海があんまりだったのが残念だったなあ。
沖縄方言にルビが振ってあるのが親切設計。
沖縄訛り、なんか脳内で訛って再生されるようになってきた。