河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

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2011-01-30 08:51:27 | 映画
109シネマズ明和。
早口でしゃべりまくる映画。
実在のまだ若造がモデルだから、
主人公への評価というような描写は何もなく、
出来事だけが描かれるところが面白い。
何考えてんのか、真意はとかまるで分からん。
パソコンオタクのハーバード大学の学生マーク。
友だちから訴えられる羽目になったのはなぜか。
友だちもともといないのに。
なんにせよ、友だちは大事。
社会性ですよってことで。
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とりぱん10

2011-01-24 20:25:05 | 読書(マンガ)
10巻にもなっちゃって、もうやめようと思ったけど、
結局買って読んでしまった。好きなんだけどね。
ワイルドライフなネタが。
しかし長いのがどうにも・・・次は考える。
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冬の小鳥

2011-01-23 22:37:34 | 映画
久々、進富座。
韓国映画だ。
ある日、お泊まりに行くと言って、
よそ行きの服や靴を買ってもらい、
父と出かけた先は、修道院の付属の孤児院。
父は、ジニを置いて去ってしまった。
少女の悲しみが、丁寧に描かれる。
弱った小鳥も、やっと見つけた友だちも、
去ってしまう日が来るのだ。

しかし孤児院のイメージって、
「さすらいの孤児ラスムス」とまったく変わってないなあ。
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水域

2011-01-23 22:26:23 | 読書(マンガ)
蟲師の人の、最新刊。上下巻。
面白かったよ。
地味だけど。
中3の千波。
雨不足の夏休みに、意識を失った。
その間に見た夢。
どこかで見たことのあるような家と風景。
そして、少年とその父だけが暮らしている。
タイトルの意味は、最後まで読んだら分かる。
とごる(って方言なんか!)ていうかなんていうか。
底の方に沈んでいる、でも透明な「水域」。
曽祖父母から祖父母、父母、そして「私」への道。
つながっているんだという証拠。
祖母や母も、子どもの頃があって、大人になっている。
当たり前なんだけど、なかなか今時、分かってないやつも多そう。
龍神様あたりはかなり蟲師っぽい設定。
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土曜日

2011-01-19 22:13:24 | 読書(小説)
イアン・マキューアン、新潮クレストブックス。
1ヶ月以上かかってしまった。
脳外科医ペロウンの、長い一日を描く。
何事も起きないようで、後半いろいろ起きる。
詳細が、いちいちリアルに語られ、
脳のオペの様子も、かなり専門的に調べてある。
娘と交わす議論も、アフター9・11的で新鮮。
今に満足しまくってるイギリス人なのが共感を呼ばないだろうが、
彼の人生の1ページを読むことに不快感はない。
彼が考えること、惚けてしまった母や、愛する妻、息子と娘、
同僚や患者、周りで生きているたくさんの人たち一人ひとりが
生きている人間として描かれているところに好感が持てる。

母親を施設に入れるに当たって、家や荷物を処分した彼が、
たくさん所有していると思っているものすべては借り物だ、
と感じる当たりがとても興味深い。
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